シードルはリンゴから作られているお酒で、アルコール飲料の中でも飲みやすく人気のお酒ですよね。
しかしシードルについて調べてみると、体に悪いのではないかと心配する声もありました。
結論からお伝えすると、カロリーが高いことや、リンゴによる酸性度が消化不良を起こす可能性があるために、そのように思う人がいるようです。
摂りすぎなければ心配することはなく、ポリフェノール、ビタミン、ミネラル、食物繊維の豊富な飲み物ということがわかりました。
この記事では
シードルが体に悪いといわれる理由
シードルを飲むメリット、デメリット
シードルの購入方法
シードルをアレンジするおすすめの飲み方
以上について調査してまとめました。
ぜひ参考にして楽しんでくださいね。
Contents
シードルが体に悪いといわれる理由
シードルとはこんな飲み物
まず、シードルがどのような飲み物か確認しましょう。
シードルは主にリンゴの発酵した果汁から作られるアルコール飲料です。
リンゴの発酵果汁から作られ、ときには炭酸ガスを加えてスパークリングにされます。スパークリングのほうが馴染みが深いかもしれませんね。
アルコール度数は、伝統的な英国のシードルでは1.2%から8.5%以上、大陸のシードルでは3.5%から12%です。
英国の法律では、シードルは少なくとも35%のリンゴジュース(新鮮または濃縮)を含まなければならないことになっています。
そしてフランスでは、シードルはリンゴだけから作られなければなりません。
その見た目は、沈殿物が含まれる曇りから完全に透明まで、色はほとんど無色から琥珀色、茶色まで変化します。
沈殿物が含まれている状態のシードルが体に悪そうと思われる方もいるようですが、そのまま飲んで問題ありません。
これらの透明度と色の変化は、主に押し出しと発酵の間のろ過によるものだからです。
シードルが体に悪いといわれる5つの理由
シードルが体に悪いといわれる理由は主に以下のとおりです。
- カロリーが高い
- 砂糖の含有量が多い
- 酸性度が消化不良を起こす可能性がある
- 虫歯の原因になる
- 二日酔いのリスクがある
カロリーが高い:シードルは一般的に低カロリーとは考えられていません。したがって、過度な摂取は体重増加の原因となる可能性があります。
砂糖の含有量が多い:シードルはしばしば高い砂糖含有量を持っています。これは血糖値の急上昇を引き起こし、長期的には2型糖尿病のリスクを高める可能性があります。
酸性度:シードルの酸性度は胃の不調や消化不良を引き起こす可能性があります。
虫歯の原因:シードルの砂糖と酸性度は虫歯の原因となる可能性があります。
二日酔いのリスク:アルコール飲料であるため、適量を超えて摂取すると二日酔いのリスクがあります。
シードルは体に悪い!?飲むメリットとデメリット
シードルが体に悪いといわれる理由はわかりましたが、シードルはリンゴの成分がたっぷり入っているので、体に悪いだけの飲み物ではありません。
シードルは適度に摂取すると健康に良い面もありますが、摂取量が多すぎると健康に悪影響を及ぼす可能性もあります。
メリットとデメリットを見ていきましょう。
シードルを飲むメリット
ポリフェノールが豊富:これらは抗酸化作用を持つ化合物で、体の炎症を防ぎ、感染症から体を守ると考えられています。
ビタミン、ミネラル、食物繊維が豊富:これらは全体的な健康を改善し、免疫系を強化するのに役立ちます。
ストレス軽減:リラクゼーションの感覚を提供することで、気分に良い影響を与えることがあります。
ポリフェノール、ビタミン、ミネラル、食物繊維など、体に良い成分がたっぷり含まれています♪
ストレス軽減にもなるので、適度に楽しむにはとてもおすすめのお酒です。
シードルを飲むデメリット
カロリーが高い:一般的に低カロリーとは考えられていません。
砂糖の含有量が多い:酸性のシードルは胃の不調や消化不良を引き起こす可能性があります。
虫歯の原因:砂糖と酸性度は虫歯の原因となる可能性があります。
二日酔いのリスク:二日酔いのリスクがあります。
こういったリスクもあるので、適度な摂取とバランスの良い飲食が重要ですね。アルコール摂取に関しては常に責任感を持って行うようにしましょう。
シードルの購入方法
シードルは人気が高く、さまざまな場所で購入することができます。
コンビニやスーパー、酒屋さんなどで気軽に購入できますよ♪
Amazonや楽天などのネットショッピングを利用すると、重い飲み物でも玄関先まで届けてくれるので便利です!!
ここでは、Amazonや楽天で口コミ評価の高いいくつかの商品をご紹介します。
【リンゴそのもののみずみずしい味わいでフルーティ】ニッカ シードル・スイート
スパークリングワイン やや甘口
内容量:720ml
原産国:日本
リンゴまるかじりのみずみずしさを楽しむことができる糖分・香料・着色料を一切加えないリンゴ100%のスパークリングワイン。
シードル ヴァル・ド・ランス クリュ・ブルトン オーガニック
中辛口
内容量:720ml
原産国:フランス
フランス・ブルターニュのリンゴを100%使用し、一番搾り果汁を自然発酵。
砂糖や添加物は一切加えられていない。パリ農作物コンクール金賞などフランスでの評価も高い。
ポミヨン 【ノンアルコールスパークリング】
アルコール度数 0.0% 白泡 やや甘口
内容量:750ml
原産国:フランス
砂糖、甘味料、保存料不使用の、ノンアルコールスパークリングです。タヒチ産のバニラビーンズがほのかに香り、スウィーツと好相性。
シードルはまずい!?おすすめの飲み方
シードルはまずい、という口コミも見かけたので、アレンジについて調べてみました。
シードルはそのまま飲むだけではなく、さまざまな方法で楽しむことができます。
いくつかの例をご紹介します。
スウェーデンスプリッツ
材料:ジン1.5オンス、タイムシロップ0.5オンス、レモンジュース0.25オンス、グレープフルーツジュース0.75オンス、シードル
方法:ワイングラスに氷を入れて材料を加え、シードルでトップアップします。レモンのツイストとタイムの枝でガーニッシュします。
レコーダーカップ
材料:ピムス1オンス、レモンジュース0.5オンス、ブラックベリー2個、イチゴ1個、ミントの葉3枚、ワイルドベリーシードル
方法:全ての材料をシェーカーに入れてシェイクし、そのままグラスに注ぎます。ワイルドベリーシードルでトップアップし、ミントの枝でガーニッシュします。
サイダーオールドファッションド
材料:氷1/2カップ、アップルサイダー2/3カップ、ウィスキー2オンス、アンゴスチュラビターズ2滴、ガーニッシュ用のリンゴのスライスとシナモンスティック
方法:全ての材料をグラスに入れて混ぜ合わせます。リンゴのスライスとシナモンスティックでガーニッシュします。
自分の好みに合わせて調整することも可能です。これらのレシピを参考に、ぜひさまざまな方法で楽しんでくださいね。
まとめ
- シードルが体に悪いといわれる理由は、カロリーが高いこと、アルコールの摂りすぎに注意しなければならないことなど
- シードルはポリフェノールやビタミンなど体に良い成分も豊富に含まれている
- シードルはアレンジしてさまざまな飲み方で楽しむこともできる
シードルはアルコール飲料としてはカロリーが高いので、糖質を摂りすぎないように注意が必要ですね。
また、ジュースのように飲みやすいと感じる方もいますが、アルコール飲料なので自分の体に合った適量で楽しみましょう。