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牛乳は体に悪い!?アメリカが日本に広めた理由は!?牛乳を飲むメリットとデメリット 

牛乳は今まで健康に良いと言われて、日本の給食では毎日提供されるところも多いです。

しかし、最近よく牛乳が本当は体に悪いという話を聞きます。

しかし最近になって、牛乳が本当は体に悪いという話をよく聞くようになりました。

飲み物としてだけでなく、チーズやバターなど加工食品としても日本の食卓に根付いてる牛乳、安全性が気になりますよね?

そこで今回は

・牛乳が日本に広まった理由

・牛乳が体に悪いといわれる理由

・牛乳のメリット、デメリット

について調べてみました。

ぜひ参考にしてみてください。

牛乳は体に悪い!?アメリカが日本に脱脂粉乳を供給したことが過大評価されるきっかけ

初めて日本人が牛乳を飲んだのは、飛鳥時代にさかのぼります。

百済からの人の子孫が孝徳天皇に牛乳を献上したという記録が残っており、意外と日本と牛乳の歴史は長いです。

しかし、元々は皇族など位の高い人々の飲み物という側面が強く、庶民が飲むようなものではありませんでした。

牛乳が一般家庭に普及したきっかけは戦後アメリカのGHQが推し進めた給食制度にあります。

GHQは食糧難により栄養不足の学童ばかりだった日本に、給食として脱脂粉乳を供給しました。

当時は日本国内で牛乳を過大評価気味にPRしており、それが現在に至る日本人の牛乳に対する評価につながっています。

しかし、近年では牛乳の健康に対する有効性について疑問を持つ声も増えてきています。

牛乳が体に悪いといわれる理由

牛乳が体に良いのかというテーマについてはかなり賛否が分かれています。

体に悪いといわれる理由には、主に以下のものがあります。

  • 飽和脂肪酸を過剰摂取しやすい
  • カゼインが腸を傷つける
  • 日本人の多くが乳糖不耐症である
  • カルシウム、リン、マグネシウムのバランスが悪い

飽和脂肪酸を過剰摂取しやすい

飽和脂肪酸は肉類や乳製品に多く含まれるエネルギー源です。

肥満や高コレステロール血症、心筋梗塞のリスクを高めるといわれています。

カゼインが腸を傷つける

牛乳に含まれるたんぱく質の80%はカゼインというたんぱく質です。

便秘や下痢などの症状を引き起こしたり、人によってはカゼインによりアレルギーを引き起こす場合があります。

日本人の多くが乳糖不耐症である

これにより、日本人の多くは牛乳を小腸で分解できず、腹痛や下痢を引き起こしやすいのです。

しかし、日ごろから牛乳を飲む人やヨーグルトを食べる人は腸内細菌が乳糖分解を代行しており、一概に症状が出るわけでもないようです。

カルシウム、リン、マグネシウムのバランスが悪い

人間の骨の主成分はカルシウムとリンとマグネシウムです。

骨を丈夫に保つには、カルシウム:リンを1:1、カルシウム:マグネシウムを2:1でとることが理想とされています。

また、リンは過剰に摂取するとカルシウムの吸収を阻害するので結果的にカルシウムも不足してしまいます。

このことから、牛乳=骨を丈夫にするということは必ずしも正しいとは言えないようです。

牛乳は体に悪い?飲むメリットとデメリット

牛乳を飲むうえで考えたほうが良い、メリットとデメリットを上げてみましょう。

牛乳を飲むメリット

・カルシウム、ビタミン、タンパク質など豊富な栄養素が含まれている

・免疫力を高める効果がある

・整腸効果がある

・ストレス軽減効果がある

カルシウム、ビタミン、タンパク質など豊富な栄養素が含まれている

これらは、人間が健康な体を保つために必要不可欠なもので、牛乳一杯毎日飲むことで健康な体作りを大きくサポートしてくれます。

免疫力を高める効果がある

これは、がん細胞やウイルスに感染した細胞を攻撃する細胞で、人間の重要な免疫機能の一つです。

牛乳を習慣的に飲む人は病気や風邪になりにくいと言われています。

整腸効果がある

これにより、便通の改善やたんぱく質などの栄養分の吸収しやすい腸内環境づくりをしてくれます。

しかし、前項でお話した通り、体質的にお腹を壊してしまう人も多いので、自分に合うかはよく吟味したほうが良いですね。

ストレス軽減効果がある

カルシウムはイライラの原因である交感神経の動きを抑え、トリプトファンは鎮静効果があり安眠に役立ちます。

牛乳を飲むデメリット

  • 飽和脂肪酸を過剰摂取しやすい
  • カゼインが腸を傷つける
  • 日本人の多くが乳糖不耐症である
  • カルシウム、リン、マグネシウムのバランスが悪い

デメリットは先ほど挙げたとおりですが、牛乳に関しては賛成意見も反対意見も多くあり、一概に善し悪しの判断は難しいのかもしれません。

まとめ

今回のまとめです。

・牛乳が広まったのは、戦後アメリカが推し進めた給食に取り入れられた為である

・牛乳に含まれる飽和脂肪酸は過剰摂取しやすく、悪玉コレステロールの上昇の原因になる

・牛乳に含まれるカゼインというたんぱく質は吸収されにくく、腸で炎症を引き起こすことがある

・日本人の多くが乳糖不耐症で、体質的に牛乳が合わない人もいる

・骨を作るために必要なカルシウム、リン、マグネシウムのバランスが悪く、必ずしも骨にいいとは言えない

・牛乳には五大栄養素が豊富に含まれている

・牛乳にはラクトフェリンという免疫力を高める栄養素が含まれている

・牛乳に含まれるカルシウム、トリプトファンにはストレス軽減効果がある

以上です。

いまや日本人の生活に強く結びついてる牛乳は、関係性が強いからこそ、その安全性を疑問視する声も多いです。

しかし、豊富な栄養を含み、健康な生活に貢献する部分も多くあるため、付き合い方は人それぞれ考えていくことが大切なのかもしれません。

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