卵ボーロはカロリーと糖質が高く、食べすぎると太ってしまいますが、1日小袋1袋程度なら大丈夫です。
卵ボーロは軽い食感で、赤ちゃんも食べるお菓子なので、太る心配があるとは知りませんでした!
乳幼児は1回に食べられる量が少ないので、必要なエネルギーを補うために補食としておやつを食べます。
エネルギーを補うためのおやつですので、食べすぎると太ってしまいますよ。
とは言え、卵ボーロはほんのり甘くておいしいので、ダイエット中でも味わえたらうれしいですよね。
卵ボーロの特徴に気をつければ、太ることなく取り入れることができます!
この記事では、卵ボーロの太る原因と、食べても太らない量やダイエット中でも安心の食べ方を解説しますよ。
1日に必要なカロリーや糖質の計算方法もご紹介しますので、参考にしてくださいね♪
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Contents
卵ボーロで太るのは食べすぎるから!目安は小袋1つ
卵ボーロは食べすぎると太るので、1日20〜30gを目安にしましょう。
ですが1日20〜30gと言われても、実際の量がイメージしにくいですよね。
そこで、卵ボーロの有名商品1袋の内容量をまとめてみました。
和光堂赤ちゃんのおやつ+Ca卵ボーロ | 15g(小袋) |
大阪前田製菓しまじろうベビーボーロ | 16g(小袋) |
岩本製菓 ミルクボーロ | 12g(小袋) |
大阪前田製菓 乳ボーロ | 78g~105g(平袋) |
西村 たまごボーロ | 90g(平袋) |
小袋の卵ボーロは12~16g、大きい袋(平袋)では78~105gですね。
1日に小袋を1袋程度なら食べても大丈夫ですが、平袋を一気に食べると太ってしまうので注意が必要です。
赤ちゃんも一度に小袋1袋程度は食べる量です。その赤ちゃんの食べる量と同量しか食べられないというのは、少なく感じますね。
それでは、なぜ赤ちゃんと同量なのか、卵ボーロのカロリーと糖質について詳しく見ていきましょう。
卵ボーロの太る原因はカロリーと糖質の高さにあった!
卵ボーロのカロリーはショートケーキより高い!
まず、卵ボーロの有名商品1袋あたりのカロリーはこちらです。
和光堂 赤ちゃんのおやつ+Ca 卵ボーロ | 60kcal | 1袋(内容量15g)あたり |
大阪前田製菓 しまじろうベビーボーロ | 62kcal | 1袋(内容量16g)あたり |
岩本製菓 ミルクボーロ | 47kcal | 1袋(内容量12g)あたり |
大阪前田製菓 乳ボーロ | 301kcal | 1袋(内容量78g)あたり |
西村衛生ボーロ本舗 たまごボーロ | 346kcal | 1袋(内容量90g)あたり |
上記5つの商品を計算すると、卵ボーロ1gあたりのカロリーは3.8kcal~4kcalでした。
100gにすると380kcal~400kcalとなりますね。
次に、他のお菓子100gあたりのカロリーと比べてみましょう。
スポンジケーキ | 298kcal |
カステラ | 319kcal |
マシュマロ | 326kcal |
ショートケーキ | 344kcal |
ドーナツ | 375kcal |
あられ | 381kcal |
こうやって見比べてみると、同じ量のショートケーキやドーナツよりもカロリーが高くなっていて驚きますね!
このように、他のお菓子と比べて卵ボーロのカロリーは高いことがわかりました。
卵ボーロは成分の9割以上が糖質!
卵ボーロの成分は、そのほとんどが糖質です。
成分の割合はどの製品も似ていたので、差が見られた2商品について、100gあたりの成分をご紹介します。
100gに含まれる成分 | しまじろうベビーボーロ | 岩本製菓 ミルクボーロ |
たんぱく質 | 1.25g | 0.9g |
脂質 | 0.6g | 0.9g |
炭水化物 | 94.4g | 94.5g |
ナトリウム | 0.18g | 0.95g |
カルシウム | 3.25g | 記載なし |
どちらも炭水化物が全体量の9割以上を占めていますね。
「炭水化物=糖質+食物繊維」です。
卵ボーロ100gあたり94.5gと、ほとんどが糖質ですね。
他の食品と100gあたりの糖質量と比べてみましょう。
あめ | 97.5g |
ガム | 96.9g |
甘辛せんべい | 86.3g |
いちごジャム | 48.4g |
白米 | 37.1g |
あめやガムに次いで多いことがわかりました。
あめやガムを1度に100g食べることはあまり無いと思いますが、卵ボーロ100gは平袋1袋分くらいですので、食べすぎると太るというのも納得です。
糖質はなぜ太る?
糖質をとりすぎると血液中のブドウ糖(血糖値)が急上昇します。
すると、血糖値を下げるためにインスリンが分泌されるのです。
インスリンはブドウ糖(糖質が分解されたもの)を体の中に運びます。
運ばれたブドウ糖は、エネルギー源として使われます。
エネルギー源として使われなかったブドウ糖は、中性脂肪などとして体に蓄えるので、糖質をとりすぎると太るのです。
糖質はエネルギーになるので、たくさん動く日には必要ですね!
しかし、エネルギーの消費を上回る量を食べてしまうと中性脂肪になってしまうので、糖質のとりすぎには気をつけましょう。
卵ボーロで太ることなくダイエットできる方法!
卵ボーロは、他の食品と比べてカロリーと糖質が高いということは、ダイエットに向いていないと思いますよね。
卵ボーロにもダイエットに向いているところがあります。
- 原材料が少なく、無添加・砂糖不使用のものが多くて体にやさしい
- 食べる量を調整しやすい
- 脂質が低い(卵ボーロ100gあたり0.6g~0.9gで0に近い)
脂質もまた糖質と同じくエネルギーになりますが、取りすぎるとカロリーオーバーになりやすいので、ダイエット中には気をつけたい成分です。
ショートケーキ100gに20gほど含まれる脂質は、卵ボーロにはほとんど含まれていません。
疲れたから糖分はとりたいけれど、脂質は控えたい!というときに卵ボーロは向いています。
卵ボーロをダイエットにうまく取り入れていきましょう♪
卵ボーロは置き換えダイエットには不向き
卵ボーロは「卵」という名がついているので、栄養価が高そうなイメージがありますよね。
しかし、先ほど説明したとおり、卵ボーロの成分はほとんど糖質。
卵の成分であるビタミンもわずかに含まれますが、市販のものだと卵ボーロ約1000gに卵1個分が含まれている程度です。
そのため、食事の代わりに卵ボーロを食べるという置き換えダイエットには向いていません。
栄養面ではバランスの良い食事を心掛け、卵ボーロはあくまで間食として取り入れるようにしましょう♪
間食で太らないためのポイント5つ
間食は、足りないエネルギーの補給だけでなく、息抜きやストレス解消にもなるので、あまり我慢したくないですよね。
そこで、間食で太らないために気をつけたいポイントをご紹介します。
- カロリー、糖質、脂質の低いものを選ぶ
- 夕方までに少量ずつ食べる
- 人工甘味料や果糖、ブドウ糖に注意!
- 甘い飲みものは控える
- 適正摂取量を守る
【カロリー、糖質、脂質の低いものを選ぶ】
卵ボーロとは違いますが、カロリー、糖質、脂質の低さを見ると、以下のお菓子がおすすめです。
- コーヒーゼリー
- カカオの多いチョコレート
- ナッツ類
- スルメ
- 茎わかめ
- おしゃぶり昆布
また、ダイエット向けに低糖質のお菓子もコンビニや通販で各社から販売されています!
【夕方までに少量ずつ食べる】
エネルギーが消費されないまま寝てしまうと、脂肪として体に吸収されてしまいます。
食べた分のエネルギーが消費できるよう、早めの時間に食べましょう。
また、血糖値が急上昇するのを防ぐため、空きっ腹のときにたくさん食べるよりも少量を数回に分けて食べるといいですよ。
卵ボーロは1粒が小さいので、少量を数回に分けるという食べ方がしやすそうですね!
【人工甘味料や果糖、ブドウ糖に注意!】
人工甘味料と果糖は太りにくいのですが、脳に届かないので、満足できずに甘いものが止められなくなることがあるので気をつけましょう。
脳に唯一届くのはブドウ糖で、早くエネルギーを補給したいときにとるとよいものです。
ブドウ糖は砂糖よりも吸収が早く、エネルギーとして使われないと脂肪になりやすいので、こちらも注意が必要です。
【甘い飲みものは控える】
甘い飲みものには果糖やブドウ糖がたくさん含まれています。
ミネラルが豊富な水やお茶など無糖のものにしておきましょう。
コーヒーや紅茶には、脂肪燃焼促進効果や食後の血糖値上昇を抑える効果もあるので、おすすめです♪
どうしても甘いものが飲みたいときは、お菓子を減らす、飲みものだけにするなど、うまく調節してみてくださいね。
【適正摂取量を守る】
ダイエットでの重要ポイントは食べる量ですよね。
一般的に間食は200kcalまでと言われていますが、あなたの身体に合った量を計算してみましょう。
これから計算の仕方をご紹介しますので、電卓をご用意ください♪
適正摂取量を計算しよう
【カロリー】
1日に必要なカロリーは、以下の式で計算することができます。
標準体重は、BMI値を標準値22にしたときの体重で、その身長の理想的な体重ということになります。
この標準体重を今の自分の体重にすると、今の必要推定量がわかりますね。
さらに、自分の目指す体重にすると、目指すべき必要推定量がわかりますので、あなたの知りたい内容で計算してみてください。
また、間食の適正摂取量は、1日に必要な摂取量全体の10%です。
私(身長160cm、30代、デスクワークと家事をする主婦)の場合
1.6m×1.6m×22(標準体重)×21.9(基礎代謝基準値)×1.75(身体活動レベル)=2158.464
1日の必要推定カロリーは約2158kcalとなります。
1日の間食の適正摂取量は全体の10%なので約216kcalということになります。
数字を気にしすぎるとストレスになりそうですが、あくまで目安として、この量を大きく越えないように気をつけたいですね。
【糖質】
1日に摂取する炭水化物の適正摂取量は以下の式で計算することができます。
1日の必要推定カロリー(kcal)×0.5~0.6÷4
カロリー全体に占める炭水化物の適正摂取量は50〜60%で、炭水化物1gで4kcalのエネルギー量ということで、この式になります。
厚生労働省「日本人の食事摂取基準」によると1日に必要な食物繊維量は17~21g以上とされているので、糖質の摂取量は炭水化物量から約20gを引きましょう。
私の必要推定カロリーは2158kcalでした。
2158kcal×0.5÷4=269.75
1日の炭水化物推定量は約270gとなり、糖質量は-20で約250gです。
間食の糖質適正摂取量は25gです。
卵ボーロ20〜30gはここから来ています。小袋1.5袋分くらいですね。
日本糖尿病協会では、糖質はエネルギー源なので、最低でも1日に100gとることを推奨しています。
他の栄養素の計算式もご紹介しますので、参考にしてみてくださいね♪
【脂質】
1日の必要推定カロリー×0.2〜0.3÷9
【タンパク質】
1日の必要推定カロリー×0.13〜0.2÷4
太りにくい卵ボーロのレシピ
<太りにくい卵ボーロの材料>
- 卵黄 1個
- 片栗粉 20g
- おからパウダー 20g
- 砂糖 10g
- 水 小さじ2
<作り方>
- 卵黄と砂糖をよく混ぜ合わせる
- 片栗粉、おからパウダーを加えてまとまるまで混ぜる
- 水を加える
- 1cmほどに丸めて並べる(おからパウダーはまとまりにくいので、指で押し固めながら丸めていく)
- 180℃に予熱したオーブンで10~15分焼く
卵ボーロは材料が少なく、工程も単純なので作りやすそうですね!
この材料で約50個分ですので2回くらいに分けて食べるとよさそうですね。
100gあたりの糖質量は、片栗粉が89.8gに対して、おからパウダーは8.7gとかなり少ないです。
片栗粉を減らしておからパウダーを混ぜることで、糖質が大幅にカットできます。
私もクッキーやパンケーキを作るときにおからパウダーを混ぜることがあるのですが、いつも少ない量でお腹がいっぱいになります。
おからパウダーは食物繊維が豊富で、腹持ちもよいのでダイエットにおすすめです。
まとめ
- 卵ボーロの太らない目安は1日1袋
- 卵ボーロのカロリーは100gあたり380〜400kcalで、ショートケーキやカステラよりも高い
- 卵ボーロの成分の9割以上が糖質
- 卵ボーロは脂質が低く、量の調節がしやすい点がダイエットに向いている
- 自分の適正摂取量と食べ方を守れば卵ボーロを食べても太らない
卵ボーロはカロリーと糖質が他のお菓子に比べて高いという意外な特徴がわかり、私も驚きました。
しかし、ダイエットの敵だと思っていたカロリーや糖質にも適正摂取量があります。
この量なら食べても大丈夫!とわかれば、必要以上に恐れることはありません。
どの栄養素も必要なものですので、食べ方や量を少し工夫して、1日の中でうまく取り入れていきましょう♪