マジックテープの粘着力が弱くなった原因が劣化でないなら、ゴミや埃を取り除くことで復活させる事ができます。
100均アイテムや家にある掃除機や歯ブラシといった身近なアイテムで簡単にお手入れができますよ。
ただし、劣化が原因でくっつかなくなったマジックテープは交換をするしかありません。
劣化を防ぐマジックテープの使い方や洗濯方法もお伝えしていきますね。
「最近マジックテープがくっつかなくなってきた」「捨てないといけない?」と悩んでいた方も安心してください。
マジックテープの仕組みやどうすれば復活するかを知って、マジックテープと末長くお付き合いしましょう。
Contents
マジックテープを復活させる方法6選!!100均アイテムや家にある物が使える
100均アイテムや家にあるものでマジックテープを復活させる事ができます。
その中からとても簡単で誰でもすぐにできる手軽な方法を6つ選びました。
掃除機
面全体に付着しているゴミや埃を掃除機で吸って綺麗にしましょう。
粘着テープ
様々なサイズの粘着テープやコロコロが販売されています。携帯用の小型タイプであれば小さい面のマジックテープにも使いやすいですね。
粘着テープやコロコロをかけると「え?こんなに埃がついていたの??」と毎度驚かされるのですが、見え辛い小さな埃などを綺麗にしてくれます。
ガムテープ
コロコロがない!ガムテープの方が使いやすい!そんな方はガムテープを使って表面の埃やゴミを取りましょう。
使い古しの歯ブラシ
ループ面の輪っかを潰さないように、優しく表面を撫でるようにブラッシングして埃を取り除きましょう。
ピンセット
奥に入り込んだゴミなどを取るのに適しています。1つ1つつまんでゴミや埃を取り除きます。
つまようじ
下からすくい上げるようにして髪の毛や埃を取ります。
上記のものは掃除機以外は100均でも手に入りますし、殆どのものが家庭で常備されているアイテムですね。
家にあるもので簡単にできるので、マメにお手入れを行うことを心掛けてマジックテープを長持ちさせましょう。
また、面の大きなマジックテープには掃除機、折り畳み傘などの小さな面には歯ブラシで、とマジックテープの大きさによりアイテムを使い分けてくださいね。
ガムテープで表面の汚れを取ってから歯ブラシとピンセットを使用して細かなゴミや髪の毛を取り除く、など必要に応じてアイテムをミックスして埃や髪の毛をできるだけ綺麗に取り除きましょう。
マジックテープを復活させる方法でドライヤーやアイロンは注意
マジックテープを復活させるのに、アイロンはNGですが、ドライヤーは注意点を守っての使用はOKです。
ドライヤー
- マジックテープのメスのループ面が伸びてしまっている場合は、ドライヤーを20cm以上離してループ面に軽く温風を当てましょう。
ドライヤーを使用する場合は注意が必要です。
当てる距離が近すぎるとマジックテープが熱によって溶けてしまうので、必ず20cm以上離してから使用しましょう。
ドライヤーを使う理由
マジックテープは硬い方のフック面(オス)で柔らかい方(メス)であるループ面の輪っかに引っ掛けてくっつく仕組みになっています。
そのため沢山の輪っかがついているループ面が潰れると引っかからず上手くくっつかなくなります。
この方法により、マジックテープの伸びてしまったメスのループ面にドライヤーを当てることで輪っかが復活すると、再び粘着するようになります。
アイロン
アイロンはマジックテープに使用するのは控えましょう。
アイロンはとても高温なのでマジックテープに当てるとループ面の輪っかが溶けてダメになってしまいます。
洋服などにアイロンを当てる際にもマジックテープの部分は避けてから当てましょう。
マジックテープがくっつかなくなる原因と対策
くっつかなくなる原因
- 埃や糸くず、髪の毛などの汚れ
- 劣化
の2つが、マジックテープの粘着力が落ちる原因です。
使用頻度による劣化なら使い方、扱い方にも気を配ることで劣化のスピードを落とす事ができます。
マジックテープの仕組み
- フック面(オス)硬い方
- ループ面(メス)柔らかい方 沢山の輪っかがついている
マジックテープは硬い方のフック面(オス)で柔らかい方であるループ面(メス)の輪っかに引っ掛けてくっつく仕組みになっています。
そのため沢山の輪っかがついているループ面が伸びたり潰れたりするとうまく引っかからずにくっつかなくなります。
例えばマジックテープの片面がゴワゴワと膨張している状態は、ループ面の輪っかが切れてしまっています。
この状態では輪っかが切れて引っ掛からないため、くっつかないのです。
マジックテープの寿命が原因で粘着力が落ちているのでなければ、埃やゴミを取り除くことで粘着力が復活します。
マジックテープの寿命
マジックテープの寿命は大体10年といわれています。
経年劣化による寿命も確かにありますが、使用頻度が高くて劣化が進みマジックテープの寿命が来る場合も多いです。
劣化の場合は元に戻せないのでマジックテープを交換するしかありません。
粘着力が落ちないように日ごろからできる対策をまとめました。
いつもくっつけておく
マジックテープはくっついている状態が基本だと覚えておきましょう。
その分だけお手入れの回数も増えるので、いつもくっつけておくことでメンテナンスも楽になります。
使わない時もフック面とループ面をしっかりと密着させておきましょう。
くっつけてから洗濯する
洗濯の際にもマジックテープをくっつけたままでネットに入れてお洗濯をしましょう。
もしバラバラにして洗濯してしまうと、洗濯の際に埃やゴミがついて粘着力が落ちますし、やはりお手入れの回数が増えて大変ですよね。
洗濯ネットに入れる場合でもマジックテープはバラバラにせずくっつけた状態でネットに入れてください。
乱暴に剥がさない
マジックテープを何も考えずにベリっと勢いよく剥がす方も多いと思います。
実は乱暴に剥がす事により負荷がかかりマジックテープの劣化が進んでしまいます。
剥がす時に端っこをつまむよう持って、ゆっくり優しく剥がしてあげましょう。
こうする事でマジックテープの劣化を防ぐ事ができます。
まとめ
- マジックテープの粘着力が弱まってきたら、100均アイテムや家にあるもので簡単に復活させる事ができる
- マジックテープの粘着力が弱くなる原因は埃やゴミ、または劣化
- 劣化の場合はマジックテープを交換するしかないが、埃やゴミなら取り除けば大丈夫
- アイロンは高温で溶けてしまうためマジックテープにはNG
- 使わない時や洗濯の際にもマジックテープはいつもくっつけておくことでゴミの付着を防げる
- マジックテープは乱暴に剥がさずにそっと剥がすことで劣化を防げる
マジックテープのお手入れ方法や仕組みについて詳しくなったら、長持ちさせる事ができる気がしてきますよね。
マジックテープは大変便利で、私たちの生活に欠かす事のできない便利なアイテムです。
小まめに綺麗にして、優しく剥がすことを意識して快適に使用していきましょう。