鏡が割れる現象は決して不吉な暗示というわけではありません。
実は、恋愛の面ではよい進展の暗示として考えられているのです。
昔、学生の頃は床に置きっぱなしにして踏んで割るという失態をよくしてしまっていました。
そのたびに、母親から「よくないことが起こるから気を付けて」と言われていたのを覚えています。
自分自身を写して使用する鏡が割れてしまうと、不吉な出来事が起こる前触れなのではないかとなんだか不安になってしまいますよね。
しかし、実際には鏡が割れるという現象は、自分自身に降りかかる不吉な出来事の身代わりとなったと考えるのです。
この記事では、具体的にどのようなよい暗示の意味があるのかをご紹介していきます。
実はよい意味があると知っておくことで、鏡が割れたとしても落ち込まず前向きな気持ちになれますよ。
Contents
鏡が割れるのは恋愛でよい進展が起きる暗示!
鏡が割れるという現象は不吉な印象で捉えがちですが、実は恋愛ではよい暗示として考えることができる現象なのです。
具体的には「関係の改善」と「次の進展への後押し」の2つのよい暗示の意味があると言われています。
鏡が割れるのは別れの暗示として考えていたよ...
確かに、私も学生時代にそのような解釈をしてしまって落ち込んだことがあります。
漠然とした不吉な印象だけ持っていると、どうしても悪い方向に考えてしまいますよね。
悪い意味だけしかないと勘違いしてしまっているせいで、問題のなかった関係でも悪化させてしまう危険性があります。
ですので、幸せをつかむためにも、鏡が割れるというのは恋愛で具体的にどのような意味があるのか、理解しておいたほうがよいですよね。
鏡は、昔は真実を写すという考えから神聖なものとして扱われていました。
また、スピリチュアル的に魔の力を跳ね返すという考えもあるため、鏡が割れるのはその役目を終えたときであると考えます。
そして自分自身を写していたものが割れるということで、自分の殻を破るという考えもありますよ。
あれ、思っていたより前向きな暗示じゃない?
鏡が割れる現象は役目を終えたからで、自分の殻を破るという前向きな考えがあることが分かりましたね。
そしてこのような考えから、恋愛面では大きく2つのよい暗示として解釈することができます。
では具体的にどのような暗示なのかをこれから詳しく説明していきましょう!
関係の改善
鏡が割れるといまあなたが置かれている状況が変化、改善するととらえられます。
例えば、あなたが以下のような状況に置かれているときに鏡が割れたとしましょう。
その場合は、相手との関係を改善するタイミングであると考えられます。
- 恋人とケンカ中
- ズルズル関係を続けてしまっている
- 元恋人との復縁を望んでいる
鏡が割れるとどうしても不吉な印象が浮かぶため、恋愛では別れの暗示ではないかと考えてしまうと思います。
ですが別れといっても、鏡が割れるのは悪縁との断ち切りの意味で割れている可能性が高いのです。
鏡は割れることによって、あなたに悪縁を断ち切るサインを出しているのです。
もし別れたいのにズルズルと情だけで付き合っているような状況のときに鏡が割れたのであれば、別れのタイミングと考えられます。
自分から別れを切り出す勇気がなかったのであれば、もしかすると相手から切り出してくるかもしれません。
そして関係改善という意味なので、あなたが愛する恋人と些細なことでケンカしてしまっている状況であれば、鏡が割れた今が謝るタイミングと考えてよいでしょう。
別れた恋人との復縁を望んでいるのであれば、その気持ちを伝えるタイミングの暗示ということにもなります。
鏡が割れた今このタイミングを利用して関係の改善を図ってみてはいかがですか。
次の進展への後押し
また、鏡が割れるということは自分の殻を破るという意味もあります。
ですので恋愛に関して考えるのであれば、次の進展への後押しと考えてよいでしょう。
- 好きな人への告白
- 恋人へのプロポーズ
などについてあなたが迷っている状況で鏡が割れたのであれば、今が絶好のタイミングということになります。
勇気を出して一歩踏み出してみてもいいのでは、と鏡が教えてくれているのです。
もしかすると相手もあなたと同じ気持ちなのかもしません。
迷っている状況で鏡が割れたのであれば、一歩踏み出してみてはいかがですか。
ですが、これは必ずしも上手く行くという暗示ではありません。
万が一失敗してしまった場合は、先にお伝えした関係の改善の暗示だったと前向きにとらえましょう。
鏡が割れるとスピリチュアル的にもよい暗示がある
ここまで恋愛面での意味をお伝えしてきましたが、鏡が割れるという現象にはその他にも意味があります。
精神的に弱っているときに鏡が割れてしまうと後ろ向きに考えてしまい、さらに自分を追い詰めてしまいがちです。
ですが鏡が割れると不吉なことが起こるという言い伝えもありますが、実は悪い意味ばかりではありません。
鏡が割れるという現象のよい意味を多く知っておくことで、そのどれかに自分を当てはめることができます。
そうすることで前向きに考えられるようになるので、ぜひ参考にしてみてくださいね。
あなたの身代わりになった
自分自身を常日頃写している鏡には、お守りとしての効力もあると言われています。
ですので鏡が割れたのは、鏡があなたに起こるはずだった不幸な出来事の身代わりになってくれたからかもしれません。
例えば、怪我や病気、もしくは大きな事故などが考えられます。
鏡はあなたの気づかぬうちにあなたのことを守ってくれていたのです。
そう考えると、鏡が割れたとき、少し前向きな気持ちになれますよね。
使っていた鏡が割れたときは、あなたを守ってくれたということなので、鏡に対して感謝の気持ちを持つようにしましょう。
変化の予兆
鏡が割れるのは不吉な出来事としてとらえがちです。
ですが鏡が割れるのは、新しい自分に生まれ変わる運気の訪れを知らせてくれている場合もあります。
自分自身を写していた鏡が割れることで、あなたの殻が破られ、新しく生まれ変わると考えられるのです。
停滞している出来事があるのであれば、それがよい方向に進展する予兆とも言えます。
悩み事があるのであれば、よい解決策が見えてくるかもしれません。
ですので、鏡が割れたら今の自分の生活や考えなどをしっかりと見つめ直しましょう。
そうすることで幸運を掴むチャンスが見えてくる可能性があります。
別れの予兆
鏡には魔除けや厄除けとしての役割があると昔から言われています。
それは日頃からあまりよく思っていない職場の人や、友人などにも当てはまります。
恋愛面の意味でもお伝えしていましたが、友人関係や職場などの恋愛以外でも関係の改善の予兆であると期待できるのです。
そういった人がいる状況で鏡が割れたのであれば、付き合い方を考え直す時期であるととらえてよいでしょう。
鏡が割れたタイミングであれば、スムーズに離れることができるかもしれません。
もしかすると、転勤や転職、引っ越しなどで相手から離れてくれるような出来事が起こる可能性もあります。
離れたい相手がいるのであれば慎重に状況を見極めてみてください。
鏡が割れる夢を見たときは不吉な暗示!
ここまでは現実世界で鏡が割れたときの意味を説明してきました。
不吉な印象がありましたが、よい意味もあることが分かりましたね。
では、夢の中で鏡が割れた場合も同じ意味として考えてよいのでしょうか。
たまに鏡を落として割っちゃう夢見るよ
という人は、もしかすると注意が必要かもしれません。
実は夢の中で鏡が割れた場合は現実世界とは違って、あまりよい意味を持たないのです。
夢占いの世界では注意が必要と考えられているほど恐ろしい夢と言われています。
割れ方や鏡のサイズなどによっても意味は変わってきますが、ここでは3つの意味をお伝えしましょう。
鏡にヒビが入る夢を見た場合は要注意
鏡が割れる夢を見た場合は、次の3つの意味があると言われています。
- 失恋
- 裏切り
- 病気の暗示
現実世界で鏡が割れたときはよい意味での関係改善の暗示としてとらえていました。
しかし夢の中で鏡が割れた場合は、ショックを受ける出来事が起こる暗示となるのです。
もともと離れたいと思っていた人との別れではそこまでショックはないと思います。
ですので、夢の中で鏡が割れた場合は、大切な人との別れ(失恋)として考えられていますよ。
もしかすると、あなたが心から信用していた恋人や友人に裏切られる出来事の暗示かもしれません。
他者に鏡を割られてしまう夢であれば、あなたの夢が悪意を持った誰かに踏みにじられるという暗示です。
そして一番注意が必要なのは、鏡にヒビが入った夢を見た場合です。
ヒビが入った夢は、手術や入院が必要なほどの大病にかかってしまう暗示と言われています。
鏡にヒビが入る夢を見た場合は、いつも以上に体調の変化を見逃さないよう注意が必要です。
すでに何か気になる症状が少しでも出ているのであれば、万が一のためにも早めに受診するなどの対応を取ることをオススメします。
この機会をきっかけに行動しておくことで、大きな病気になってしまうのを未然に防ぐことができるかもしれません。
鏡が割れると捨て方にも注意が必要
鏡が割れたといっても、割れ方はさまざまで捨ててしまうかの判断基準も人によって違います。
粉々になってしまった場合であれば使い続けることなくすぐに捨ててしまう人が多いのではないかと思います。
ですが、気に入って使っている鏡に少しヒビが入ったぐらいであれば、使い続けしまうかもしれませんよね。
私も学生時代、お気に入りのハート型の手鏡の端の部分だけ欠けてしまいましたが、気にせず使い続けていました。
しかし、鏡には魔除けや厄除けとしての役割があるので、割れたときはあなたの身代わりとなって助けてくれたと考えましょう。
そして、鏡は古くから霊の通り道という見方もあります。
割れたままの鏡を使い続けると霊が通り抜けれず立ち止まってしまうのです。
風水的にも、壊れたものをずっと置いたままにするのはタブーと考えられていますよ。
割れた鏡に自分を写して使用していると顔が歪んでしまうとも言われています。
せっかくあなたを守るために割れたのに、使い続けてしまうと不吉な運気に変わってしまうかもしれません。
まだ使えそうだけど、割れたのならすぐ捨てたほうがいいんだね
鏡が割れたときの運を逃さないためにも、鏡が割れてしまったらすぐ捨てるようにしましょう。
とはいえ、ただ単にそのまま捨てればよいというわけではありません。
ここからは鏡の正しい捨て方をご説明していきます。
きれいな物を写す
割れてしまった鏡ですが、今までは自分自身を写してほぼ毎日使ってきた大切な鏡です。
捨ててしまう前に、最後にきれいな物を写してあげましょう。
あなたの身代わりとなって割れてしまった鏡にきれいな物を写してあげることで、鏡に対して感謝の気持ちを表します。
そしてきれいな物を写すことで浄化作用があると考えられています。
写すものは、生命のあるきれいな物を写すのが風水的にはよいとされています。
ですので、具体的にはお花や観葉植物などを写してあげるとよいでしょう。
塩で清める
あなたに降りかかる不吉な出来事の身代わりとなって割れた鏡。
魔除けとしての役割が終わった鏡は、捨てる前に塩で清めるのがオススメです。
感謝の気持ちを持ちながら鏡に塩を振りかけましょう。
塩水で鏡を拭いてあげるのもよい清め方ですが、割れているので怪我をしないよう気を付けてください。
ですが清める方法というよりは、感謝の気持ちを持つことが大事なのであなたのやりやすい方法でよいかと思います。
白い紙や布に包んで捨てる
白い紙や布で捨てたいものを包むことによって、浄化作用があり邪気を払ってくれます。
割れた鏡はそのまま捨ててしまうと怪我をしてしまう可能性があるので、分厚く包むのがよいでしょう。
無難に白い厚紙で包むのが簡単でオススメです。
その際に、お清めで使用した塩も一緒に包んで捨てるとよいとされています。
ここでもしっかりと鏡に対して感謝の気持ちを持って作業するようにしてください。
自治体のルールに従う
当たり前ですが、あなたの住んでいる自治体のルールを確認して捨てるようにしましょう。
割れた鏡を入れた袋に「危険」や「鏡」と表記する必要がある自治体もあります。
また、不燃ごみとして捨てられる地域もあれば、粗大ごみとして捨てるよう決められている自治体もあるようです。
1~3の清め方をしたとしても、最後の捨て方で間違ってしまうと鏡に対しても失礼だと思いませんか。
最後の最後まで鏡に対して感謝の気持ちを持つことが大事です。
各自治体のルールなどはネットでも簡単に調べることができるようになっています。
めんどくさがらずに、必ず住んでいる自治体のルールをしっかりと確認してから捨てるようにしましょう。
まとめ
- 鏡が割れるのは決して不吉な出来事の暗示だけではない
- 鏡が割れると恋愛では良い関係の改善や、進展の後押しとして考えられる
- それ以外の意味では、身代わり、変化の予兆、別れの予兆などがある
- 鏡が割れる夢を見た場合は注意が必要
- 割れた鏡を使い続けるのはよくない
- 割れた鏡を捨てるときは感謝の気持ちを持って捨てる
鏡が割れると恋愛では、関係改善や進展の後押しという意味があることが分かりましたね。
そして鏡が割れるのは、必ずしも不吉な暗示というわけではなく、不吉な出来事から守ってくれたと考えます。
もし鏡が割れてしまったら、不安がらずに前向きに考えましょう。
そうすることによって、さらによい運気があなたに舞い込んでくるかもしれません。