毎日の食卓に欠かせない食材といえばお米ですよね。
近所で買うのはもちろん、実家から送られてきたり、ふるさと納税を活用したりと私も常にお米はストックしています。
でも、たまたまいただくタイミングが重なったりすると、消費できないまま日にちが経って、古米として大量に余ってしまう…
あなたにもそんな経験ありませんか?
新米ならまだいいんですが、古くなったお米を知り合いにあげるのというのも気が引けます。
しかも古米は保存状態によっては、カビが生えたり虫がわいたりすることもあるので、そうなると処分方法もわからない…
新米に比べどうしてもネガティブな印象のある古米ですが、実はそんな古米にも有効な活用方法があるんです。
困った時の処分方法はもちろんですが、捨てずに役立たせる手段や、料理として美味しくいただく術もご紹介します!
Contents
古米の処分方法!!古い米やまずい米を捨てるには
まずは古米の正しい処分方法についてみていきましょう。
ちなみに古米に関わらず、食べられなくなったお米なども同様の方法です。
お米は「燃えるゴミ」として捨てるのが正しい処分方法。
結論、古米はそのまま燃えるゴミとして処分で問題ありません。
ただ私はマンションに住んでいるので、ゴミを捨てるときは他の住人の方とタイミングが重なったりします。
そんな時にあまりに重そうなものを抱えていたり、お米が丸見えだったりするのは気になるんですよね…
もし同じような悩みをあなたもお持ちでしたら、以下のポイントをおさえておくとより良いでしょう。
- 量が多い場合、かなり重くなってしまうので小分けにして捨てる。
- 生ゴミとしての扱いなので、ビニール袋に入れて口をしっかり縛る。
- チラシや新聞紙などに包んで捨てると、周りの目も気にならない。
古米は活用できる!!古い米の使い道は寄付して大量消費がおすすめ
処分の方法はおわかりいただけたかと思いますが、こういった気持ちの方もいらっしゃると思います。
「やはり食べ物なので、まとめて捨てること自体に抵抗があるんだけど…」
気持ちは分かります。
私も結構古い考えを持っていたりするので「バチが当たりそう」なんて思ってしまいます。
そんな方へは以下の使い道をお勧めします!
寄付する
古いお米でも、カビが生えてるなどの衛生上の問題がなければ寄付することが可能です。
ただ古米を知り合いにあげるというのも気がひける方も多いですよね。
フードバンクというものを知っていますでしょうか?
一方で余っている食品を、福祉施設や介護施設、また生活困窮者など必要としているところへ渡す役割を果たしています。
また災害時の無償での食糧配布や、炊き出しなどにも有効に活用しているとのことです。
配送料負担になりますが指定の場所へ送るか、近くに回収所があれば持ち込みでも対応しているようです。
確実に必要としている方の元へと届きますので、量が多い場合はとても有意義な方法ですね。
寄付を考えている方はぜひ調べてみてください。
動物の餌や畑の肥料にする
寄付というほどまでの量はないけど、食べられなさそうな場合は自分で活用することもできます。
あなたが庭付きの自宅に住んでいたら、鳥の餌として庭にまくのもいいでしょう。
また肥料としても活用可能なので、畑にまくのも簡単な活用方法ですね!
ただ自宅で餌や肥料として活用するのは、ご近所さんの迷惑にならないように気をつけましょう。
一度にたくさん撒いたりすることで、鳥が大量にきてしまう可能性もあります。
畑の肥料にする場合も同様で、一度に大量に撒くことは避けましょう。
お米は分解されにくいため、量が多いと土の中に残りやすく、匂いの原因となる場合もあります。
古米を処分する前に美味しく調理する工夫を
「寄付先を探したり、個人間でのやり取りも面倒…そもそもマンションに住んでいて自分では餌や肥料の活用できないけど。」
今度はこんな声も聞こえてきそうですね。
そもそも古米もお米なので、結局美味しく食べられることが一番理想の方法かもしれません。
保存状態に問題がなければ、古米も調理方法によっては新米より美味しく食べることもできるとか。
炊き方を工夫する
まずは古米をそのまま調理すると美味しくない理由は大きく2つです。
- 古米は新米に比べて水分の量が減っていること
- 粘り気も少ないため、パサつきやすくなること
そこで以下の方法で古米を炊くと改善されます。
水分量多めで氷を入れて炊く
新米より水分が減っているので、単純に水分を気持ち多めで炊くのはイメージできると思います。
では氷はなんの為に入れるのでしょう?
実は、お米は沸騰するまでに時間が長いと甘みが出る性質を持っているため、氷を1、2個入れてあらかじめ水温を少し下げておくのです。
みりん、または日本酒を入れて炊く
これも甘みが増す効果が期待できるのと、ツヤが出てふっくら炊きあがります。
大体ですがお米1合につき、大さじ1を目安にするといいでしょう。
他にも調べてみると、マヨネーズやハチミツなども古米を美味しく炊く方法で有効なようです。
たくさん余っている方は、ぜひいろいろ試してみていただくといいかもしれません。
お米それ自体を調理するものと相性が良い
炊き方を工夫する内容と同じですが、水分が減っている分、調理時に水分を吸収しやすいので、味もつきやすくなります。
家庭でも作れて、代表的なものですとチャーハンやカレーなどは古米でも美味しく食べることができます。
さらに料理好きな方へは、パエリアなども相性良さそうですね!
ちなみに、私は卵かけご飯が大好きなのですが、実は古米との相性がいいことも調べる中でわかったので試したみたいと思います!
ご飯といえば新米というイメージが強い方も多いと思いますので、結構意外に感じませんか?
まとめ
- 古米を捨てるときは燃えるゴミで工夫して処分
- 捨てることに抵抗がある方は、寄付であげたり個人間で売ったりすることも可能
- 動物の餌や畑の肥料など自分で活用することもできる
- 調理方法によっては、新米より美味しくできることもある
私は4人家族でお米の消費量は結構あるので、お米はあればあるだけ助かります。
ただ今まで古米というものには全然馴染みがなく、おそらくいただく機会があっても古いという言葉で身構えていたかもしれません…
保存さえちゃんとできれば、美味しく調理も使うことができるとのことで、もし古米が手に入る機会があれば活用してみたいと思います!
コチラの記事もおすすめです♪