うさぎの寒さ対策、一日中暖房を入れておくのはちょっともったいないなと思ってしまいますよね。
実はダンボールや使い古したブランケットなど、家にある物や100均グッズでうさぎの寒さ対策ができるんです。
わざわざ買ったり高いお金を使ったりしなくてもできるうさぎの寒さ対策はたくさんあるので、まずはこちらの記事で確認してくださいね。
もちろんうさぎ専用のヒーターを使うのも効果的です。
記事の後半では私のおすすめヒーターを紹介します!!
ちなみにイチ押し商品はこちら♪
うさぎが寒がっている時の行動を知って、あなたの可愛いうさぎさんが寒い冬を快適に過ごせるようにあなたにあった寒さ対策を見つけていただけると嬉しいです。
うさぎの寒さ対策は100均グッズでそろう!!
うさぎの寒さ対策は家にある物や100均グッズで揃えることができます。
さっそくご紹介していきますので、あなたに合った対策を見つけてくださいね。
温度計で室温管理
うさぎに快適に過ごしてもらうために、室温の管理はとても重要!!
暖かい空気は上にたまりやすく、ゲージを置いている部屋の床に近い部分は冷たい空気がたまりやすいです。
ケージのそばに温度計を置いて、ケージ付近の室温を常にチェックして過ごしやすい温度を保ってあげられるといいですね。
うさぎが快適に過ごせる室温は18~24℃、湿度は40~60%です。
ケージの下にアルミシートやジョイントマットを敷く
床暖房を使用していない家では、床に近いほど空気が冷たく足元は寒いです。
ケージの下に100均でも買えるアルミシートやジョイントマットを敷くと、ケージを底冷えから守ってくれますよ♪
とくにジョイントマットはアルミシートよりも厚さがあり、汚れた部分だけ取り外して丸洗いしたり、使いたい大きさにカットしたりできるのでとても便利です。
その上にダンボールやブランケットを敷くとさらに効果がアップします。
ですがうさぎは何でもかじってしまうので、ボロボロになってしまうのは覚悟しましょう。
ケージの下にキャスターを付けたりすのこを置いたりして高くする
ケージの下にキャスターやすのこを使って、床から少し高くすることも効果があります。
ただし、高すぎるとうさぎが下に潜ろうとしてしまうので、下へもぐりこめない高さにするのがポイントです。
タオルなどを詰めて、下にもぐれないように工夫してみてもよさそうです。
ケージの周りを毛布やブランケット、ダンボールで覆う
ケージの周りを毛布やブランケット、ダンボールで覆うことは、冷たい空気を遮断してうさぎの体温で温まったケージの空気を保ってくれます。
毛布やブランケットは使い古したもので十分ですし、ダンボールはスーパーで無料で貰える場合もあります。
毛布やブランケットがない場合は、使わないタオルなどでも代用可能です。
段ボールを使用する場合はケージより大きいものを用意すれば、そのままいれられて簡単!!
しかし空気の通り道をふさいでしまうとよくないので、ときどき換気をしてあげましょう。
人がいるときは全面を開けておいて、夜ケージを置いている部屋の暖房を切るときに締めて、温かい空気を閉じ込めてあげる方法がおすすめです。
うさぎは暗いところを好むので、ストレス軽減にも効果がありそうですね。
ケージの中にブランケットを引き込んでしまうと危険ですので、ケージとの隙間をあけるなど安全対策をして実践してみてください。
ケージの中に小さめの座布団を置く
ケージの中に、うさぎがくつろげる子ども用など小さめの座布団を置くのもおすすめです。
一度入れてみると分かりますが、うさぎが寝た直後を触ってみるとすのこや木のハウスよりもすごく暖かくなっていることを感じられるはず。
綿の保温性はうさぎに温かく過ごしてもらうのにぴったりです。
座布団を設置するのに気を付けるポイントは、座布団を置く位置です。
ケージ内を2段に分けている場合、うさぎが2段目から降りた際の着地場所に座布団があると、着地失敗に繋がり怪我をしてしまうかもしれません。
問題ない位置に置いたと思っても、いつの間にか動いている場合もありますので、危険な位置にズレていないか注意してあげましょう。
ケージの中に湯たんぽやカイロを置く
湯たんぽはタオルなどで巻くと爪や体が絡まり、怪我や事故に繋がる可能性もあり危険です。
低めの温度でタオル等を巻かずに使える温かさにしましょう。
カイロはプラスチック製のカイロケースを使うなど、中身が出て誤飲することのないよう気を付けてあげてくださいね。
100均ではありませんが、私が愛用していたカイロケースはこちらです。
熱を発する温かグッズではあるので、安全対策をしながら上手に取り入れたいアイテムです。
うさぎの寒い時の仕草を知っておこう
うさぎは寒いと感じていても、分かりやすくアピールしてくれません。
寒さには比較的強い生き物ですが、年齢や体調にもよりますので過信せず寒さ対策が必要です。
普段から行動をよく観察して、いつもと違う動きをしていないかチェックしてあげましょう。
うさぎの寒い時の行動
うさぎの寒い時の行動として、分かりやすいのは次の2つです。
・手足を体の下に入れて丸まってじっとしている
・耳がいつもよりひんやりしている
寒くなくても丸くなって動かないときはありますが、手足を体の下に入れているのは寒くて自分の体温で手足を温めたいからです。
手足を入れているかどうかで見分けられそうですね。
また、うさぎの耳には毛細血管が集まっているため、その耳が冷たい場合は寒がっていると判断できます。
とくに真冬の寒さはうさぎでもつらいはずです。
上記のような行動が見られないかときどき観察をしてあげて、すぐに温かくなるよう対策をしてあげましょう。
うさぎに適した室温は18~24度
うさぎに適した室温は18度から24度です。
ちなみに最適な湿度は湿度は40~60%。
人間が少し肌寒いな、と感じる室温のときにはうさぎも少し寒いと感じていると考えてよさそうですね。
うさぎは寒さに強い生き物といわれていますが、それは暑さに比べてというだけですし、本当に寒さに強いのは野生のうさぎです。
生まれたときから整った環境で育ったペットのうさぎは、それほど体が強くなく寒さが苦手です。
また、子うさぎは新しいものへの警戒心が強く、新しい温かグッズに慣れるまでに時間がかかるかもしれません。
格的な冬に気に入った方法で温かく過ごしてもらえるよう、早めに対策をしてあなたのうさぎのお気に入りの寒さ対策を探してみるといいですよ。
うさぎの冬の防寒グッズはヒーターがおすすめ
冷え込みが激しい日、人が入ればエアコンを使うかもしれませんが、うさぎのためにつけっぱなしにするのは迷いますよね。
そんなときは安全に配慮されたうさぎ専用のヒーターを導入するのがおすすめです。
おすすめのヒーター3選
1.ミニマルランド ほっとうさ暖リバーシブルヒーター
最もおすすめしたいのは、冒頭でもご紹介したこちらのヒーターです。
裏表で温度が違い、リバーシブルで使用することができます。
濃いピンク側はちょうどおかあさんうさぎの体温と同じくらいの温度になっていて、薄いピンク側はそれより少し低い温度設定です。
サイズもM、L、LLとあり、自分の家のうさぎさんに合わせて選べます。Mサイズは小さめのうさぎさんやこうさぎさんに、LやLLサイズは大きめのうさぎさんにおすすめです。
お手入れも水拭きするだけなので扱いやすいですよ。
電気代はMサイズの場合、1時間で約0.22円なので暖房をつけっぱなしにしておくより安上がりです。
2.フューチャーアロー マイカヒーターII
こちらは遠赤外線ヒーターで、空気ではなくうさぎ自身の体を芯から暖めてくれます。
このヒーターならケージの外に設置できるので、かじられる心配がないのが嬉しいですね。
また、ガスを使わないため、空気を汚すこともありません。
電気代は1カ月1000円程度と経済的ですが、ヒーター自体は約16,000円とちょっとお高めです。
ですが、1台買えば毎年使えますし、冬だけでなく冷え過ぎ防止に、夏のエアコン対策にも最適です。
ケージに引っ掛けることができる、専用ホルダーがついているセットもあるのでぜひ試してみてください!
3.シャープ プラズマクラスター搭載 加湿機能付 セラミックファンヒーター HX-120
こちらはめずらしいタイマー機能付きのセラミックファンヒーターです。
2つ目にご紹介したヒーターと同じく、ガスを使わないので空気を汚しませんし、ケージの外に置いて使用するものなのでかじられる心配もありません。
スイッチを入れるとすぐに温かくなるので便利ですよ♪
こちらの電気代は、強風で1時間32円前後、弱風で1時間16円前後です。
12時間で勝手に運転を停止してくれるので、スイッチの消し忘れも心配なく節電対策もばっちりできます。
さらに加湿機能付きなので、乾燥対策にも役立つのが嬉しいですね。
ヒーターの置き方
ヒーターの置き方について、ポイントは次の2つです。
・うさぎが熱くなったら移動できる場所を作っておく
・水分補給をたっぷりできるように用意しておく
人間も熱くなったらヒーターを止めたり弱めたり、向きを変えたりなどしますよね。
うさぎは熱いと思ってもそういったことができませんので、逃げられる場所を用意しておいてあげましょう。
また、うさぎも熱いと喉が渇くので、水分補給をたっぷりできるように事前準備が大切です。
普段あまり水を飲まない子でも、ヒーターを買ってから水分補給が増えたという話はよくききますので、切らさないように新鮮なお水をたっぷり用意してあげてくださいね。
ヒーターをかじる対策
うさぎの歯は一生伸び続けます。ですので何かをかじって歯の長さを調節しているのです。
うさぎがコードをかじってしまうのも仕方がないことではあるのですが、安全のためには対策が必要ですよね。
最もかじられる可能性が高いヒーターは、ボードタイプのヒーターです。
通常はけーじの中に入れて使用するものですが、警戒心の強い子や好奇心旺盛な子はかじってしまいます。
まずは多少かじっても問題のない上記で紹介したような商品を使うことが大切です。
または直接ケージの中に入れず、外側から立てかけて使うのもありですね。
室内でお散歩させる場合には、人間用の暖房器具に限らずコード類もたくさんあるかと思いますので、コードカバーを使うのもおすすめです。
かじり防止スプレーというものも売られています。
かじり防止スプレーはうさぎにとって嫌な匂いや苦い味を吹きかけられるスプレーです。
室内のかじられたくないものに吹きかけておくと、効果があると言われています。
サッとスプレーするだけで噛まなくなってくれたら嬉しいですよね!!
効果がなく噛み続ける子もいるようですが、どんな商品も使ってくれるかどうかはその子次第なので、私は試しに使ってみたいなと思いました。
ただしうさぎのケージ内やお気に入りの物などにスプレーしないよう注意してあげましょうね。
外飼いうさぎの寒さ対策
昔はうさぎを外で飼うのが一般的でした。今では室内飼いが増えていますが、まだまだ外で飼っている方もいらっしゃいますよね。
うさぎは寒さに強いと言っても、野生のうさぎと比べれば強くはありません。
外飼いのうさぎの場合、まずは環境を確認しましょう。
柵でできたケージなど外気が直接吹き込むのか、犬小屋のようにある程度防げるのかによっても変わってきます。
ベニヤや塩化ビニールなどの板で、できれば屋根と壁のある環境にしてあげられると良いですね。
小屋の大きさはうさぎの体の大きさに合わせたサイズが最適です。
そして牧草やワラをたくさん入れてあげれば、うさぎは自分の体温で暖まることができます。
その際、排せつ物などで汚れていると病原菌の温床になってしまうので、定期的に掃除をしてくださいね。
あまりに寒さの厳しい日には、家の中に入れてあげることも検討しましょう。
まとめ
- うさぎの寒さ対策は家にある物や100均グッズでできる
- 毛布やブランケット、段ボールで覆うことでも寒さ対策ができる
- うさぎが寒い時にとる行動は、手足を体の下に入れて動かないなど
- うさぎに適した室温は18~24度
- うさぎの冬の防寒グッズはうさぎ用のヒーターもおすすめ
- ヒーターを使うときはうさぎの安全を最優先に考える
- 外飼いうさぎは小屋があると安心、ワラなどを多めに入れて特に寒い日には室内に入れることも検討が必要
うさぎは寒さに強い生き物というイメージがありますが、それは野生のうさぎの話です。
室内で育ったうさぎは寒さで体調を崩してしまったり、快適に過ごせていなかったりする可能性があります。
普段からよく観察して、あなたのうさぎさんが幸せに過ごせるようしっかり寒さ対策をしてあげれるといいですね。