フレンチトーストって美味しいですよね!
お店で食べるのも美味しいですが、材料も少なく簡単なので家で作る人も多いのではないでしょうか?
この記事ではフレンチトーストの安全でおいしい作り方についてまとめてみました。
- フレンチトーストを作るときは常温保存では一晩卵液に浸けるのは厳禁。冷蔵保存でも3日以内。
- フレンチトーストのおいしい食べ方は4枚切りを5~12時間卵液に浸けること。
- 人気のフレンチトーストのレシピでは24時間も卵液に浸けている。
ぜひ正しい作り方をマスターして、おうちでも安全に美味しいフレンチトーストを楽しんでくださいね。
Contents
フレンチトーストを一晩漬けるのは危険!?正しい作り方なら大丈夫
フレンチトーストは材料も手順も簡単なのですが、唯一と言っていいデメリットがパンを卵液に漬けておく時間です。
短い時間だとパンの中まで卵液が染み込まずおいしいフレンチトーストが作れません。
一方で、長時間漬けすぎてしまってパンがぐしょぐしょになってしまうことも。
すぐに食べたいのに何時間も漬けておかないといけない。
「前日に浸したものを一晩置いておき、翌日焼く。」
こんな作り方してませんか?
私もフレンチトーストを作る時よくやっていました。その方が時間効率もいいですし、パンによく染み込んで美味しそうですよね!
ただ、これ場合によって実は、危険な作り方かもしれないです。
理由は、衛生面です。
結論から言うと、以下の2点をしっかり守っていれば一晩漬けても問題ありません。
- 卵液を浸したパンは冷蔵庫で保存する。
- 清潔な入れ物を使う。
- 焼くときは中までしっかり火を通す。
一方でやめた方がいいのが、常温保存。
卵は割ってしまうと菌が繁殖しやすく、賞味期限は24時間以内と言われています。
特に夏の常温保存は絶対に避けるようにしましょう。
そして、冷蔵保存でも3日以上寝かせていた場合は、食べるのを避けた方が良いです。
浸しすぎにより、卵にあるサルモネラ菌が繁殖してしまう可能性もあります。
菌の繁殖なんて想像しただけで食欲がなくなってしまいますよね。
安全でおいしく食べられる時間ってなん時間なんだろう?
フレンチトーストを漬ける時間は何時間が最適?短縮する方法
フレンチトーストはもともと、固くなってしまったパンを柔らかくして食べるための料理です。
何時間が適切なのか食パンの厚さやその好みによって分かれてきますが、大体5~12時間がおいしく食べられる最適な時間です。
一晩浸けておけばおいしいフレンチトーストが出来上がります。
もっと短い時間で食べたい!漬けている時間が待てない。
楽しみに待つのもいいですが、浸ける時間が待てない!今すぐ食べたい!と言う方へ、電子レンジを使用して短い時間で作る方法も紹介します。
この方法なら一晩浸けなければならないのを1分に短縮することができます。
- 食パンをフォークで数ヶ所を刺し、4等分に切ります。
- 耐熱ボウルに卵液をいれ、パンを浸します。
- ラップをかけずに500Wの電子レンジで30秒程加熱します。
- 一度取り出して食パンを裏返し、再度ラップをかけずに500Wの電子レンジで30秒程加熱します。
- フライパンでパンを焼いたら出来上がり。
これなら食べたいときにすぐに食べられる♪
漬けすぎてパンがぐしょぐしょになってしまった!
私もよくやってしまうのですが、翌朝調理しようと思って、仕込んで置いたフレンチトーストを朝忙しくて調理できないことってありませんか?
それ以外にも、仕込んでいたこと自体忘れていて、冷蔵庫を開けてびっくり、漬けすぎてパンがぐしょぐしょになってしまったなんてこと。
これ、食べられるかな?と心配になるかもしれません。
おいしく食べられる方法ないかな。
そんな時は、焼き時間を長めに設定しましょう。
しっかりと時間を守って作ったフレンチトーストよりも美味しさは劣りますが、問題なくフレンチトーストとして食べられるようになります。
フレンチトーストのふわトロを超えて、トロトロ状態が好きと言う人はこの方が美味しいと思うかもしれません。
ただ、タッパーから取り出そうとすると分裂してしまうほど、浸けてしまった場合、フレンチトーストは諦めた方がいいかもしれません。
このような場合に捨てるのはもったいないという方は、スープに入れて食べると美味しく食べられます。
オススメはオニオンスープです。パンがスープに染み込んで、卵と牛乳のコクとマッチして美味しく食べられます。
フレンチトーストのパンは4枚切り、6枚切り、フランスパンどれがおすすめ?
おいしく食べるならパンは厚切りのほうがいいです。
4枚切りを使用したほうが、たくさんの卵液がパンに染み込み、ふわふわプルプル触感のフレンチトーストを作ることができます。
自分で切る場合は、厚さ3㎝位に切るといいです。
少し薄めの6枚切りにすると卵液を染み込ませる時間を短縮できるため時短にはなりますが、4枚切りと比較するとふわプル触感は劣ってきます。
フランスパンを使ったフレンチトーストもおすすめ!
フランスパンをバゲットで買って、余ってしまうことはありませんか?
カチカチになってしまったフランスパンもフレンチトーストならおいしく食べることができます。
食パンと比較してフランスパンのほうが、乾燥しており空洞も多いためたくさんの卵液が浸透します。
そのためより濃厚なフレンチトーストを作ることができます。
フランスパンのフレンチトーストってカフェみたいでおしゃれ♪
フランスパン以外にも、クロワッサンやデニッシュなどを使ったフレンチトーストのレシピもありました。
いろいろなパンの厚さや種類を試して自分好みのフレンチトーストを見つけるのも楽しいかもしれません。
フレンチトーストの人気レシピは一晩浸けている!!
「世界一おいしい」とブッシュ大統領が絶賛したフレンチトーストがあります。
ホテルオークラ東京の「オークラ特製フレンチトースト」です。
材料はシンプルですが特徴が24時間卵液に浸けていることです。
「オークラ特製フレンチトースト」のレシピ
材料(4人前)
- 食パン4枚切り 4枚
- 卵 6個
- 牛乳 370cc
- 砂糖 62g
- バニラエッセンス 少々
- バター 少々
- サラダ油 少々
手順
- 食パンに耳がある場合は切っておきます。
- 卵、牛乳、砂糖、バニラエッセンスをよく混ぜ合わせます。
- 混ぜ合わせて卵液の中にパンを片面12時間ずつ浸します。
- 熱しすぎていないフライパンにバターとサラダ油をひきます。
- 弱火で両面15分ずつ蓋をして焼きます。
まとめ
フレンチトーストを安全においしく食べる方法についてまとめてみました。
- 卵液に浸したパンを常温で保存するのは衛星面で危険。
- 食パンは4枚切りで5~12時間卵液に浸けるのがおいしい食べ方。
- 人気の「オークラ特製フレンチトースト」は24時間卵液にじっくり浸けている。
ぜひ作ってみてくださいね!