金のなる木の置き場所は、風水的には玄関に置くのが一番おすすめで、玄関の中でも北東に置くのが良いですよ。
金のなる木はとても縁起の良い植物で、金運UPにつながると言われています。
そんな金のなる木を風水的にも運気がUPする場所に置いて育てたいですよね?
この記事では風水的におすすめな金のなる木の置き場所やそもそも風水とは何か?などをお伝えしていきます。
記事の後半では、金のなる木を枯らさない方法についてもご紹介!
いくら運気の良い場所に金のなる木を置いても、枯れてしまっては意味がないので、枯らさない育て方も知って、金のなる木を大切に育てましょう♪
Contents
金のなる木の置き場所は風水では玄関の北東がベスト!
そもそも風水ってなに?
あなたは風水がどのようなものなのか、よく知っていますか?
テレビなどでも良く聞く風水ですが、私は「方角とか置く場所で運が上がったり下がったりする」程度の認識しかありませんでした。
今回、風水とは何か?を調べたので、初心者の方にもわかりやすいように説明しますね!
風水は約4000年前に中国で発祥した環境哲学で、「気」の力を利用して自分の周りの環境を整え、運気を上げる方法です。
風水が哲学だったとは…驚きです!私はてっきり占いなどと同じものだと思っていました。
風水の基本的な考え方として、「陰陽理論」と「五行思想」があります。
【陰陽理論】
陰陽理論とは、自然界のあらゆる出来事は隠と陽に分けられるという考え方です。
昼は陽・夜は陰。男は陽・女は陰。などなど、あらゆるものに対して相対的に表しているのが陰陽理論です。
陰と陽というと、陽が良くて陰が悪いように感じてしまいますが、風水ではそうではありません。
陰陽理論には「陰が極まれば陽に転じ、陽が極まれば陰に転ず」という概念があります。
簡単に言うと、陰と陽は偏りのない状態や混じり合う状態であるということです。
陰にも陽にもそれぞれが担う役割があり、どちらも必要だとわかりますね。
風水において、それぞれの役割を理解し、バランスをとりながら活用することが大切です。
【五行思想】
五行思想とは、この世の中のすべてのものは「木・火・土・金・水」の五つの元素に分類されるという考え方です。
五行思想には相手の運気を強める相乗(そうじょう)と相手の運気を奪う相剋(そうこく)の関係があります。
たとえば、木と火に例えてみましょう。木は燃えて火を生むので、火の効果を強めます。
木と火の関係のように相手を生かす関係を相生と言います。
相剋の関係は上の図で言えば、真ん中の星の部分です。火は金を溶かし、水は火を消してしまいますよね。
このように相手の良いところを消してしまう関係を相剋と言います。
風水では相生の関係を作り、相剋の関係を避けることで運気が上がると考えられているようです。
よく風水の話題になると方角の他に、「木」や「火」などの言葉を耳にするのはそのためだったんですね!
風水について簡単に説明させていただきましたがいかがでしたか?
かつて奈良の平安京や京都の平城京などは風水の考え方をもとに作られたと言われています。
とても昔から風水は日本の生活の中に根付いていたのかもしれませんね。
何百年も前から日本人の生活にも風水が使われていたとなると、なんだか身近に感じてしまいますね♪
金のなる木は陰陽理論と五行思想で言うと?
先ほど風水ではすべてのものは、陰か陽に別れる陰陽思想という考え方と、「木・火・土・金・水」の5元素に分類される五行思想があるとお伝えしました。
では、金のなる木をこれらに当てはめると何になるのでしょうか?
金のなる木は、葉が生える向きが上向きに生えていますが、これは陽の性質だと言われていて、明るく活発な気を発します。
金のなる木は縁起の良いぷっくりとした丸い葉の形をしていますが、この葉の形は五行思想で言うと「金」につながります。
多肉植物で水をあまり必要としないので、「土」にも属するそうです。
五行思想では、「土」は「金」パワーを強めてくれます。(先に載せた図をみるとわかりやすいですよ♪)
金のなる木は育てるだけで金運UPしそうですが、家の中で置く場所や方角が重要です。
あまり置かない方が良い場所や方角もあるので、一緒にお伝えしていきますね。
風水的に金のなる木を置くと良い場所と悪い場所
【玄関】
金のなる木の置き場所として、1番良い場所は玄関です。
玄関は、風水ではすべての気の入り口で、とても重要な場所とされています。
そこに金のなる木である『金』を置くと気の流れが良くなり、さらに金運UPにもつながりますよ。
風水的には玄関の中と外、どちらに置いても良いので、季節によって金のなる木が育ちやすい場所を選ぶと良いでしょう。
後ほど、風水とは関係なく、元気に育てるための置き場所についてもお知らせしますのでそちらも参考になさってくださいね。
【リビング】
もし玄関に置くのが難しければ、リビングに置くのもおすすめです。
リビングは家族やお客さんなど人の集う場所ですね。
その場所に葉の丸い金のなる木を置くことは「丸=円=縁」となり、人間関係の縁に繋がるとされています。
家族みんなが集うリビングに金のなる木を置くと気の流れも整い、さらなる金運UPにもつながりますよ。
【寝室】
寝室は、金のなる木の置き場所には向きません。
金のなる木は陽の気を持っていますので、明るく元気な気を常に発しています。
そのため、ゆったりとリラックスして寝る場所である寝室に置いてしまうと、陽の気でソワソワして寝つきが悪くなることもあるんです!
調べてみたところ、モンステラやドラセナなどは寝室におすすめの観葉植物だったので、検討してみてはいかがでしょうか?
風水的に金のなる木を置くと良い方角と悪い方角
金のなる木の置き場所として良い方角は、北東・西・北西です。
方角 | 司る運 | おすすめの色 |
---|---|---|
北東 | 貯蓄運 | イエロー・ピンク・ブラウン・オレンジ |
西 | 金運・商売繁盛 | イエロー・シルバー・ゴールド・ブラウン・ホワイト |
北西 | 出世・事業運 | イエロー・シルバー・ゴールド・アイボリー・ホワイト |
中でも、風水的に金のなる木を置くと良い方角で1番良いのは北東です。
北東は貯蓄運に関係する方角ですが金のなる木のパワーで運気がUPしますよ!
方角によっておすすめの色があるので、植木鉢などに取り入れると良いでしょう。
植木鉢をキレイなお気に入りのものに変えると気分もウキウキして良いですね。
他にも西や北西もおすすめの方角です。それぞれ金運・商売繁盛・出世や事業運などを司る方角なので、金のなる木のパワーで運気UPが見込めます。
逆に、置かない方が良い方角は南・東・南東です。
南は五行思想では「火」にあたります。金が溶けてしまうと言われており、おすすめできません。
東・南東は五行思想では「木」にあたります。金のなる木は「金」と「土」ですが、この「金」と「土」は「木」と相剋にあたり相性が悪いです。
金のなる木の置き場所と方角を上手に取り入れ、運気をUPしましょう♪
こちらの商品は、6号サイズと少し大きめで、ピンクやオレンジなど、風水的におすすめカラーの植木鉢です。
陶器なので室内でもなじみ、おしゃれでおすすめですよ♪
こちらの商品は、エコフォームズというアメリカ生まれの植木鉢で、もみ殻でできています。軽くて丈夫で明るい色味で部屋が明るくなります。
大きさも数種類あり、あなたの金のなる木にピッタリのサイズも見つかるかもしれませんよ!
金のなる木の置き場所はトイレもおすすめ!金運UPに効果的♪
トイレは悪い運気が溜まりやすい場所
金のなる木の置き場所は玄関やリビングに置くのがおすすめとお伝えしましたが、実はトイレを置き場所にするのもおすすめです。
トイレは風水では金運や健康運を司る場所とされています。
しかし、トイレは『陰の気がたまる不浄の場所』とされており、何も対処しないと陰の気が溜まりやすい場所です。
トイレは五行思想で言うと「水」と「金」に当たります。
「金」は「水」のパワーを強めますが、トイレにある水は不浄の水(汚水)なので、何らかの対処をしないと陰の気が強まってしまうのです。
そのトイレの陰の気に対して、正しい対処をすることで、運気がUPするそうですよ!
「水」のパワーを抑えるのは「木」なので、トイレに植物を置くことはとても良いことです。
風水では植物は悪い気を吸って、良い気に変えると言われています。
中でも金のなる木はとてもパワーの強い植物なので、陰の気の溜まりやすいトイレを置き場所にするとピッタリの植物ですよ!
トイレの運気をUPさせるには、植物を置く以外にも、きれいに掃除したり、トイレの蓋を閉めたりすることも重要です。
気になった方は調べてみるとたくさんの対処法が出てきますので、探してみてくださいね。
金のなる木以外でトイレにおすすめの植物
金のなる木以外でもトイレにおすすめの植物があるので、ご紹介しますね♪
トイレには窓がないご家庭が多いと思いますが、あなたのお家のトイレは窓はありますか?私の家のトイレは窓がないです。
少し薄暗いトイレには、耐陰性の植物を置くのが良いですね。
ポトス・パキラ・モンステラなどは育てやすくおすすめですよ!
金のなる木もその他の植物も、必ず日光は必要です。適宜日光にあててあげてくださいね。
もしあまり風水に興味はなかったけれど、面白そうで色々知りたい方がいらっしゃれば、こちらの本がおすすめです。
初心者に優しく風水を紹介してくれています。
金のなる木の置き場所や夏と冬の育て方のコツをご紹介
さて、ここまで風水的に金のなる木の置き場所でおすすめの場所をお伝えしてきましたが、金のなる木が元気に育つ環境はどのような場所なのでしょう?
地植えにされている金のなる木もよくみますが、金のなる木は丈夫で比較的育てやすい植物です。
しかし、金のなる木を元気に育てるには少しだけコツがいるので、お伝えしますね。
金のなる木はどんな木?育て方は?
金のなる木は、多肉植物の仲間です。南アフリカが原産で、丈夫で強いので、比較的簡単に育てることができます。
挿し木や葉挿しで簡単に増やせます。(多肉植物ですからね!)
育て方としては、日当たりの良い乾燥した場所を好みますので、水を与えすぎないのがポイントです。
水は土が乾いたら、鉢底からあふれるくらいあげましょう。
風通しの良い方がよく育つので、適宜選定することも重要ですよ。
耐寒性があり、冬も0℃くらいまでは大丈夫と言われていますが、霜には弱いです。
花を咲かせることも可能ですが、咲きにくいです。花を咲かせるには少しコツがいるので、後ほどお伝えします。
夏と冬の置き場所が重要!
秋や春は気候が良いので、日の良く当たる風通しの良い場所に置けば良いのですが、夏と冬は置き場所を検討しましょう。
【夏の置き場所】
金のなる木は1年を通して日の当たる風通しの良い場所で育てるのが良いですが、夏の直射日光や、強い西日に当たりすぎると葉焼けをしてしまいます。
夏は明るい日影や半日陰に置くようにしましょう。
金のなる木は乾燥した場所が好きなので、雨に当たりすぎると根腐れを起こしてしまいます。
夏は梅雨や台風など雨に当たる機会が多いので、その時期は軒下に移動したり室内に取り込んだりして雨に長期間当たることは避けましょう。
夏の水やりは早朝や夕方の涼しい時間帯にたっぷり与えるようにしてください。
【冬の置き場所】
金のなる木は耐寒性が強く、0℃くらいまでは外で育つと言われています。
特に株が大きく成長したものでは毎年少しづつ慣らせば、屋外での冬越しも可能です。
しかし、霜に当たってしまうと枯れてしまうので、気をつけましょう。
小さい株を育てている場合や、心配な方は気温が下がったら屋内に取り込むようにしてください。
屋内では日当たりの良い窓際に置くと良いですよ。
冬は2週間に1回程度、たっぷり水を与えます。
冬は休眠期間なので乾き気味にしましょう。気温が15℃を下まわる頃から少しづつ水やりの量を減らします。
お家の状態によっては、風水の置き場所と金のなる木が元気に育つ環境ではうまくいかない場合もあるかもしれませんね。
その場合、風水の置き場所を優先したいところですが、金のなる木が枯れてしまってはそもそも意味がないです。
個人的には、金のなる木を育てる環境を優先する方が良いのではないかと思います。
ただ、方角的に「南・東・南東」は避けたいところです。
金のなる木にとって良い場所と、風水的に良い場所を考えて、双方にとって良い場所を見つけられると良いですね。
金のなる木の花を咲かせるにはコツがいる
金のなる木は11月ごろに花が咲きますが、花を咲かせるのは難しいです。
花を咲かせたい場合は、夏に水断ちを行うのがコツですよ。
他にも金のなる木の種類や、育て方で花が咲きにくいこともあります。
下記の記事で花の咲かせ方について書かれていますので、花を咲かせてみたい場合は参考にしてみてくださいね。
金のなる木については、下記の記事でも紹介しています。
金のなる木の言い伝えや、花言葉についても書かれていますのでご覧ください♪
まとめ
- 金のなる木の置き場所のおすすめは玄関・リビング・トイレ
- 金のなる木を置く方角でおすすめは北東・西・北西
- 金のなる木を置かない方が良いのは寝室
- 金のなる木の置く方角で置かない方が良いのは南・東・南東
- 金のなる木を元気に育てるには日光のよく当たる風通しの良い場所が良い
風水的に金のなる木の置き場所のおすすめをご紹介しましたがいかがでしたか?
風水では、基本的な考え方として、部屋の中をスッキリとキレイにすることも重要とされています。
いくら金のなる木の置き場所や方角を気にしても、家の中がものであふれていて片付いていない状態だと気の流れがよどんでしまいますよね。
まず家の中をキレイに整理したり掃除をしたりしてスッキリさせ、その上で金のなる木の置き場所を決めると風水的にもとても良いです。
風水を取り入れた生活は運気UPだけではなく、生活の質も上がる古来からの知恵なのかもしれませんね♪