あなたはニュースキンという会社を1度は聞いたことがあるのではないでしょうか?
ニュースキンは、既存の会員が新しく商品を買う事で収益が発生するマルチ商法と言えます。
ここ最近インターネットビジネスが流行する中で、マルチ商法の噂や話しを聞きますよね。
しかし、マルチ商法は辞めておいた方がよいというイメージがあります。
今回は、ニュースキン信者がどのようにヤバいのか、どんな末路が待っているのかを紹介していきたいと思います。
Contents
ニュースキン信者の末路

それではまず、ニュースキン信者がどの様になってしまうか末路について紹介していきたいと思います。
人間関係が破綻してしまう
マルチ商法で真っ先に思い浮かぶのは人間関係が壊れてしまう事ではないでしょうか?
やはり人間関係の破綻は起きてしまいます。
ニュースキンは既存の会員が新しく商品を買う事で収益が発生するとお伝えしました。
そのため、友達などに商品を紹介してしまうと「お金目当て」で友達を見ていると思われてしまうので、友達関係も壊れてしまう可能性があります。
ニュースキンのビジネス会員に誘っても「お金目当てで誘っている」と思われ、友達が離れてしまう可能性が高いです。
家庭崩壊をしてしまう
ニュースキンを始めると、自己成長のためという目的で、セミナーの参加を促されます。
「セミナーに参加しないと稼げないよ」といわれて参加してしまう方が多いですが、平日の夜や土日が両方潰れてしまう日もあり、家族との時間が極端に減ってしまいます。
家族の同意のもと活動を行っていかないと、それぞれが不満になってしまい最悪の場合離婚や別居になってしまうケースがあります。
とくにお子さんがいる家庭だと、子供や家庭の時間が減り、配偶者の不満が溜まって爆発してしまいそうですよね。
お金が無くなってしまう
ビジネス会員になってしまうと、「紹介する人が商品を持ってないと売れない」といわれて最初に20万〜30万円分の商品を買うことになります。
「これは初期費用で、飲食店の開業や会社の設立に比べると安いから」と半強制的に買うことになりますが、いきなりそんな高額を用意できず、借金をして買う方もいます。
それもほとんどが消耗品なので1ヶ月も使い続けていたら無くなってしまい、また購入することになるのでお金はどんどん無くなってしまうのです。
借金を負わないにしても本業の給料はどんどん製品購入で無くなってしまいます。
セミナーなども1回500円〜1,000円ほど掛かるので余計にお金が無くなる原因になってしまいます。
逮捕されてしまうことも
マルチ商法を紹介するには様々な法律が存在します。
紹介する前には、あらかじめマルチ商法の紹介することを伝えたうえで誘う必要があります。
「食事しよう」「仕事の紹介をする」「合わせたい人がいる」といった理由で誘ってビジネスの勧誘をするのは、特定商取引法違反とされています。
しかし、それを守る人は多くなく、知らぬ間に犯罪を犯しているということもあります。
また、契約するまで帰さないといった悪質なやり方をする人がいますが、これは監禁罪などの立派な犯罪です。
犯罪になることを知らずに行なっている現状が事実としてあるので、被害者が警察や弁護士などに相談をすると逮捕されてしまうかもしれません。
収入が不安定になってしまう
ニュースキンは商品を買ってもらって収入を得るシステムになっていますが、自分の紹介した人が毎月商品を買ってくれるわけではありません。
自分が紹介して加入したビジネス会員も、まとまった金額が入るのは単月となってしまいます。
最初はまとめて商品を購入するのでまとまった金額が入りますが、消耗品以外の機械類が高額なため、毎月購入はされないためです。
安定収入を稼ぐには安価な消耗品の積み重ねになってくるため、収入の安定がかなり難しくなってしまいます。
ニュースキン信者の末路エピソードを紹介

次はニュースキン信者のエピソードについても紹介していきたいと思います。
誰のためにやっているのかわからなくなって
この方は、お金を稼ぎたいと思って始めたニュースキンですが、セミナーや製品にお金が掛かってしまう毎日でした。
本業で疲れて待ちに待った土日の休日も、セミナーなどでゆっくりできません。
予定があっても、アップの人から「お金を稼ぎたいならその予定ずらしてでもセミナーに参加しないと」などと言われて半ば強制的にセミナーに参加していました。
お金を稼いで楽しい時間を作りたいと思っていたのに、お金を稼ぐはずが気がついたらお金が少なくなっている日々。
楽しい時間を作りたいのに大切な予定をずらしてまでもセミナー優先。
結局誰のために何のためにがわからなくなってしまって、ニュースキンを辞めることになったそうです。
200万あった貯金が半年で消えた
ニュースキンにはランクがあるのですが、この方は、ランクが上がって商品を必要以上に購入したために、半年で200万円の貯金が消えてしまいました。
その後も自分の紹介したメンバーが半年で7名いたのが、その半年後に7名全員が辞めてしまって紹介する人も居なくなってしまいました。
収入が無くなって、アップの人達に相談をするも「自分次第」「気合次第」などまともなアドバイスもありません。
うまくいかない日々が5年ほど続いた結果、借金が400万円にまで膨れ上がってしまっていました。
ニュースキンは稼げれる人は稼げれるけれど、初心者にはとても難しいシステムになっていて、かなり高い勉強代になってしまったそうです。
やばいニュースキン信者の特徴

ニュースキンについてわかってきましたが、実際に活動されている信者の方はどのような特徴があるのか紹介していきます。
全てをお金でみてしまう
ニュースキンの人は人脈をお金に変えられるというマインドで、新しい出会いの場などではどのように仲良くなって商品を買ってもらうかを考え出す人もいます。
ですので、少し仲良くなっても商品を買わないことがわかるとすぐに関係を切ってくることもあります。
お金に執着が強い人は余計にこの傾向が見られるので注意が必要です。
日用品が全てニュースキン
これは全員ではありませんが、セミナーなどでは、ニュースキンは神のような扱いの講義があります。
ですので、使うものがほとんどニュースキン商品で埋め尽くされていきます。
シャンプーや化粧水、歯磨き粉などニュースキンで統一するといった具合です。
それが悪いことだとは思いませんが、友達や家族が他のブランド物を使っていたりすると否定的なことを言ってニュースキンのプレゼンを始める人もいます。
夢を語りだす
夢を見ることはすごく良いことだと思います。
しかし、夢について語り出し「今のままでいいの?」「何か始めないとこの先日本は危ないよ」などと不安をあおってニュースキンに勧誘してくることが多いです。
ニュースキンで稼いでいる人のインスタグラムなどを見せてきて、一緒にこうなれるようになろうと声をかけてきます。
恋人や家族がニュースキン信者だったときの対応

ここまでニュースキン会員の特徴などを挙げてきましたが、気になるのは自分の家族や恋人がニュースキン信者の時の対応ですよね。
その悩みもここで紹介していきます。
否定的な言葉ばかりを言わない
ニュースキン信者になる程の方でしたら、ニュースキンが1番!と思っている人が多いので、それを否定的な言葉をぶつけても相手は怒るため、余計に複雑になってしまいます。
最初のうちは何を言われても話を聞き流し、私は興味ないからと言っておくのがよいでしょう。
肯定的なことを言ってしまっても「それなら一緒にしようよ」と巻き込まれる可能性があるので、あまり深く干渉しない方がよさそうです。
楽しい趣味を一緒に見つける
ニュースキンのビジネスは、ほとんどの人がトントン拍子に稼げるようにはなっていません。
そこで稼ぐことに悩んでいるような様子なら、一緒に楽しい趣味を見つけることでニュースキン離れができるかもしれません。
楽しいことを見つけると、ビジネス活動がバカらしくなり活動もどんどん少なくなってくれる可能性があります。
距離を置く
これが1番よい方法かもしれません。
ほとんどの人がお金より人間関係が大事だとわかっていると思います。
しかし、距離を置いてもわかってもらうのが難しければ、その方から離れて行くのが正解かもしれません。
その信者の方にとっては、あなたよりお金が必要ということになるので、深追いはせずに、別の方と仲良くするのがよいと言えるでしょう。
まとめ

- ニュースキン信者になると、人間関係が壊れてしまい、お金が無くなったり借金したりすることがある
- ニュースキンを始めても中途半端になり結局辞めてしまうことがある
- お金の執着が強くなり、夢などを語りがちになってしまう
- ニュースキン信者が近くにいても否定ばかりせず、距離を置くことも大事
今回はニュースキン信者の末路などについて紹介してきました。
ニュースキンで稼いでいる方は一定数いるので一概に稼げないということではありませんが、今までの人間関係が崩れることはほぼ間違いなくおきてしまいます。
法に触れていなければ、ビジネス活動を行っても悪いことではありません。
しかし、本当に今の人間関係よりお金が必要なのかをしっかり考えることが大切です。
あなたもマルチ商法に勧誘された時は、もう一度この記事を見てどうするか選択するのがおすすめです。