「子供はよく風邪をひく」とわかっていても、職場にお休みの連絡をするのは罪悪感を感じやすいものですよね。
働く親ならだれもが通るこの道。先輩ママの声をもとに、気持ちの切り替え方や職場への連絡の仕方など、この時期を乗り越えるためのコツをご紹介します。
夜中の急な発熱、朝起きた時の検温で気づいた37.5℃を少し超える程度の微熱…。
子供が熱を出すとそれだけで心配になるのに、働くママを悩ませるのは「仕事を休まなければならない」ということだと思います。
休みの連絡をしたときの相手の不機嫌そうな声やお休み明けの同僚の視線など、嫌な思いをすることも多いのが現実ですよね。
先輩ママたちはどうやってこの時期を乗り越えてきたのでしょうか。働くママみんなが感じる疑問にお答えします。
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子供の熱で仕事休むのに罪悪感を感じる必要はない!
子供の熱で仕事休むとき、罪悪感を感じる必要はありません。だって、どんなに対策していたって風邪を引くし、子供が風邪を引くことは誰のせいでもないのですから。
子供って思っている以上に熱を出す回数が多いんですよね。NHKのEテレで放送されている番組「すくすく子育て」ではこんなデータを紹介していました。
引用:NHKすくすく子育てHP
子供が熱を出して保育園をお休みする平均日数を見ると、0歳児では約19.3日/年、1歳児は約12.8日/年、2歳児は約8.9日となっています。
小さい年齢の子ほど、病気にかかりやすいのが見てわかりますよね。この数年を何とか夫婦で乗り切れば、見通しが立ってくると思います。
いろんな方法を使って、罪悪感を払拭し、家庭と仕事のバランスをうまく取っていきましょう。
また0~1歳児でなくても、ママが仕事を再開した初年度は、子供自身も初めて集団生活に参加することになり、不安やストレスで体調が良くない時が増えます。
新しい環境に慣れるよう、子供も努力しているところです。短い時間でもよいのでお互い向き合う時間を作れるとよいですね。
一日の出来事やゆっくり絵本を読むなど、その時間を有効に使ってみてはいかがでしょうか。
子供の熱で仕事休むとき先輩ママが罪悪感を払拭した方法3つ♪
上司への連絡方法
先月も休んだのに、今月もまたお熱…。罪悪感が強すぎて、なかなか職場へ連絡することができない。
言い出しにくい気持ちはわかりますが、休むことや遅刻することが分かった時点で上司へ早めに連絡することが大事です。
上司に連絡する際のポイントはコチラ。
- 上司の出勤時間や始業時間10分前までに会社へ連絡をする。不在だった場合は必ずかけなおす。
- 電話では謝罪→理由(病状)→今日の業務内容の順で簡潔に伝える。
- 休むのは今日だけなのか、数日かかるのか、今後の見通しも可能な限り伝えておく。
- 何かあったら、携帯への電話をくださいと一言伝える。
急に休むということは、その日あなたに与えられた業務に対して、誰かにしわ寄せがいってしまうものなので、それを迷惑だと感じる人も少なくありません。
ですから、連絡はスピードが大事。LINEやメールではなく、必ず電話で連絡しましょう。そして上司や他の人へ配慮した内容で報告しましょう。
普段からの働く姿勢や心がけも重要
先輩ママからのアドバイスには、こんなものもありました。
急な休みに備えて、スケジュールを共有しやすくした。資料は探しやすいように整理している。
休み明けには、必ず「ご迷惑とご心配をおかけしました」と一声かけて、一生懸命働くようにする。
他にも、普段からコミュニケーションを取るようにしたり、何か困っていたら声をかけたりするなど、人間関係を深めておくこともポイントだと話していました。
さらに、ファミサポやシッターに数時間お願いして残業を引き受けたという方や、もとから休みだった日に休んだ人の代わりを申し出たという方もいました。
ちょっとの無理と自分のできる範囲で、職場とうまく付き合っていけるよう工夫して働いているようです。
自分自身のメンタルも大事
子供の看病の次に大事なのは、自分のメンタルを含めた体調管理です。
「大事な会議の日だったのに…。」「今日は〇〇さんがお休みで人が足りないって言っていたのに…。」
そういう時に限って重なるものなんですよね。私の子供も大事な打ち合わせの日や、今日だけはダメって日に限って熱を出すことは何度もありました。
そのたびに「子供の看病ができるのは私しかいないんだ。悔しいけれど、仕事は他の人でもできる」と何度も言い聞かせてきました。
それが重なると、自分の存在意義みたいなものもよく分からなくなってきて、退職したほうがいいのかもしれない、何で自分ばっかりと自分で自分を追い込む日々に…。
共働きの家庭が増えている中、子供の面倒を見るのはお母さんというイメージもまだまだあるのが現実です。
そんな中でも、病児保育できるところが増えてきたり、ベビーシッターをお願いできたり、少しずつお母さんたちの味方も増えてきています。
先輩ママの中にも、「病児保育はすぐに埋まってしまうから、どうしてもって時のために4か所登録してある」という方がいました。
テレワークでできる仕事に転職したという方もいて、それぞれのスタイルに合った働き方を選んでいるお母さんも増えてきているようです。
「今の仕事が好きだから続けたい。」「一度やめると、なかなか働けない。」「今よりよい給料で雇ってもらえるところなどない。」
ママにだって、ママの人生があるのだから、やりたいことやっていいと思います。大事な子供が大きくなる数年を工夫して乗り切りましょう。
子供の熱で仕事休むのは何日まで?決まりはない!
子供の熱などで仕事を休む際、何日まででないとダメという決まりはありません。
しかし、休みすぎるのは心象が良くないですよね。パートであれば、勤務日数の4分の1程度に収めたいところです。
先輩ママたちが口をそろえて言うのは「自分の体調不良で休まないようしっかり管理する」ということ。
子供のことで休むのは仕方ないから、その分、他での休みをなくすように努めたと話していました。
また、子供が6歳以下の場合、働いている会社に「看護休暇制度」があるかどうかを調べてみるとよいでしょう。
看護休暇制度は、正社員・パート・アルバイト関係なく利用することができます。会社の規則によって有給・無給が変わってくるので、一度調べてみてくださいね。
まとめ
- 0~3歳児は熱を出しやすい。預け始めは慣れるまで体調不良になりやすい
- 子供の熱で休むとき罪悪感を感じる必要はない
- 休みの連絡は早めに、電話でする
- 電話は、謝罪→理由→今日の業務内容→明日以降についてを簡潔に報告する
- 急な休みに備えて、業務スケジュールを共有したり、わかりやすくしたり、迷惑を最低限にする工夫をしよう
- 自分の体調不良では休まない!自己管理をしっかりと
- 病児保育やファミサポを最大限活用!看護休暇制度も確認しよう
子育てをしていて子供が一番。そんなこと当たり前だけど、自分の気持ちと折り合いがつかなかったり、悔しい思いをしたりすることは多いと思います。
自分のため、子供の将来のため、生活のために働いている。
理由はそれぞれあると思いますが、「子育てと仕事を両立している」そこに誇りをもって、頑張ってほしいと心から思います。
辛くてしんどい渦中にいるときは本当に大変ですが、ご家庭で協力してこの数年をぜひ乗り切ってください!