養生テープの剥がし方は、無水エタノールを使用すると糊残りなくきれいに剥がせます。
養生テープは短期間に貼って剥がす目的で作られているので、他のテープよりも剥がしやすいのが特徴です。
しかし、逆に貼ったまま長期間放置してしまうと、養生テープが劣化して剥がすときに糊残りやテープ残りしやすいので注意が必要です。
劣化した養生テープをきれいに剥がすのはとても大変なので、目的が終わったら早めに剥がすよう心がけてください。
今回は、そんな糊残りしたときの対処法や劣化した養生テープのきれいな剥がし方を細かく解説します!
Contents
養生テープの剥がし方!窓ガラスや床の跡はエタノールで剥がせる
養生テープの剥がし方で1番有効なのは、無水エタノールを使うことです。
一言でエタノールといってもさまざまな種類がありますが、中でも無水エタノールが効果的です。
コットンに無水エタノールを染み込ませて擦ると、養生テープの跡をきれいに剥がすことができます。
無水エタノールは薬局で手軽に購入できるので、養生テープを剥がす時にまず試したい剥がし方の一つです。
養生テープの糊残りを除去!こびりついた跡の消し方
養生テープに限らずですが、テープを剥がす時に糊残りしてしまうと、ベタベタを剥がすのが大変でかなり厄介ですよね。
糊残りさせないためのポイントは、30°の角度をつけてゆっくりと剥がすことです。
ですが、これはきれいに剥がす確率が上がるだけで、必ずしもきれいに剥がせるとは限りません。
私はいつもテープ類を剥がすときは、糊残りしないように恐る恐る剥がしています。
今回は糊残りしてしまったときに簡単にできる、3つの対処法をご紹介します。
新しいテープでピッキング
新しいテープを用意して、糊残りしてしまった部分に貼って剥がすを何度か繰り返しするとベタベタが除去できます。
貼って剥がすを何度か繰り返すことで、新しいテープに粘着剤が付いて糊残りがきれいになるんです。
私も普段からテープの糊残りはだいたいこれを使って、ベタベタを除去しています!
粘着剤は同じ粘着剤にくっつきやすい性質があるので、同じ種類のテープを使った方がより効果を感じることができます。
中性洗剤
この方法は糊残りしてしまった部分に中性洗剤をのせラップをして、15分程放置します。
放置後は、糊残りのベタベタをきれいに除去できます。
ヘラで剥がすときは、傷つけないように優しく剥がすように気をつけてください。
除光液
中性洗剤と同じように、糊残りしてしまった部分に除光液をのせラップをして、15分ほど放置します。
ネイルをしている方は持っている確率が高く、手軽に試すことはできますが素材を選ぶので使用の際は注意が必要です。
除光液は匂いもきついものが多いので、換気をしながら作業をしましょう。
プラスティックは色を変色させてしまうので使えません。
古い養生テープの剥がし方!劣化している場合の対策
粘着剤は熱に弱いので、熱で温めながらゆっくりと剥がすのがおすすめです。
短期間であれば粘着力が比較的弱い養生テープですが、貼ったまま長期間放置すると劣化してかなり剥がしにくくなります。
そんな剥がしにくくなった、養生テープのきれいな剥がし方をご紹介します。
ドライヤーで温める
養生テープにドライヤーの「lowモード」で、徐々に熱を加えて温めながらゆっくり剥がすのがポイントです。
粘着剤は熱で弱まる効果があり、糊残りのベタベタ感もなく養生テープを簡単に剥がすことができます。
高温で温めすぎると粘着剤が溶けてベタベタになり、逆に剥がしにくくなるので温めすぎには注意です。
シール剥がしを使う
古くなった養生テープは、市販のシール剥がしを活用するときれいに剥がすことができます。
素材によっては、変色してしまう場合もあるので、使用する際は注意が必要です。
シール剥がしを使うときは、ヘラを使った方が楽かつきれいに古い養生テープを剥がすことができます。
まとめ
- 養生テープは無水エタノールできれいに剥がせる
- 粘着剤は熱に弱いため温めながら剥がすのも効果的
- 新しいテープで貼って剥がすだけで糊残りがきれいに
今回は養生テープの剥がし方を紹介しましたが、中でも無水エタノールと熱で温める方法がおすすめです。
うまく養生テープを剥がせないという方は、この2つをぜひ試してみてください!
養生テープに限らず、テープ残りや糊残りはかなり厄介ですよね。
うまくきれいに剥がせると気持ちいいですが、やはり糊残りしてしまったときには、除去が大変なだけに憂鬱な気持ちになってしまいます。
私も知らず知らずのうちに実践していた方法もありましたが、きれいに剥がす方法がわかると糊残りももう怖くないですね。
粘着剤の弱点をうまく活用して、きれいに養生テープを剥がしましょう!