トークボックスを使用することは体に悪いとのうわさがあります。
しかし、適切な使用方法で使っている分には全く問題ありません。
「トークボックス」とはテレビ番組で、トークボックス奏者のJUVENILE(ジュブナイル)さんが関ジャニ∞の横山裕さんにトークボックスをレクチャーし話題になった楽器です。
そんなトークボックスが、体に悪いといううわさがあります。それはいったいなぜなんでしょう。
今回の記事では、なぜトークボックスが体に悪いと言われる理由やトークボックスを使ってみたくなる理由なども紹介したいと思います。
気になっている方も多いはず!最後まで読んでもらえたら、トークボックスのことがわかると思いますよ♪
Contents
トークボックスが体に悪いといわれる理由は?
「トークボックス」の使用は、体に悪いとのうわさが昔ありました。
しかし、適切な方法で使用すれば全く問題ありません。
「脳に近い口の中で音を共鳴させるというしくみのため、頭痛や歯の痛みが起こってしまう」という医学的根拠のないうわさが一部で広まったことが原因でした。
ただ、口の中に直接空気の振動である音がホースを伝って流れてくるため、口経由で逆側から鼓膜が振動させられることになります。
そのため、通常ではありえない環境になるので、人体が拒否反応を起こし、頭痛や吐き気などをもよおす人もいるようです。
使っていてそのような症状が出た場合は、体に悪いですので使用は控えるようにしましょう。
もちろん適切に使用していれば問題がないです。体に悪いものではないということは、現在も商品として販売されていることからわかりますよね。
トークボックスは体に悪いのかしくみから解説
トークボックスが体に悪いものではないとわかりましたが、そのしくみはどのようになっているのでしょうか。
まず演奏をするには、楽器から出る音を専用のスピーカーから、つないだホースを伝って、そのホースの先から楽器音が出てきます。
その音が出てくるホースを、口にくわえられるようにします。
そして、口の中で流れてくる音を共鳴させ、口から漏れ出る音をマイクが拾ってスピーカーに出力されるというしくみなんです。
先ほどでも紹介しましたが、ここで体調が悪くなった場合は体に悪い影響が出ていますので使用をやめておいてください。
口をしゃべるように動かせば、その口の動きに合わせて音が変化するので、楽器の演奏をしながら音の変化も自由に演奏することができるようになりますよ。
トークボックスは、ヴォコーダーという楽器に似ています。
しかし、ヴォコーダーは、マイクで拾った人の声を、機械を通して加工して出力するデジタルな技術です。
それに対し、トークボックスは口の中で変化させた音をマイクで直接出力するというアナログなエフェクターなんですよ。
トークボックスが、アナログなだけに楽器の音で話しているような効果を持たせるエフェクトができるんです。
デジタルではできない良さを曲中に出すことができますよ。
体に悪いエフェクターではないので、気になる方は使ってみてはどうでしょうか。
トークボックスが体に悪いものではない使いたくなる2つの理由
トークボックスは、体に悪いものではないのでぜひ使ってもらいたいエフェクターです。
トークボックスを使って演奏している動画を見てみると、みんなノリノリで楽しそうに見えます。
ギターやキーボードを演奏することができる人は、トークボックスを取り入れることで表現の幅が広がっていくこと間違いなしですよ♪
1.ギターで使うととにかくかっこいい
トークボックスを使いたくなる理由の1つ目は、ギターで使うととにかくかっこいいということです。
もともとトークボックスは、ギター用に開発されたエフェクターでした。
ギターにおけるトークボックスの印象的な曲はロックバンド「ボン・ジョヴィ」の「It’s My Life」。
この曲は、今でいうとなかやまきんにくんさんが使われている曲ですよね。
その冒頭で「バウバウ」と鳴っている音が、トークボックスを使って出している音なんですよ。
これを聴いて「ちょっとトークボックスを使ってみたいな」と思った方もいるのではないでしょうか。
体に悪い影響がないものなので、ぜひともギターを使っている方に使ってもらいたいです。
2.キーボードやシンセサイザーでも使える
トークボックスを使いたくなる理由の2つ目は、キーボードやシンセサイザーでも使えることです。
ギターで使えるというのは知られていますが、シンセサイザーにつなぐことで未来形の声が出てとても面白いですよ。
キーボードを使ったものとしては、Bruno Marsの「24K Magic」のイントロで使われているのが有名ですね。
この曲の冒頭のキーボードでのトークボックスによる演奏は聴いていてめちゃくちゃかっこいいんです。
ぜひ、トークボックスを使った曲として聴いてほしい一曲です。
このようなかっこよさが引き出すことができるトークボックス。体に悪い影響はないので、ぜひともチャレンジしてみてはいかがでしょうか。
まとめ
- トークボックスは、適切に使うと体に悪い影響は出ない
- 口の中に空気の振動である音が流れてくるため、体に悪い場合もある
- ギターやキーボードに使うこともできる
トークボックスは、なかなか使うことがないエフェクターだと思います。
しかし、演奏者の口の中で音を加工するというトークボックスは、最高の演出となるはずです。
トークボックスを、演奏の中に取り入れてみることで新しい楽曲になるのではないかなと思いますよ。