税金や社会保険料の上昇、上がらない賃金のせいで、日本からの脱出、海外移住を考える人は多いのではないでしょうか。
税金や社会保険料の負担額の少ない国、同じ労働やお仕事でも賃金の高い国、街並みの綺麗な国。
そのような国に住んで、ストレス無く有意義に過ごすために海外移住を考えている方。
結論から言います。そんなに甘くありません。やめておいたほうがいいです。
税金が少ないのはいいことです。ですがそれには公共設備がおろそかになるというデメリットがあります。
賃金が高いのは魅力的です。ですが賃金が高いということは物価が高いです。
世界遺産を毎日見られる!ヨーロッパの街並みが素敵!これに関しては言わずもがな。楽観的すぎてお話になりません。
海外移住とはそこに永住するということです。日本に住んでいるように住むということです。
外国には外国の常識、文化があります。日本での当たり前は通用しません。
この記事では「海外移住はやめとけ」と言われる理由やメリットデメリットなど、海外移住の難しさを紹介していきたいと思います。
Contents
海外移住はやめとけと言われる理由3選
まず、海外移住は旅行ではありません。住むということです。
日本以外に住むということは日本の常識が通用しないということです。
海外移住はやめとけと言われる理由に、それが顕著に出ています。
1.治安の悪さ
夜、コンビニに1人で向かうことがあると思います。
小学生が1人で登下校している風景を見ることもあるのではないでしょうか。
でもこれら全て日本での常識です。海外では考えられません。危険すぎると言われています。
実際に私の知人でドイツに移住した方も、小学校高学年の息子さんを毎日送り迎えしていると話していました。
1人で自由に外出できる機会が減ると思っておいた方がいいでしょう。
2.物価の高さ
賃金が高いから日本との賃金差が全て手元に残ると思っている人もいるかと思います。
しかしそんなことはもちろんありません。
その分、物価が倍ほど高いです。家賃や光熱費、日用品、食材これらすべてです。
簡単にお金が貯まると思って行かないほうがいいでしょう。
3.文化の違い
日本人は時間にきっちりしている所がありますが、海外の人はそんなことはありません。
電車もすぐに遅れますし、バスも時間通りに来ないことがほとんどです。
他にも国によってたくさんの文化の違いがあります。
海外移住をしたい人へ、こんな理由ならやめとけ!!海外移住の理想と現実の違いは大きい
海外移住をする人の中にはパリのエッフェル塔を見たい、凱旋門を見たい、と言った旅行気分で海外移住を考えている人もいますが、これは一番やめた方がいいです。
メインは永住です。観光名所などはたまに見るからいいのです。
住むのに大事な生活を差し置いて考えることではないです。
これが海外移住を考える人の理想と現実の差といえるでしょう。
海外移住のメリットとデメリットを知ろう!!
海外移住のデメリットを紹介してきましたがメリットも紹介します。
治安や物価の高さをお伝えしましたが、海外にはメリットもあります。
それは国によっては、日本よりも国の成長が期待できるところです。
日本は少子高齢化が進み、成長率はとても低いと言われています。賃金なども今よりもさらに上がりづらくなると思います。
ですが海外はこれから成長する国が多いです。
将来や子供のことを考えると海外に移住した方がいいこともあると思います。
海外移住はおすすめ?後悔が待っている?
では実際海外移住をした人はどう感じているのか、紹介していきます。
「物価は高いが節約をすればしっかりお金は残る。節約は日本でもしていたから苦ではない。」
「最初は馴染むのに苦労したが、家計も安定してきて子供の教育に力を入れられるから、海外移住して良かった。」
「交通機関の利用がとにかく大変。出勤、退勤の時間は多めに見積もっている。」
いろいろな意見がありましたが、全体としては肯定的な意見の方が多く見られました!
否定的な意見もあるので、自分に合った理由で海外移住できるといいですね。
私は日本が好きなので、何もなければ日本に住んでいたいですけどね。
まとめ
- 海外移住はやめとけと言われる主な理由は「治安の悪さ」「物価の高さ」「文化の違い」
- 海外移住したい理由が「憧れの街に住みたいから」といった旅行の延長のような考えならやめた方がいい
- 海外移住のメリットは、国によっては日本よりも国の成長が期待できるところ
- 海外移住をした人の口コミを調べると、肯定的な意見が多かった
海外移住にはデメリットだけでなく、メリットも数多くあるというのがわかりましたね。
治安の悪さ、物価の高さ、文化の違い、に充分注意して海外移住をしなければならないと思います。
経済的、教育的な面で考えるといいのかな、と私は思いますね。
安易に海外移住を考えている人はやめたほうがいいでしょう。