赤ちゃんがお昼寝をすると、いそがしいお母さんは一息つけるので、思わず「ホッ」としますね。
それなのに、30分くらい経つとぐずぐず言って起きてしまい「ガックリ」ということはありませんか?
これは「お昼寝30分の壁」といわれていて、どの赤ちゃんにもよくあることなんです。
ここでは、なぜすぐ起きてしまうかの原因とお昼寝を長くする方法を解説します。
「お昼寝30分の壁」をやぶる対策を知って、少しでも長くお昼寝してもらいましょう!
この記事のポイント
- お昼寝30分の壁の原因は、入眠してから30分後に浅い睡眠サイクルになるため
- お昼寝30分の壁は、いつまで続くかは個人差によるが1歳近くになれば激減する
- 30分で起きないように、お昼寝の場所、時間帯、環境をしっかり整えよう
- おくるみでくるむ、手足を握るなどで寝かせるスゴ技もあり
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Contents
赤ちゃんのお昼寝が30分の壁を越えられない!!すぐに起きる原因は?
睡眠は、浅い眠りである「レム睡眠」と深い眠りである「ノンレム睡眠」が一定の周期をもってくり返すというメカニズムになっています。
赤ちゃんがお昼寝をしても30分で起きてしまう原因は、寝始めてから30分後に、浅い眠り「レム睡眠」状態になりやすいことにあります。
さらに、赤ちゃんは、音・光の刺激や環境の変化にとても敏感です。
だから、レム睡眠の時に、騒音や光などの外的刺激や、環境などからくる心理的不安があると、赤ちゃんはすぐに目覚めてしまいます。
いそがしいお母さんとしては、困りものですよね。
赤ちゃんがお昼寝から30分で起きるのはいつまで続く?
お昼寝の回数や時間、寝つきなどは個人差がとても大きいです。
例えば、生後の数日、一日20時間も寝る赤ちゃんもいれば、8時間しか寝ない赤ちゃんもいます。
お昼寝のパターンも赤ちゃんによって様々です。
そのため、30分で起きてしまうお昼寝がいつまで続くかは一概に言うことはできません。
でも、1歳になると、ほとんどの子どもは、浅い眠りのレム睡眠が少なくなり「お昼寝30分の壁」は自然になくなっていきます。
それまでは、思うように寝てくれないことが続くかもしれません。
しかし、そのような時も、子育ての長い間の一年ととらえて仕方がないと考えてみるのも手です。
少し気が楽になるかもしれません。
こちらの記事で詳しく解説していますのでぜひご覧ください。
赤ちゃんがお昼寝から30分で起きる対策!!長くする方法は場所、時間帯、環境がポイント
でもがっかりしないでください!
お昼寝が30分を超えて、落ち着いて長く寝てもらう対策はたくさんあります。
主なものは、寝る場所、時間帯、環境を整えることです。
赤ちゃんが長くお昼寝をしてくれるような条件や工夫を知っておくことで、ずいぶん楽になりますよ!
寝る場所
寝る場所が、日によってバラバラではありませんか?
昨日は居間で、今日はベッドルームでなどのように、寝る環境が変わると赤ちゃんは心理的に落ち着きません。
いつも寝る所を決めておけば、赤ちゃんは安心して寝ることができます。
また、寝る場所は、眠気を誘うところになっていますか?
赤ちゃんは、音や光にとても敏感です。
できるだけ部屋を暗くし、お昼寝モードにしましょう。
さらに騒音をなくすなどで眠気を妨げるものを取りのぞいてください。
他にも、宅配便のお届けは、お昼寝の時間をさけて予約するなど工夫し、インターホンで赤ちゃんを起こしてしまうことがないようにしましょう。
寝る時間帯
お昼寝の時間はいつも同じ時間帯にしていますか?
できるだけ同じ時間帯にお昼寝させてあげてることで、体内リズムが整い寝つきがよくなります。
同じ時間帯に昼寝をさせるには、まず、朝、同じ時間に起こし、夜も同じ時間に寝かせ、授乳や離乳食も同じ時間にします。
そのように、一日の全体の生活スケジュールを決めることで、お昼寝の時間が自然に決まってきます。
また、午前中の活動量を多くし、朝日をたくさん浴びることで、お昼寝が深く良質の睡眠になります。
午前中には、公園などに行き、外の空気をすったり、光を浴びたりすることを日課にしましょう。
お母さんもいっしょにリラックスし、赤ちゃんとの時間を楽しめたら最高ですね。
赤ちゃんに、気持ちの良い刺激を与えることで、お昼寝30分の壁をなくしましょう。
寝る環境
大人と同じように、赤ちゃんも、部屋の温度や湿度が眠りの質と量に影響します。
温度や湿度は、基本的には、大人が快適に過ごせる室温で問題ありません。
暖房やエアコンの温度の目安は、冬場で大体20~23℃、夏場で26~28℃です。
また、湿度は40~60%くらいです。
ただ、赤ちゃんの寝ている床に近い場所では、エアコン・暖房機の示す温度と違う時があります。
そのような場合のために温度計を赤ちゃんのそばに置いておけば完璧です。
それから、部屋の換気もこまめにしてあげてくださいね。
赤ちゃんの成長や発達にも大きく関わる睡眠なので気を配ってあげましょう。
また、おくるみでくるんで寝かしつけ、そのままベッドに寝かすという手もあります。
おくるみのような、やわらかなものできつくくるまれることで、赤ちゃんは安心感を感じます。
さらに、起きそうになる直前に、先回りして起きないようにさせるスゴ技もありますよ。
寝た後、30分近くになって起きそうな気配のとき、
・背中をトントンやさしくたたく
・手足を軽く握る、さする、頭をなでる
・お母さんが横で寝る
などの方法で、お昼寝を続行させましょう。
冒頭でもご紹介したこちらのねくるみは、口コミでも分かるように寝かしつけを助けてくれる睡眠用のおくるみです。
こういったアイテムをうまく利用して、赤ちゃんもお母さんも睡眠時間を確保できるといいですね!
まとめ
- 赤ちゃんがお昼寝30分で起きやすいのは、入眠してから30分後に浅い睡眠になるから
- お昼寝30分の壁がいつまで続くかは、個人差によるが1歳近くになってくれば激減する
- 30分で起きさせないように、お昼寝の場所はいつも同じ所にして、寝る時間帯を同じにし、さらに、眠気を誘う環境を整えるなど工夫しよう
- おくるみでくるむ、起きそうになったら手足をにぎるなどで安心して寝続けさせるなどの工夫も試してみよう
昼寝の30分の壁は、赤ちゃんにとっても、お母さんにとっても、少しでもいいからなくなってほしいものです。
気持ちよくぐっすり寝続けてもらうために、色々な方法を試行錯誤して赤ちゃんに合ったものを見つけてみてくださいね。
でも、安定した昼寝を取らせる最高の方法は、一定の生活リズムをくずさないようにして赤ちゃんの体内時計を育てること。
そして、午前中に朝日を浴びる、外に出て良い刺激を与えることだと思います。
少しでもお昼寝が長く続き、赤ちゃんにとってもお母さんにとっても、気分のいい日が増えるといいですね。
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