「五黄の寅」は「ごおうのとら」と読み、 これは九星気学において最強の運勢と言われる「五黄土星」と、十二支の中で最も運勢が強いと言われる「寅年」が重なった年に生まれた人のことを指します。
非常に強い運勢を持つ組み合わせと言われており、「36年に一度」訪れる、とても珍しい組み合わせです。
「五黄の寅年生まれ」が家族に2人や3人いることについて、良いかどうかの根拠となるものは見つかりませんでした。
いったい「五黄の寅年生まれ」にはどのような傾向があるのでしょうか。
相性の良い「干支」や悪い干支、五黄の寅年生まれの芸能人など紹介してまいります。
五黄の寅年生まれが家族に2人や3人いるといい?
五黄の寅年生まれの場合は「36才差」となるので親・子、もしくは祖父母も交えた3世代の家族となります。
「3世代揃って幸運の持ち主」=「五黄の寅年生まれが家族に2人や3人いるといい」という説もあるようですが、確かな根拠は見当たりません。
ただ、干支が同じ「寅」同士の相性は「意気投合し合える相手」としてかなり良いと言われています。
損得勘定なしにお互いを理解し思い合えるので、親子としても夫婦としても良い関係が築けそうですね。
その反面、頑固でお互い譲らないこともあり、意見が合わないと喧嘩になりやすく、プライドが高く負けず嫌いなため仲直りにも時間がかかります。
寅年と相性の良い干支
午(うま):どちらも外向的で社交的であり、活気に満ちていくことでしょう。
戌(いぬ):優しくて魅力的な性格で愛情があふれています。 お互いを理解してサポートしながら、お互いを尊重し合えるような関係性を築いていけることでしょう。
亥(いのしし):理想的で献身的な存在として、常にお互いを励まし合っています。両方とも活気があり、お互いの幸福を大切にしています。そして、お互いを信頼し、一緒にいるときは自由でリラックスできるような、そんな関係でいられます。
寅年と相性の悪い干支
丑(うし):どちらも頑固で、多くの矛盾を抱えています。距離が縮むまでに時間がかかることでしょう。
巳(へび):両方とも注意深く、なかなか素直になれません。お互いの良い面を見て発見しようとしない限り、関係はさらに進むことはないでしょう。
未(ひつじ):まったく異なる性格のため、お互いを理解し、容認するのに多大な努力が必要です。
申(さる):まったく話が合わず性格がかみあいません。性格が優しく、外向的で活気がありますが、共通の価値観はありません。
五黄の寅の人の2022年現在の年齢は?何年生まれ?
五黄の寅とは、十二支と九星術の組み合わせの中でも最も運気が強いとされています。
九星気学とは中国で生まれた古い占術のことです。一白水星・二黒土星・三碧木星・四緑木星・五黄土星・六白金星・七赤金星・八白土星・九紫火星の9つに分かれます。
十二支は「子(ね)・丑(うし)・寅(とら)・卯(う)・辰(たつ)・巳(み)・午(うま)・未(ひつじ)・申(さる)・酉(とり)・戌(いぬ)・亥(い)となります。 寅年は、十二支の3番目になります。
十二支も九星術も毎年順番に代わるため、「五黄の寅」は36年に1回訪れる計算となります。
五黄の寅年生まれ | 満年齢 ※2022年時点 |
---|---|
1914年生まれ(大正3年)※1914年2月5日~1914年12月31日まで | 108才 |
1950年生まれ(昭和25年)※1950年2月4日~1950年12月31日まで | 72才 |
1986年生まれ(昭和61年)※1986年2月4日~1986年12月31日まで | 36才 |
2022年生まれ(令和4年)※2022年2月4日~2022年12月31日まで | 0才 |
「五黄の寅年」生まれの人は、強運の星にあります。生命力が強く、個性豊かです。強いリーダーシップを発揮できるリーダー的存在になるでしょう。反面、プライドが高くて信念を曲げないタイプが多いとも言われています。
五黄の寅年生まれの芸能人には、以下のような方がいらっしゃいます。
- 舘ひろし
- 池上彰
- 奈美悦子
- 和田アキ子
- 山崎育三郎
- 本田圭佑
- ダルビッシュ有
- 亀梨和也
- 北川景子
- 沢尻エリカ
五黄の寅年生まれの親子の相性
干支による「親子」の相性も根拠となるものはありませんが、「干支同士の相性」はあるようなので先ほどの「寅と相性の良い干支・悪い干支」を参考にしてみましょう。
狂暴で怖そうなイメージのある虎ですが、寅年生まれは案外社交的でロマンチストな方も多いです。
そもそも「寅年生まれ」の人にはどんな特徴があるのでしょうか。
寅年生まれの長所は「前向きで社交的なところ」
寅年生まれの人は前向きでチャレンジ精神にあふれています。どんなことにも強い信念を持って挑んでいく傾向があります。
たとえ失敗したとしても、めげずに何度も立ち向かっていく姿は、周りに勇気を与えるでしょう。
また、社交好きで、周囲を楽しませることを得意としています。盛り上げ上手で多くの人に好意を持たれやすいようです。
行動力が高く、サービス精神あふれる寅年生まれは周りをまとめるリーダータイプに適しています。寅年生まれの人が指揮をとっている時は、細かいことを口出しせず、サポートするようにつきあうといいかもしれません。
寅年生まれの短所は「負けず嫌いで強情なところ」
寅年はチャレンジ精神が強い一方で、自分の腕に自信を持ちすぎてしまい、自分の理想通りにやり抜かないと気が済まない頑固な一面もあります。
その負けず嫌いな性格が、時に周りと衝突する一因になってしまうことも。
プライドが高く、やると決めたら周りの意見やアドバイスが耳に入らなくなってしまうことも多いので、落ち着いたときなどタイミングを見計らって伝えてあげるほうがよいかもしれません。
まとめ
五黄の寅年生まれの運勢について解説しました。
ポイント
- 「五黄の寅年」とは十二支と九星術の組み合わせの中で「36年に1回」訪れる、最も運気の強い組み合わせ
- 「五黄の寅年生まれ」は生命力が強く強運の星に護られ、個性豊か、強いリーダーシップを発揮する反面、プライドが高く信念を曲げないタイプが多いと言われている
- 1914年、1950年、1986年、2022年が「五黄の寅年」と言われている
- 「家族に2人や3人いるといい」「親子の相性がいい」という根拠はないが、寅年同士の相性は良い
- 干支の中では「午(うま)・戌(いぬ)・亥(いのしし)」と相性がよく、「丑(うし)・巳(へび)・未(ひつじ)・申(さる)」と相性が悪いとされる
この機会にあなたも自分の干支や九星術、それぞれ相性や傾向について調べてみても面白いかもしれません。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。