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市営住宅に入るコツは?当選確率を上げる方法3つと家賃減額のヒント

市営住宅に入るコツは、以下の3つです。

  1. 優遇制度をうまく使う
  2. 穴場の部屋を探す
  3. 継続して応募する

家計の支出の中でも、住居費を削ることは簡単ではありませんよね。

生活環境が変わるなどして「どうしても住居費を減らしたい」と考えた時に、賃料の低い市営住宅や県営住宅は大変魅力的に見えます。

きっと競争率が高そうだし、入るのは無理なのかな?

地域や物件によっては確かに競争率は高いですが、諦めないでください。

市営住宅の入居については「当選しやすいよう優遇される仕組み」が存在します!

この仕組みをうまく使うことができれば、市営住宅に当選し入る確率は高まりますよ。

仕事で賃貸物件を紹介していた私の経験から、現在の住まいの家賃を少しでも減額できるようなヒントも併せてお伝えするのでぜひ参考にしてみてくださいね。

市営住宅に入るコツ3つ!コネがなくても入居できる!

インターネット上には、「市営住宅はコネで入ることができる」といったような情報が出ていることがありますが、そういったことはほとんどないでしょう。

市営住宅の当選は抽選によって決められることが多いので、公平性が保たれています。

コネがなくても当選のコツをうまくつかめば、入居の確率は上がりますよ。

市営住宅に入る3つのコツを、それぞれ詳しくみていきましょう。

優遇制度をうまく使う

優遇制度とは、市で決められた条件に当てはまれば通常よりも当選確率が上がる制度のことです。

優遇制度については地域によって異なますので、ご自身の希望する地域の制度とその内容を必ず確認してみてください。

一般的によくある制度には、このようなものがあります。

多子優遇申込者に18歳未満の子が3人以上いる世帯。
母子及び父子優遇申込者に戸籍上配偶者がなく、20歳未満の子と同居し扶養している母子世帯。又は父子世帯。
地元優遇申込者が応募しようとする団地の所在する市内に居住していること。
落選者優遇定期募集に連続して抽選により落選している方。
障がい者優遇申込者又は申込者と同居しようとする親族のうち、身体障害者手帳の交付など一定基準を満たす方がいること。
高齢者優遇申込者又は申込者と同居しようとする親族のうち、60歳以上の方がいる世帯。
主な優遇制度

このほかにも、各地域で様々な優遇制度があります。ご自身に当てはまるものがあれば抽選番号が多く貰えて、当選確率が上がりますよ。

また、市営住宅の募集は定期的に行われている場合が多いのですが、これとは別枠で特定の条件を満たす人のみ随時申し込みができるという枠を設けているところもあります。

物件自体に「子育て世帯限定」などの申し込み条件が付いている場合もあるので、そういったところは要チェックですね。

穴場の部屋を探す

「穴場の部屋」とは、希望する人は少ないけれど、自分自身は住み心地の良い部屋です。

そんな部屋なんて…あるの?

例えば、エレベーターがない物件の5階の部屋を例に考えてみましょう。

外出する際には、階段を使って5階の部屋と外を行き来しなければなりません。

足腰に不安のある方、高齢の方は、なかなか希望しませんよね。

健康不安のない方でさえ、体力的にきついと避ける人は多いのではないでしょうか。

では、「毎日在宅ワークで運動不足。外出時にできるだけ体を動かしたい!」という人だとどうでしょう。

階段の上り下りだけでも、いい運動になりそう♪

はたから見ればデメリットに感じる部分でも、自分の希望条件に合えばメリットとなります。

自分の希望条件と、募集がかかっている部屋の条件をよく照らし合わせてみてください。

もしも穴場の部屋が見つかれば、競合する相手は少なくなり当選確率は上がるでしょう。

しかし、とにかく当選したいからと、入居倍率が低いというだけで無理に申込を行ってはいけません。

当選したとしても、本当に無理なくそこで生活ができますか?

当選後にキャンセルの申し出を行うと、落選回数が振り出しに戻る可能性があります。

落選回数が振り出しに戻ると、落選者優遇が受けられなくなることがあるので注意しましょう。

入居後「こんなはずではなかった」とならないためにも、実際に自分が住んでみた時、不便なことや都合の悪いことはないかよく確認してみてくださいね。

継続して応募する

当たり前のことですが、何度も応募すれば当選する可能性は高まります。

いくら優遇制度を使ったり、倍率が低い部屋へ申し込みをしても、外れるときは外れますよね。

あきらめず何度も応募してみましょう。

当選するまでにあきらめない継続力も大切です!

そして何度も落選すると、コツ①でご紹介した「落選者優遇」の制度が使えるようになる地域もあります。

市営住宅を希望される場合には粘り強く応募してみてください。

市営住宅に入る条件とは?入居前に知りたいこと3つ

市営住宅の入居条件は地域によって異なりますが、以下の条件で募集しているところが多いです。

  1. 希望地域に居住(住民登録)、または勤務をしていること
  2. 入居する家族の収入合計が基準の範囲内かつ、家賃の支払能力があること
  3. 現在、住宅に困窮されていること
  4. 市営住宅に係る家賃の未納等がないこと
  5. 申し込み者が成人であること
  6. 税金を問題なく納めていること
  7. 申込者及び家族が暴力団員でないこと

何度も伝えますが、希望の地域の条件は必ず自身で確認してみてくださいね。

また、市営住宅に当選した後に「こんなの知らなかった!」とならないためにも、入居する前に確認しておきたいポイントを3つご紹介します。

設備を自分で用意しなければならない可能性がある

市営住宅の中には、浴室はあるけど浴槽と給湯器は自分でつけなければならない部屋も少なくありません。

浴槽の他に、網戸やカーテンレールも入居者負担となる場合があります。

設備の維持管理が難しくトラブルになるのを避けるため、このようにしているそうです。

退去時には借りた部屋を元の状態にして返す、原状回復が義務付けられている可能性もあるかもしれません。

賃料は安いのですが、入居する際の初期費用が思っているよりも高く、準備する手間がかかる可能性がありますね。

自治会への参加が求められる

賃貸物件にお住まいであれば共益費などの管理費を支払い、管理会社で共用部の清掃などを行うことが多いですよね。

市営住宅の場合には自分たちで行わなければいけません。

そのため特段の事情がない限り、ご近所づきあいは避けて通れないでしょう。

敷地内の清掃や植え込みの手入れまで、市営住宅に住む住民の皆さんで協力して行うこととなります。

気持ちよく暮らすためにも、きちんと協力して住みよい環境を作りましょう。

収入があがると、家賃が高くなる

入居時の収入が基準に収まっている場合でも、その後収入があがると賃料も比例してあがります。

年に一回、収入に関する書類を提出することで賃料が決定するようです。

高所得者となった場合には、部屋の明け渡しを請求される場合もありますので注意しましょう。

市営住宅に入るなら県営住宅も検討してみよう!

市営住宅と県営住宅はともに公営住宅であり、住居に困っている人へ住まいを提供するという趣旨は同じです。

ぜひ県営住宅も視野に入れてみてください!

市営住宅と県営住宅の違いは「貸主」です。

市営住宅は市が所有しているため市から借りることとなり、県営住宅は県が所有しているため県から借りることとなります。

この二つの違いを比較してみようと思いましたが、「市」や「県」それぞれの自治体で募集内容等にばらつきがあったため、一概には言えない部分が多くありました。

収入に関しては、市営住宅だと入居時に無収入では難しくなるところが多いようですが、県営住宅の方が無収入でも入居できるところが多い印象です。

ご自身で希望される地域の条件を、しっかりと情報収集することが大切ですね。

市営住宅へ入る前に今の家賃交渉を!減額のヒント紹介

市営住宅の当選を待つ間にも、毎月の住居費はかかり続けますよね。

当選を待ってる間にもできることってないかな?

賃料の低い物件への引っ越しを検討しても、退去時の費用や引っ越し代、新しい部屋への支払いなどがかさんでしまっては意味がありません。

賃貸物件にお住まいであれば、住居はそのまま、家賃交渉をすることで減額できる可能性があります。

誰でも必ず減額できるというわけではありませんが、試してみる価値はあると思いますよ♪

減額交渉の前に判断材料を集める

いきなり「家賃を下げてほしい」と交渉しても、何故下げる必要があるのかを説明できなければ説得できません。

交渉する前に、根拠となる材料を探してみましょう。

今の部屋に住んでから長く経っていれば、物件自体も古くなっていて市場価値が下がっている可能性があります。

賃貸情報がネットで検索できますが、自分の住んでいる物件の空室が出ていませんか?

もしも同じ条件の部屋で、今あなたが支払っている賃料よりも安く募集をかけていれば、賃料を減額してもらえる可能性があります。

空室が出ていなくても、近隣で条件が似ている物件の賃料を確認してみて、大きく差があるようでしたら交渉の際にお話ししてみるといいでしょう。

家賃交渉の時期と交渉先

交渉するとすれば、入居や退去ピークが落ち着いた閑散期が良いでしょう。

賃貸物件の3~4月は入居や退去の手続きで込み合うことが多いです。この時期は避けることをおすすめします。

入居希望の方が多くいる時期なので、賃料を下げなくても部屋が埋まりやすいからです。

ちなみに大家さんとの関係性にもよりますが、特に面識がなければ管理会社を通すとよいでしょう。

間に入ってお話してもらえるので、大家さんと直接もめたりすることがありません。

また、会社で借り上げている社宅の場合は、まずは担当部署に問い合わせるようにしてくださいね。

入居のマナーは守れていますか?

とても大切なことですが、日ごろから入居のマナーを守れていなければ、交渉は上手くいくことが少ないと思います。

マナー違反が著しい場合、あなたが気づいていないところで管理会社に把握されている可能性がありますよ。

私は不動産会社に勤務していた時に、入居に関するクレームの対応も行ってきました。

入居者や周辺住民からの入電やヒアリングで、マナーが悪い方は全てとは言えませんが把握されているケースが多いです。

夜中に大声で騒いでいたり、捨てられないはずの大きなゴミをよく捨てていたり、注意喚起も気に留めなかったり…。

そういった方から家賃の減額交渉の相談があっても、家賃を下げてまで継続して住んでほしいとは思われないでしょう。

もしも心当たりがあれば、減額交渉の前に改めてみてください。

まとめ

  • 優遇制度をうまく使う
  • 穴場の部屋を探す
  • 継続して応募する

上記のの3点を、市営住宅に入居するコツとしてご紹介しました。

市営住宅には様々な条件があるけれど、家賃が非常に安く、住居に困っている方にはとても条件の良い物件です。

市営住宅を必要とされている方は、ぜひこの3つのコツを抑えて応募してみてくださいね♪

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hirally

広島県在住、30代の主婦。食物アレルギーを持つ2児の母です。 大学では建築学を専攻し、その後不動産業に従事。一人暮らしをされる学生さん向けにお部屋探しのご案内などを行ってきました。FP3級保有。 最近は子供たちと四つ葉を探すことに夢中です。押し花にも挑戦してみたり、子育てを通して新しい発見をさせてもらっています。 コーヒーを飲んで、ほっと一息つく時間が大好きです。