毎年の恒例行事「年賀状」。せっかく出すなら一言添えて相手に笑顔になって欲しいですよね。
年賀状で相手が笑顔になる一言は、ずばり「相手のことをイメージすること」が大切!
私は面倒くさくて年賀状を出していない時期もありました。
結婚を機に親戚が増え、久しぶりに年賀状を出そうとしたのですが、一番困ったのは夫側の親戚への一言です。
一言の内容が、自分では特に気にならないことでも、相手にとっては悪い印象になってしまうこともあります。
相手のことを思って書いた一言は、好感を持ってもらいやすく、読みながら思わず笑顔になってもらえるでしょう♪
この記事では、年賀状の一言を書くときのコツや具体的な文例をご紹介していきます!
Contents
年賀状の一言で相手を笑顔にする、たったひとつのコツ
形式上の定型文だけで年賀状を出す人も増えている中で、一言でも文章が添えられているとなんだか嬉しくなりますよね。
相手がさらに笑顔になるには、どんな一言が年賀状に添えられているとよいのでしょうか?
送る相手の笑顔を想像しながら書くこと!
相手を笑顔にするコツは、たったひとつ!「相手のことをイメージすること」がとても大切。
「相手のことをイメージすること」とは、相手の笑顔を想像したり、相手の好きなこと・興味があることは何かな~と考えたりすることです。
年賀状の一言に相手のことを話題に出した言葉を添えるだけで、相手は『興味を持ってくれている』と感じ、自己肯定感やあなたに対する安心感が増します。
例えば、相手の嬉しい出来事を一緒に祝う、近況を聞く、今年はちょうど30歳ね!など記念を覚えている、長所をほめる、などの言葉を添えると好印象の一言に♪
遠い親戚など相手のことを詳しく知らないときは、健康を気遣ったり、相手の幸せを祈る言葉を選んでみましょう。
『自分たちにまで気を遣ってくれて嬉しいな』などと感じ、笑顔になってくれますよ。
年賀状の一言や添え書きの相手別文例紹介!
ここからは、相手別の年賀状の一言・添え書きの文例を具体的に紹介していきます!
ぜひ年賀状の一言・添え書きに困ったときには、参考にしてみてくださいね。
誰にでも使える
相手を選ばずに使える一言・添え書き。
『日頃の感謝』や『年が明けた喜びを分かち合う』ということがポイントです!
・昨年は大変お世話になり ありがとうございました
・お変わりありませんか
・いつもお気遣いくださり感謝の気持ちでいっぱいです
・本年も変わらぬお付き合いをどうぞよろしくお願いします
・幸多き(素敵な)一年となりますように
・お互い 飛躍の年にしましょう
義理の両親
義理のお父さん、お母さんに年賀状を送るときに使える一言・添え書き。
『いつも気にかけてくださることへの感謝』や『次に会えることを楽しみにしている』ということがポイントです!
・お父さん お母さん ご無沙汰しております 春に〇〇と一緒に帰省しますね そのときを心待ちにしています
・△△も大きく成長しました お父様 お母様のおかげです 本年もよろしくお願いします
・3日にお会いできることを楽しみにしています また一緒にお料理(お出かけ)しましょう
・いつもよくしていただき 本当にありがとうございます お身体に気をつけて ますます元気なお二人でいてくださいね
親戚
親戚に年賀状を送るときに使える一言・添え書き。
『健康を気遣う』や『家族の近況を報告する』ということがポイントです!
・ご無沙汰しております 昨夏の法事ではありがとうございました 益々のご発展とご健勝をお祈りしています
・こちらは朝晩の冷え込みが続いています そちらはいかがでしょうか どうかお身体を大事にしてください 穏やかな毎日をお祈りしています
・その後お元気ですか 今年から子どもが小学生になります 引き続き温かく見守ってください
・おかげ様で家族一同 元気に新年を迎えております
友達・同僚
友達や同僚に年賀状を送るときに使える一言・添え書き。
『再会を願っている』や『普段なかなか言えない思いを伝える』ということがポイントです!
・20××年がお互いにとって夢が叶う年になりますように
・ひさしぶり 元気? お子ちゃんも大きくなったかな 笑顔いっぱいの毎日を過ごせますように
・また今度ゆっくり飲みに行こう! 今年はどんな年になるのか楽しみだね
・いつもありがとう!仕事で大変なときに支えてくれたことは今でも感謝してるよ!!なにかあったらいつでも相談してね
上司・恩師
上司や恩師に年賀状を送るときに使える一言・添え書き。
『ご指導をお願いする』や『今年の抱負を伝える』ということがポイントです!
・旧年中はなにかとありがとうございました 今年はさらに成長できるようにがんばります どうぞよろしくお願い申し上げます
・〇〇先生 ご無沙汰しておりますがお元気でご活躍のことと思います 今年は△△にチャレンジしたいと思っております
・いつも暖かい声援をありがとうございます 本年も一生懸命 励んでまいります ご指導のほどよろしくお願い申し上げます
・いつもよい影響をいただいております 一歩一歩 地に足をつけて歩んで参ります
部下・後輩
部下や後輩に年賀状を送るときに使える一言・添え書き。
『相手を励ます』や『モチベーションが上がる言葉を伝える』ということがポイントです!
・着実に成果を上げていて頼もしい限りです
・さらなる成長を期待しています 充実した一年となりますように
・今年は試験があるね 健康にも気をつけていい結果がでるように
・仕事への姿勢に感動しました
年賀状の一言はマナーを守って相手を笑顔にしよう♪
年賀状の一言を書くときに、気をつけるべきポイントがいくつかあります。
せっかく笑顔になってもらいたくて書いた一言が、マナーのせいで相手にうまく伝わらなかったら悲しいですよね。
そんな悲しいことにならないためにも、マナーを守って笑顔になる年賀状を書いていきましょう!
相手の状況などをよく考える
年賀状の一言に自分自身の近況も添えて書くときには、相手の人柄や現在の状況などをよく考えることが大切です。
相手にも幸せのおすそ分けをしたいという気持ちで、自分が最近うれしかったことなどを一言に書くときには、自慢話にならないように注意してくださいね。
あくまでも、自分は脇役で、相手が主役になるようにしましょう!
また、結婚・子供の話題も注意が必要です。さまざまな考えの人がいたり、相手が恋人と別れたタイミングだったりすることがあるので、気をつけてくださいね。
「子育てが大変」や「仕事がつらすぎる」などネガティブすぎる内容も、新年のはれやかな場面にはあまり似合わないです。
受け取った相手が笑顔になりにくい話題は、できるだけ控えたほうがいいでしょう。
いまさら聞けない年賀状の基本マナー
年賀状自体のマナーもたくさんありますが、今回は特に、一言を書くときに気をつけることを5つお伝えしますね。
こういった基本的なマナーは、いまさら聞けないことも多いですよね。
上司などに送った年賀状のマナーが間違っていたら恥ずかしいので、この機会に一緒に覚えておきましょう!
①句読点(『、』や『。』)を入れない
いろいろな説がありますが、句読点は文を区切ることに使うことから『その人との関係が終わる』ということを意味しているといわれています。
年賀状は、これからもお付き合いをお願いしたいという人たちに送るものですので、関係が終わるという意味がある句読点は入れないほうがいいでしょう。
けれど、どうしても一言の中で使いたいときもありますよね。そんなときは、改行やスペースをうまく使って書いていってくださいね。
②書き損じは修正液で修正しない
書き損じたときには、もったいないという気持ちはありますが、思い切って新しい年賀状に書き直しましょう。
書き損じはがきは郵便局に持っていけば、手数料はかかりますが、新しい年賀状や切手などに交換できますよ。
③忌み言葉は避ける
忌み言葉とは、読み方によっては縁起が悪いと感じる言葉のことです。
「失」「去」「滅」「絶」「枯れる」「衰える」「破れる」「倒れる」「別れる」などは避けて一言を書きましょう。
例えば「去年は滅多に会うことがなかったね 調子は絶好調かな」という一言は、年賀状マナーとしてはNGですね。
④赤ペンは避ける
色ペンを使ってかわいく一言を書きたいと思っている人もいるかと思いますが、そのときは赤ペンの使用を避けましょう。
赤は縁起がいいという説もありますが、一方では名前を赤で書くことは失礼にあたるということから、一言で使うことも嫌がる人がいます。
絶対に使ってはいけないというものではありませんが、嫌がる人がいるということは使わないほうが無難ですよね。
逆に年賀状では赤で書かなければいけないものもあります。それは、宛名面の『年賀』という文字です。
年賀はがきを使用する場合は、すでに印刷されているので特に気にしなくても大丈夫ですよ。
⑤賀詞(がし)は重複しないようにする
賀詞とは、「謹賀新年」「あけましておめでとうございます」などお祝いの言葉のことです。
あらかじめ印字されている賀詞がある場合は、重複しないように気をつけましょう。
番外編:年賀状の準備開始時期はいつ頃がいいの?
11月上旬までにはリストアップを済ませて、年賀状の購入枚数を決定していきましょう。
年賀状の販売は、毎年10月末日か11月初日頃に開始されます。
元旦に届いて欲しい場合は、12月25日までに投函するように意識しましょう!
年賀状は遅くても1月7日(松の内)までに届けば失礼ではないので、焦りすぎなくても大丈夫ですよ。
年賀状の用意で多くの人が一番時間がかかったと感じていることは、送り先のリストアップのようです。
ただでさえ忙しい年末に慌てることがないように、余裕を持って準備をしていきましょう!
印刷をどこかに頼む場合は、早割で料金が安くなる業者が多いので、早く準備するに越したことはないですね。
まとめ
- 相手の笑顔を想像することが、年賀状の一言を書くときのコツ
- 送る相手によって一言のポイントが違ってくる
- 自分の自慢話にならないように気をつける
- ネガティブな内容は避けるようにする
- 年賀状の基本マナーも覚えておこう
自分の書いた年賀状の一言で笑顔になってもらい、送った相手が新年を気持ちよく迎えられるようにしましょう♪