もやしを冷凍するとまずいのは、食感と味と見た目が変わるからです。
もやしは賞味期限が短く、ダメになりやすい食材です。
そのため、使い忘れてしまい、とりあえず冷凍したもやしをいざ解凍して食べようとしたら、まずい!!と感じることがあると思います。
もやしは手頃な価格で栄養価も高く、日常のさまざまな食事に取り入れたい食材ですよね。できれば新鮮なものを食べたいですが、便利な冷凍保存も活用したいです。
この記事では、なぜ冷凍もやしがまずいと感じるのか、また、もやしをおいしく食べるための保存方法と調理法を紹介します♪
Contents
もやしを冷凍するとまずい原因を探る
ここではもやしを冷凍するとまずい?その理由を5つをあげて紹介しますね。
- 水分の損失
もやしは水分が多く含まれる野菜であり、冷凍することでもやしの水分が凍ってしまい、食感が変化してしまいます。
- 食感の変化
解凍すると柔らかくなり、シャキシャキとした食感がなくなってしまいます。
- 風味の変化
冷凍することで新鮮さがなくなり風味が落ち、臭いもします。
- 色の変化
冷凍すると色が茶色くなり、しおれて、見た目が悪くなります。
- 栄養素の損失
冷凍によって一部の栄養素が損失することがあります。特にビタミンCやビタミンB群は水溶性のビタミンなので冷凍に弱ため、栄養価が大きく落ちてしまいます。
他にも理由はありますが、主に上記の理由でもやしを冷凍するとおいしくなくなるので、できれば新鮮な生のもやしを使用することが望ましいです。
しかし、賞味期限が短いもやしは使う度に毎回購入しなければなりません。
色々忙しい私達には度々買い物に行くのは面倒くさく感じることがありますよね?
私も毎日買い物に行くのは面倒で、週に1回行けばいい方です。
そこで、長期保存はできないのか?と疑問に思いました。
もやしの冷凍保存!おいしくできる方法をご紹介
傷みやすいもやしは気づけば賞味期限が切れてしまったり、安いのでつい、たくさん買ってしまい一度に使えなかったりしますよね?
そういう時に役立つ、冷凍保存の方法を紹介します。
- 袋ごと冷凍する
袋が未開封ならそのまま冷凍します。購入後すぐに冷凍するとより鮮度がいい状態で保存できます。
また、急速で冷凍するほどよりいい状態で保存できるので金属性のバットに載せるなどするとよいでしょう。
- 洗って冷凍する
袋を開封したもやしは洗って冷凍するのがよいです。
その場合はキッチンペーパーで水気をきちんと取ってから、ばらして水平にしてフリーザーバッグに入れて冷凍するとよいでしょう。
凍ったら、一度軽く揉みほぐすと使いやすくなります。
- 茹でてから冷凍する
茹でるともやしの雑菌を減らせるので、衛生的な状態で保存できます。
茹でたら熱を冷まし、洗ってから冷凍するのと同じくキッチンペーパーで水気をきちんと取ってから、ばらして水平にしてフリーザーバッグに入れて冷凍するとよいです。
一度茹でてあるので、時短料理にも使えます。
このように適切な冷凍保存の仕方で何もしないより、長くおいしいもやしを食べることができますよ。
冷凍もやしは2週間を目安に食べきってくださいね。冷凍期間が長くなりすぎると、冷凍焼けを起こしてしまいます。
もやしは冷凍保存であってもできるだけ早く使い切るとよいでしょう。
もやしの冷凍でできるレシピで人気のものをご紹介
ナムル
冷凍もやしは生から茹でたものよりもしんなりして、味の染み込みがよくなります。調味料を軽くあえるだけでも、しっかりした味付けのナムルができます。
【きゅうりともやしのナムル】
材料
・冷凍もやし 1袋
・きゅうり 1本
・塩 少々
・中華あじの素 小さじ1
・ごま油 小さじ1
・ごま 大さじ1
作り方
①冷凍もやしを水洗いし、電子レンジで2分ほど加熱します。
②きゅうりは細切りにし、塩をまぶしておきます。
③もやしの粗熱が取れたら、水気をしぼります。
④きゅうりも水気をしぼります。
⑤しぼったもやしときゅうりに、中華味の素、ごま油、ごまを混ぜて出来上がりです。
炒め物
冷凍もやしは、簡単に火が通るので、他の生の具材と同時に入れても仕上がりに影響がありません。
生から炒めたものよりしんなりするので、他の具材との一体感が出て食べやすくなります。
もやしから水分が多く出るので、片栗粉などでとろみをつけて仕上げるのもおすすめです。
【もやしとシーチキンの炒め物】
材料
冷凍もやし 1袋
シーチキン 1缶
焼肉のタレ 大さじ1
作り方
①フライパンに火をかけ油を入れる。
②冷凍もやしをフライパンに入れて、フタをする。
③もやしが冷凍できたら、フタを取り、シーチキンと一緒に炒める。
④最後に、焼肉のタレをかけて、からめる。
スープ
冷凍もやしは、もやし特有のシャキシャキとした食感が失われています。
しかし、スープにして煮込むと気になりません。
もやしをスープに入れ、煮汁ごと食べると、もやしの栄養を残さず食べられるので、冷凍もやしには特におすすめの食べ方です。
【もやしのスープ】
材料
もやし 200g
長ネギ 6cm
・干し椎茸スライス 5枚分
・砂糖(椎茸戻す用) 少々
・水(椎茸戻す用) 100ml
・水(スープ用) 400ml
・酒 大さじ1/2
・鶏がらスープの素 小さじ2
・醤油 小さじ1
・生姜 小さじ1/2
・オイスターソース 小さじ1/2
・みりん 小さじ1/2
・ごま油 小さじ1/2
・コショウ 少々
作り方
①干しシイタケは100mlのぬるま湯に砂糖を少々くわえたところに入れて20分戻す
②長ネギは斜め切り、小ネギは小口切りにする。生姜はすりおろす。
③冷凍もやしは水で洗って、ある程度水分はしぼる。
④・の材料を全て鍋に入れて煮立たせる。
⑤ネギを加えて1分煮る。
⑥もやしを加えて2~3分煮る。
⑦火を止めてごま油、コショウを入れて、小ネギを飾れば完成。
冷凍もやしは、凍ったまま料理に加えて加熱調理してください。
解凍すると食感や風味が失われ、臭いも出てしまうので、そのまま調理するほうがよいです。
また、シャキシャキとした食感がなくなっているので、食感を楽しむ料理には向いていません。味付けを濃いめにすると劣化をごまかせます。
まとめ
- もやしを冷凍するとまずい原因は、食感と味と見た目が変わるから
- もやしはできれば生のまま食べることが望ましい
- もやしの良い冷凍保存方法は、袋ごと、洗う、茹でてから、といくつかある
- もやしを冷凍しても2週間を目安に使い切ることを心掛ける
- 冷凍もやしをおいしく食べられる調理法は色々あり、味付けを濃いめにすると劣化をごまかせる
もやしは価格も手頃で、手軽に入手しやすく、豊富な栄養素が入っていて体に優しい食材です。
低カロリーなのでダイエットにも向いています。こんなにもお得なもやしを冷凍保存をしたら、食卓に並べる機会が増えると家計も助かりますよね?
ぜひ紹介した内容を参考に、あなたも、もやしを冷凍して日々の調理に活用してみてくださいね♪