新築で家を建てる時やリフォームする時、お部屋のアクセントとして、天井に木目クロスがおすすめですよ♪ただし注意が必要です!
アクセントとして天井に木目クロスを貼ると、グッとおしゃれな雰囲気が出せます。
「どんな木目にしようか」とご夫婦やご家族でお話ししながら、カタログを見たりしていませんか?
けれど、木目クロスはよく考えて選ばないと、後で後悔する事になりかねません。思ったようにならなくて、失敗したなと思うのは悲しいですよね。
木目クロスを天井に張って、失敗したな、と思いがちなポイントをこれから紹介していきたいと思います。
天井に木目クロスを張るデメリットから、メリット、その時とるべき対策までお伝えします。
ぜひ失敗から学んで、後悔しないおしゃれなお部屋作りの参考にしてくださいね♪
Contents
天井に木目クロスを張るとデメリットとなるポイント
まずは、デメリットとなりやすいポイントを3点、ご紹介します。
なぜデメリットから紹介するのか?それは、費用も時間も使って木目クロスを張ってから、後悔する事になると大変だからです。
おしゃれにしたいと思って、色々考えて天井に木目クロスを張ったのに、「思ってたのと違う…失敗したかな?」となりかねません。
せっかくクロスを張ったのに、またすぐに張り替えたり、見るたびに後悔した気持ちを繰り返したり、なんて事はしたくありませんね。
ぜひ、後悔しがちなポイントから「こうしたら良いんだ!」と思えるヒントを見つけて、ご家族みんなが満足できるお部屋作りをしてくださいね♪
部屋がワントーン暗く感じる事がある
天井に木目クロスを張る場合には、上に色味がきますので、どうしても暗く感じやすくなってしまうのです。
一般的な白いクロスと違い、ブラウン系の色や模様が入っている木目クロスは、どうしても白よりは部屋が全体的にうす暗くなりがちです。
ブラウン系の木目クロスでも、濃いブラウン系の色味は、高級感やおしゃれな雰囲気が出せます。
けれど、使う場所や部屋全体のバランスを考える必要があり、少し難しいかもしれません。
ベージュに近いような淡い色味や、白っぽい色味の木目調のクロスを選ぶと、暗さが緩和されて良いでしょう。
無垢材や、カジュアル調なパイン材など、板張り天井でよく使われるような質感の木目クロスをイメージすると、失敗が少なく済みますね。
木目クロスに使われている柄も、シンプルな物に抑える事で、暗くなりがちな天井を優しいイメージにしてくれるのではないでしょうか。
照明にもこだわると、おしゃれ感も増します。温かみもあって明るく照らしてくれる、間接照明を使うのがおすすめです♪
部屋が狭く圧迫感を感じることがある
天井に木目クロスを張ると、上から圧迫感を感じてしまう事があります。部屋の広さも、大きくない場所や狭い部屋ですと、窮屈に感じやすくなります。
特に、通常と違うロフトの上や屋根裏など、天井の高さが低めに作られていたり、小さめな部屋となるとなおさらです。
天井に木目クロスを張る時には、一般的な高さ以上の天井高の場所を選ぶと上手くいきますよ。
通常の白いクロスを張るより値段が高い
最近の木目クロスは、プリントがとてもリアルなので、お部屋のアクセントに使うにはぴったりなのではないでしょうか。
板張りよりは安くて手軽に、木の質感を部屋の中に取り込むことができ、ナチュラルな雰囲気やおしゃれな空間を楽しむことができます。
とはいえ、一般的な白いクロスを張るよりは、値段が1,5~2倍以上になる事もあります。
予算もあると思いますので、天井に木目クロスを張ることで、どのくらいの費用がかかるのか、計画的にしっかり確認する必要があります。
天井が木目クロスだとメリットに!おしゃれ感を演出
では、天井に木目クロスを張った時のメリットを紹介していきましょう。色々ありますが、3点にポイントを絞ってご紹介しますね。
部屋のアクセントとなる
ただの真っ白い天井があるよりも、ポイントとして、または天井全体的に木目が入ることで、見た目のインパクトが強くなりますね。
インパクトもありながら、自然の中にいるような木のぬくもりを感じられるお部屋作りを叶えてくれます。
濃いブラウン系の色味は、家具やインテリアで取り入れ、天井はナチュラルなテイストの木目クロスを張るのも良いですね。
部屋をどのようなテイストにしたいのか、どこの天井に木目クロスを張るのが良いか、部屋の仕上がりをどんな風にしたいのか、全体をイメージして選ぶことが大切です。
内装や家具と合わせやすい
木目クロスとは言っても、本物の木とはやはり質感が違うので、「浮いて見えてしまったり」「ニセモノっぽさが出てしまったり」など心配されていませんか?
思っていたよりずっと、インテリアと合わせる事で、しっくりくるものなんです♪
カップボードのような重厚な家具でも、天井の木目クロスと色や質感を合わせることで、圧迫感が軽くなったりします。
本物の板張りとの違いは、質感は落ちるかもしれませんが、模様が選べて、まとまりを持たせやすい点がメリットです。
そのメリットを最大限生かし、インテリアと相性の良い木目クロスを天井に使って、お部屋をステキにコーディネートしましょう。
インテリアや照明にこだわって、おしゃれな雰囲気を楽しめる
板張りの天井ほど本格的で高級感はなくても、天井に木目クロスを張ることで、手軽にアクセントの効いたおしゃれな雰囲気を出すことができます。
あまり家具やインテリアを置かないようなシンプルなお部屋でも、天井に木目クロスを張ることで、一気におしゃれな雰囲気になりますよ♪
照明も、天井の木目クロスと雰囲気を合わせたり、際立つようにスポットで明るく演出してみたりするのはどうでしょうか。
逆に、ナチュラルテイストで統一してみるのも、自然を感じられるようなステキなお部屋に仕上がりそうですね。
天井に木目クロスを張ることで、インテリアのイメージが膨らんでいきます。部屋の雰囲気を好みの感じに仕上げる作業は、とてもワクワクしますよね♪
天井の木目クロスを選ぶときに失敗しない注意ポイント
大きいサンプルで確認する
カタログなどで見ている時は「これが良い」と思っても、実際に木目クロスを張る場所は、カタログよりずっと広い範囲になります。
大きく広がると、明るめの色の物をチョイスしたつもりでも、少し暗めに感じるものです。
これが「失敗したかな…」と、後悔しかねないポイントになるのではないでしょうか。
対策としては、大きいサンプルで、出来れば少し遠目で見上げるようにして、色や木目を確認することをおすすめします!
部屋全体をイメージして選ぶ
ポイントで、どこかのお部屋の天井に木目クロスを張ると、そこだけがちょっとおしゃれな空間、という感じで仕上がります。
家全体の天井に木目クロスを張るのも、家の広がりが出て良いです。その場合は、色や模様の合わせ方、木目をどの方向に向かわせるかなど、上級テクニックが必要です。
対策としては、専門の方にお家を見てもらって、どういう風に仕上げたいかイメージを伝えて、相談することです。
新築であれば、建てている間も中の様子を確認に行くこと、その時に建築士さんに相談することをおすすめします。
照明の当たり方や時間帯でも、見え方が変わる
明るい時間帯や夕方、照明をつけた時間帯、さまざまな時間帯で、見え方が変わります。
特に、暗くなってくる時間帯から、照明をつける時間帯には注意が必要です。薄暗さが気になるのではないでしょうか。
対策としては、お部屋のイメージもあるので一概には言えませんが、明るさが調整できるような、間接照明を配置することをおすすめします。
電球の色合いも、電球色、昼白色、昼光色と、暖かみのあるオレンジ色から、スッキリとした青白い色までさまざまです。
ご自分のイメージにぴったりな照明を見つけて、おしゃれなお部屋作りをしたいですね。
まとめ
- 天井に木目クロスを張ると、天井に色味や模様が来るので薄暗く感じやすい
- 天井に木目クロスを張ると、部屋の広さや天井に高さによっては、圧迫感や窮屈に感じることがある
- 木目クロスは、本物の板張り天井と比較して費用は抑えられるが、一般的な白いクロスより2倍ほど高価になる
- 天井に木目クロスを張ると、目を引くような、部屋のアクセントになる
- 天井に木目クロスを張ると、自然に溶け込む模様になっているので、内装や家具とも合わせやすい
- 天井に木目クロスを張ると、インテリアや照明にこだわることで、ナチュラル感や高級感など、イメージに合わせておしゃれな雰囲気を楽しめる
新築でお家を建てる時、お家のリフォームを考える時、ワクワクして楽しいですよね♪
家族がそろって、インテリアについて楽しく話す時間は、家族団らんの貴重な時間でもありますが、今後の生活に大きく影響する話し合いにもなります。
天井に木目クロスを張って失敗したらと思うと、結構勇気がいると思います。でも、後悔しがちなポイントを知っておけば対策を考えられますので、安心してください。
ぜひ、お気に入りのインテリアや家具とぴったりの木目クロスを天井に張って、お部屋のおしゃれ度をグッとアップさせちゃいましょう!