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内孫と外孫はどっちが可愛い!?接し方の差にモヤモヤ…スマートな解決策をご紹介

ほとんどの祖父母世代に、内孫(うちまご)と外孫(そとまご)のどっちが可愛いか、優劣をつけている意識はありません。

そうは言っても、孫への接し方に関して、微妙な差を感じるときに、親としてモヤモヤすることはありませんか。

実際のところ、内孫か外孫かという点や、どっちが可愛いかという点ではなく、あまり会えない孫には遠慮してしまう、というのが祖父母の心理なのです。

どっちが可愛いと思われているかを意識してしまっているのは、もしかしたら親世代なのかもしれませんよ。

この記事では、孫への接し方に差を感じてしまう場面での解決策をご紹介し、よりよい家族関係を築いていくための方法をお伝えします。

内孫・外孫などの形式上の関係にとらわれず、祖父母を含め、家族で一緒に過ごす時間をたくさん作ることができるといいですね♪

内孫と外孫のどっちが可愛いかを決めるのは時代遅れ!

内孫と外孫のどっちが可愛いかを決め、孫に順位をつけることは、意味のないことです。

現代では、そう考える祖父母も多いですが、昔は「家制度」が存在していたため、内孫をひいきにする風潮があったのです。

内孫・外孫という区別はなぜ生まれた?

内孫、外孫という言葉は、家制度があった古い時代から使われている言葉です。

家制度とは、「家」を単位として、1つの戸籍を作り、戸籍の主(あるじ)である家長が、そこに属する家族全員をまとめる仕組みですよ。

家長は、家で1番年長の男性と決まっており、例えば、1つの戸籍に祖父・祖母・父親・母親・男児・女児といれば、祖父が家長になります。

家制度では、婚姻によって妻は夫の家に入ることが定められていたため、その夫婦の間に生まれた子供は、その家で育ちました。

この子供が、祖父・祖母にとっての内孫にあたります。

内孫はもともと、「家の後継者となる直系の孫で、名字が同じであること、そして祖父母と一緒に住んでいること」を意味していました。

それとは反対に、外孫は「家の後継者になることがない非直系の孫で、祖父母と別居していることや名字が違うことが多い」とされていましたよ。

家制度があった時代は、先代の家長が亡くなった場合に、その家の財産を一人で相続する、家督相続(かとうそうぞく)という仕組みがあったのです。

はっきりとした決まりはなかったものの、長男が財産と共に家業を継ぐのが一般的とされていました。

どっちが可愛いかというよりかは、外孫とは、ほとんど交流がなかったのでしょうね。

現在、家制度は廃止されていますが、その名残として残っているのが、内孫・外孫という考え方なのです。

祖父母は内孫・外孫を意識している?

現代では、核家族化が進んでおり、祖父母と同居している家族の方が少なくなってきていますね。

そのため、内孫・外孫の区別より、「頻繁に会うか」と「生まれた順番」というポイントで、接し方に差が出ているようです。

何度も言いますが、接し方に差が出てしまっているだけで、どっちが可愛いか優劣をつけているわけではありませんので、心配しないでくださいね。

内孫や外孫より娘が産んだ子供が可愛い!?実は違う!

ここでは、孫への接し方に差を感じる場面と、その解決策をご紹介します。

実の娘が産んだ子供の方が可愛い!って思っている気がする!

義姉の子供への方が優しい気がするのよね。義両親は、実の娘が産んだ子供の方が可愛いと思っているのかな。

それってつまり、内孫より外孫の方が可愛いってことなのかしら。

結論はずばり、娘が産んだ子供だから可愛いのではなく、娘が産んだ子供はたくさん会えて、遠慮せずに接することができるから可愛いと感じるのです。

祖母にとって、自分が命懸けで産んだ子供が成長し、今度はその子供が命を懸けて出産するということは感慨深いものがあるようです。

育児は、どちらかというと女性側に負担がかかることが多いので、実の親として、娘の負担を減らしてあげたいという気持ちが生まれます。

そのため、娘を助けたいと思うばかりに、娘が産んだ子供との交流が増え、その孫の方に手を焼いてしまうことがありますよ。

また、母と娘の間では遠慮なく何でも言えるので、気を使わずに孫に接することができるという点も大きいようです。

頻繁に会えて、懐いてくれる孫が可愛いと思う感情は理解できますよね。

久しぶりに会って、小さな子供に人見知りをされたり、泣かれてしまったりするのは、誰にとっても辛いものがあります。

また、年に数回しか会えない孫だと、会う度に成長していて、祖父母も毎回接し方に困ってしまうという悩みもあるようです。

私は義実家のそばに住んでおり、実家からは遠方の場所にいます。

実の両親よりも、義両親との交流の方が多いのですが、息子のことをとても可愛がってくれますよ。

反対に、実の両親とは年に2〜3回しか会えないため、たまに会うと、息子への接し方に戸惑っているな、と感じるときがあります。

内孫か、外孫か、または娘が産んだかどうかではなく、「会う頻度」がとても大切なのね!

解決策

義両親がなんとなく義姉・義妹の子供をひいきにしているな、と感じる場合があっても、それは自分の娘への愛情表現です。

自分が、自身の子供に向ける愛情と同じものであることを理解しましょう。

決して自分たちが嫌われているわけではないと、冷静に考えられるといいですね♪

そして、意識していなくても、義両親は実の娘が産んだ子供との交流が増える傾向にあります。

そのため、こちらから積極的に会いに行くことを心掛けましょう♪

しかし、同居している場合は、一緒に過ごす時間が長いことで、良い面だけではなく、子供ならではの悪い面が見えてくることもあります。

そのため、たまに会いにくる孫の方が可愛いと思うこともあるようです。

内孫・外孫に関わらず、初孫が一番可愛いって思っている気がする!

初孫ってそんなに可愛いものなのかしら。会いに行っても、初孫の相手ばかりだわ。

祖父母が初孫の相手ばかりしているのは、たくさん甘えてきてくれる初孫に嫌われたくない一心で、必死だからですよ。

当たり前ですが、初孫は周りの孫たちよりも先に成長して、おじいちゃん・おばあちゃんへの上手な甘え方も1番に習得しますよね。

おじいちゃん・おばあちゃんからしたら、わかりやすい愛情表現というものは嬉しい限りなのです。

祖父母は他の孫と話したり、遊んだりしたいと思っていますが、甘え上手な初孫を無視できないという状況が生まれている可能性は少なからずありますよ。

解決策

初孫は、おじいちゃん・おばあちゃんになって、初めての〇〇という経験をたくさんさせてくれる存在です。

そのため、印象に残りやすく、特別な存在になることは多いです。

しかし、他の孫と比較して、あからさまに接し方が違うと感じる場合は、子供もそれを敏感に感じ取り、ショックを受けています。

子供が祖父母とスキンシップを取れるように、親から働きかけられるといいですね♪

内孫や外孫より祖父母との関係性を大切に!

内孫か外孫かという点よりも、たくさん会えることや、祖父母としての楽しみを見出させてくれることが大切であると理解していただけたでしょうか。

内孫だから、外孫だからなどと複雑に考えるより、祖父母とより多くの時間を過ごすことを意識できるといいですね。

祖父母にたくさん甘えよう!

孫を溺愛することを「目に入れても痛くない」と例えるように、祖父母にとって、孫は無条件に可愛い存在ですよ。

親として子育てをする日々は、毎日が責任と不安で押しつぶされそうな日々ですが、子育てを終えた祖父母たちには精神的・経済的な余裕があります。

忙しくて、ゆっくり噛みしめる余裕のなかった、子供の可愛さを存分に味わいたいと思っているのですよ。

内孫・外孫に関係なく、会える時にはたくさん甘えましょう!

お互いに遠慮している可能性もありますから、こちらからお出かけに誘い出してみるのもいいですね。

遠方の場合はどうする?

祖父母が遠方で、あまり会えない場合は、頻繁にテレビ電話をするのがおすすめですよ♪

スマートフォンやパソコンを持っている場合でしたら、LINEやSkype、Zoomを使用してテレビ電話ができますね。

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まとめ

  • 祖父母世代は内孫と外孫のどっちが可愛いかを区別している意識はないが、関係性により遠慮が生じて、接し方に差が生まれていることがある
  • 以前は、内孫が同じ家に住んで名字を継ぐ孫であり、外孫は別の家に住んで名字を継がない孫のことであった
  • 家制度があった時代には、内孫がひいきにされたが、現在はどっちが可愛いかを意識している祖父母は少ない
  • 祖父母は、頻繁に会えて、祖父母としての新しい役割を見出させてくれる孫を可愛いと感じている
  • 遠方の場合は、テレビ電話を導入し、繋がりを深めることがおすすめ

祖父母世代は、内孫・外孫で区別したり、どっちが可愛いかと考えたりはしていないことが理解できましたね。

私たちが、子供への接し方に迷うように、祖父母たちも孫との接し方に迷っているのです。

多くの時間を一緒に過ごせることが1番ですが、遠方の場合でも、テレビ電話などの便利なアイテムを使いながら、祖父母世代と一緒に育児を楽しめるといいですね♪

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reiko

一児の母をしております、福岡県在住の主婦です。 看護師として勤務しておりましたが、現在は一旦離職して育児に奮闘しています。主婦として、母として、看護師として、健康に気遣った生活を送りたいと考えており、料理とヨガに力を入れています。