ヨーグルトは健康にいいイメージなので、日常的に摂取している方も多いかと思います。
「ヨーグルト脂肪0」はさらに健康に良さそうですし、ダイエットにも効果がありそうですよね。
しかし、「ヨーグルト脂肪0」は味や添加物の面でデメリットがあります。
ウェザーニュースのヨーグルトを食べる頻度についてのアンケート結果では、ほぼ毎日食べると回答した方が、男性は31%、女性は40%でした。
実施:2021年12月3~4日、回答:7,807人
出典:ウェザーニュース
私も週に数回は朝食にヨーグルトを食べています。
また、夜に小腹が空いた時もお菓子を食べるよりも罪悪感なく食べることができます。
ヨーグルトの健康効果として腸内環境の改善は有名で、ダイエット中の女性にも人気の食品かと思います。
そこで脂肪の少ない「ヨーグルト0」なら更なる健康効果を期待できるのでは?と思うかもしれませんが、要注意です!
この記事では「ヨーグルト脂肪0」のデメリットについてや普通のヨーグルトとの比較をしてみました。
Contents
ヨーグルト脂肪0のデメリット3選!!無脂肪は危険!?
美味しくない
脂肪0のヨーグルトについての口コミを探してみると、下のような意見を見つけました。
普通のブルガリアヨーグルトは美味しいけど、脂肪0のやつはあんまり美味しくない!
脂肪0のヨーグルトを買ったら美味しくなかった…美味しく食べる方法を教えてほしい
脂肪0のヨーグルトって美味しくないんだね、カロリーは美味しさと直結していると思う
ヨーグルト脂肪0はあまり美味しくないという声が多いようです。
私もダイエットでヨーグルト脂肪0のものを食べていたことがありますが、味が薄く普通のヨーグルトと比較して味が薄くコクがありませんでした。
そのせいか少し酸っぱく感じます。
フルーツやグラノーラと混ぜたり蜂蜜をかけたりするといい感じになりますが、ダイエット中はそのまま食べたいところです。
添加物が多く実は体に悪い可能性
ヨーグルト脂肪0は普通のヨーグルトと比較して、添加物が多く含まれていることがあります。
脂肪をカットしたことによる味の変化をカバーするためか、砂糖や人工甘味料が普通のヨーグルトよりも使われていることがあります。
人工甘味料は悪玉コレステロールを増やす原因にもなるため、ダイエット以前に健康のためにも避けたいところ。
メーカーによって、砂糖や人工甘味料がどのくらい含まれるのか変わってきますので、買う前に原材料名や栄養表示を確認するといいかも知れません。
脂肪0でも添加物が多いなら体に悪そうだから、取りたくないな。
味や添加物を不安視する声もありますが、たくさんのメーカーから種類豊富なヨーグルトが販売されています。
自分好みのヨーグルトや添加物の少ないヨーグルトを探して試してみるのもおすすめです。
ヨーグルト脂肪0を選ぶのはなぜ?
ヨーグルト脂肪0って?
そもそも脂肪0ヨーグルトは、どのようなヨーグルトなのでしょうか。
一般的なヨーグルトには脂肪が含まれています。
ヨーグルトに含まれる脂肪は動物性食品に含まれているものと同じで、取りすぎると中性脂肪やコレステロール値の上昇につながります。
ヨーグルト脂肪0は、牛乳の脂肪分を取り除いた脱脂乳を使って作られたものです。
ヨーグルト脂肪0でも、完全に脂肪が0というわけではありません。
脂肪0って書いてあるのに、脂肪入ってるんだ。
Twitterなどでヨーグルト脂肪0を食べている人を探してみると、とにかくダイエットのためという方が多かったです。
また、ヨーグルト脂肪0をそのまま食べるというよりは、うまく料理している方が多いようですね。
確かにコクも甘みもないので、そのまま食べ続けるのはしんどくて長続きしないかも知れません。
普通のヨーグルトよりもダイエット効果は高いはず!
ヨーグルト脂肪0のカロリーや糖質などを普通のと比較
ヨーグルトはいろいろなメーカーから販売されていますが、
ヨーグルト商品の中でも有名な、3つのメーカーで脂肪0と普通のものでカロリーと糖質を比較してみます。
- 森永乳業「ビヒダス」
- 雪印メグミルク「ナチュレ 恵」
- 明治「明治ブルガリアヨーグルト」
森永乳業「ビヒダス」
「ビヒダスプレーンヨーグルト」
- 栄養成分(100gあたり)
- エネルギー:65カロリー
- タンパク質:3.7g
- 脂質:3.1g
- 炭水化物:5.5g
- 食塩相当量:0.13g
- カルシウム:120mg
「ビヒダスヨーグルト脂肪ゼロ」
- 栄養成分(100gあたり)
- エネルギー:46カロリー
- タンパク質:4.2g
- 脂質:0g
- 炭水化物:6.5g
- 食塩相当量:0.13g
- カルシウム:150mg
雪印メグミルク「ナチュレ 恵」
「ナチュレ恵プレーンヨーグルト」
- 栄養成分(100gあたり)
- エネルギー:63カロリー
- タンパク質:3.5g
- 脂質:3.0g
- 炭水化物:5.4g
- 食塩相当量:0.11g
- カルシウム:120mg
「ナチュレ恵プレーンヨーグルト視防0」
- 栄養成分(100gあたり)
- エネルギー:46カロリー
- タンパク質:3.9g
- 脂質:0g
- 炭水化物:7.0g
- 食塩相当量:0.14g
- カルシウム:140mg
明治「明治ブルガリアヨーグルト」
「明治ブルガリアヨーグルト プレーン」
- 栄養成分(100gあたり)
- エネルギー:62カロリー
- タンパク質:3.4g
- 脂質:3.0g
- 炭水化物:5.3g
- 食塩相当量:0.13g
- カルシウム:109mg
「明治ブルガリアヨーグルト そのままおいしい脂肪0プレーン」
- 栄養成分(100gあたり)
- エネルギー:40カロリー
- タンパク質:4.1g
- 脂質:0g
- 炭水化物:5.9g
- 食塩相当量:0.12g
- カルシウム:121mg
ダイエット効果が高いのはどっち?
結論、ヨーグルト 脂肪0の方がダイエットには適しているかと思われます。
プレーンヨーグルトと脂肪0を比較したときに、全てのメーカーで共通しているのが
- エネルギー(カロリー)と脂質はヨーグルト脂肪0の方が低い
- タンパク質と炭水化物はプレーンヨーグルトの方が低い
ということです。カロリーや脂質が低い方がダイエット効果が高そうですよね。
私もダイエットをするときはとりあえずカロリーばかりを気にして、他の栄養素についてはみていないことが多いです。
しかし、ちゃんとダイエットをするなら炭水化物も確認するポイントです。
炭水化物とは、糖質や食物繊維を表しておりヨーグルトの場合はそのほとんどが糖質です。
糖質は体脂肪に変わりやすいため、摂取量が多いと太りやすくなります。
じゃあ、ヨーグルト脂肪0よりもプレーンヨーグルトの方がダイエット効果が高いってこと?
最後に比較するポイントがタンパク質です。
タンパク質は運動をするにあったて欠かせない栄養です。
ダイエットを思い浮かべると食事制限、糖質制限、脂質制限など食事を制限することをばかりに気を取られてしまいがちです。
確かに食事も大切ですが、ついてしまった脂肪を落とすことも必要です。
脂肪を落とすためには運動が必要ですが、もっと大切なのが基礎代謝を上げることが大切です。
ダイエット完了後にリバウンドするという話をよく聞きますよね。
原因は基礎代謝が下がっているからかも知れません。
ダイエット中の方は、極端にタンパク質の低い食事をしている方も多く、タンパク質不足では基礎代謝が下がります。
そしてダイエット完了後に普通の食事に戻すと、エネルギーを使いきれずリバウンドしてしまいます。
ダイエット中はいかに食事を制限するかを考えがちですが、ダイエット中こそタンパク質をしっかりとって基礎代謝を上げることが大切です。
ヨーグルト脂肪0はカロリーを押さえながら、タンパク質もしっかり取れるからダイエットには最適♪
まとめ
ヨーグルト脂肪0のデメリットやダイエット効果についてまとめました。
- 味や添加物の面で不安視されることがある
- プレーンヨーグルトと比較してカロリーと脂質が低くタンパク質が高い
- プレーンヨーグルトよりもダイエット効果が高い