チャミスルは、日本の焼酎と比べると、太りやすいお酒ですよ。
チャミスルと日本の焼酎の決定的な差は、ずばり糖質です。
「チャミスルは焼酎だから太ることはないのに、おいしくて最高のお酒だな♪」と思っていた方、実は太るお酒だと聞いてショックですよね。
ちなみに私もショックを受けたうちのひとりです。
この記事では、チャミスルが日本の焼酎よりも太ると言われる理由を糖質・カロリーの比較から検証します。
また、ダイエット中に飲みたくなったときに注意するポイントもお伝えしますよ!
チャミスルが好きでよく飲まれる方、必見です。
Contents
チャミスルが太るのは、焼酎ではなくリキュールだから
チャミスルが太ると言われる理由は、お酒に含まれる人工甘味料の糖質が原因です。
そしてこの甘さが、チャミスルをさらに飲みやすくしているんですよ。
糖質が含まれているから1杯でも太り、甘さで飲みやすくなって、たくさん飲めるからさらに太る...怖いお酒ね。
日本の焼酎は、糖質ゼロであるため、ダイエット中はビールを控えて焼酎を飲む、なんて方もいらっしゃいますよね。
チャミスルは、韓国焼酎と認識されていると思われますが、なんと日本ではリキュールに分類されるんです。
リキュールは、カクテルで使われるお酒の原液です。確かに甘いですよね。
リキュールと言われると、チャミスルが太ると言われる理由もなんとなくわかるのではないでしょうか。
まず、糖質とは何か、カロリーとの違いをご説明しますね。
糖質とカロリーについて
昨今、ダイエットをする際にカロリーではなく、糖質を制限する方法が主流となっています。
スーパーやコンビニでも「カロリーゼロ」という商品より、「糖質オフ」とうたう商品が多く見られるようになりましたよね。
カロリーとは、食べ物や飲み物がどれだけ体のエネルギーとなるかを表すものです。
そして糖質とは、炭水化物という栄養素のうち、体のエネルギーになるもののことを指します。
カロリーではなく、糖質を制限するメリットって?
カロリー制限をすると、エネルギー源が減るため、基礎代謝量が落ちてしまいます。
すると、ダイエットをやめた途端、太りやすい体になってしまうのです。
糖質制限では、炭水化物(糖質)の摂取量を減らして、その分の栄養をタンパク質などと置き換えてダイエットをします。
そのため、基礎代謝量が落ちることがないので、長期的に見て効果があるのは、糖質制限なんですよ。
また、3大栄養素である、炭水化物(糖質)、タンパク質、脂質の中で、血糖値を上げるのは糖質だけです。
血糖値が上がると、血糖値を下げるために、インスリンというホルモンが働きますが、インスリンには脂肪を蓄える働きがあります。
カロリーではなく、糖質を制限することは、基礎代謝量を維持し、血糖値の上昇を防ぐという点でメリットがありますよ。
しかし、ダイエットの基本は消費カロリー>摂取カロリーとなることです。
タンパク質は1gあたり4kcal、脂質は1gあたり9kcalと、カロリーはあります。
糖質を置き換えたところで、カロリーは無視できないので、注意ですよ!
つまり、糖質だけを制限すればいいってわけではないのね!糖質もカロリーもどちらも意識しないといけないのね。
この記事では、お酒に含まれる、糖質とカロリーをそれぞれ比較します。
代表的なお酒の中で比較した時に、チャミスルの糖質やカロリーが高いのか、低いのかを徹底的に検証しますよ!
チャミスルのすももは太るって本当!?糖質量を検証!
最近、ちまたでチャミスルのすもも味が太ると言う噂が流れているようですが、すもも味だけが太るというのは、真っ赤なウソです!
実際のところ、味ごとに糖質量の差は、ほとんどありません。
ここでは、すもも味も含め、お酒ごとに糖質の量を詳しく見ていきましょう♪
お酒の糖質量を比較してみた!
チャミスルには、ノーマルタイプのチャミスルfreshとフレーバーが付いたもの、そして微アルコール&微炭酸のチャミスルトクトクがあります。
まずは、ノーマルタイプのチャミスルfreshと、焼酎、日本酒、ビールの比較をしていきましょう。
100mlあたりの糖質を比較した表はこちらです。
糖質(g) | |
チャミスルfresh | 1.5 |
焼酎 | 0 |
日本酒(純米) | 3.7 |
ビール | 3.1 |
あれっ。思ったより糖質が低いじゃない。
表から、日本酒やビールと比較して、チャミスルfreshの糖質は低いことがわかりますね。
つまり、チャミスルは、日本酒やビールよりは、太りにくいお酒なんですよ。
日本の焼酎と比較した場合、チャミスルは太るお酒になるのです。
ただし、前述した通り、チャミスルはリキュールの1つであるため、焼酎と比較することが間違っているかもしれません。
リキュールは、種類によって違いはあるものの、100mlあたり30g前後の糖質が含まれています。
いつもカクテルを好んで飲む方が、太ることを気にしてチャミスルに変更するのは、いい方法なのかもしれませんね。
しかし、1番のおすすめは糖質ゼロである、日本の焼酎です。
糖質が高いのはすもも味よりマスカット味!
続いて、すもも味が太るという噂がウソであることを、裏付けていきたいと思います。
こちらの表も全て100mlあたりの糖質量を示していますよ。
糖質(g) | |
チャミスルfresh | 1.5 |
(チャミスルフレーバー付き) | |
グレープフルーツ | 9.6 |
マスカット | 10.2 |
すもも | 10.1 |
ストロベリー | 10.0 |
ピーチ | 9.4 |
(チャミスルトクトク) | |
マスカット | 15.4 |
すもも | 15.2 |
この表から、チャミスルフレーバー付き、チャミスルトクトクの両者で、マスカット味の糖質が1番高いことがわかります。
しかし、この差も若干ですよね。どうしてすもも味が太るという噂が流れたのかは、わかりかねますが、味ごとの差はほとんどないことがわかりましたね。
また、こうして比較することで、糖質量はチャミスルトクトク>チャミスルフレーバー付き>>>チャミスルfreshであることもわかります。
ダイエット中にどうしてもチャミスルを飲みたいなら、チャミスルfreshがオススメです。
飲みづらいと感じる方は、きゅうりやレモンを入れるといいですよ!詳しくは、後ほどご紹介しますね♪
糖質量に関するまとめ
糖質量についてまとめると以下のようになります。
- チャミスルトクトク>チャミスルフレーバー付き>日本酒>ビール>チャミスルfresh>日本の焼酎
- チャミスルの味ごとの比較では、マスカット味が1番太りやすい。
フレーバーが付くと、その分糖質は高くなりますが、チャミスルfreshは比較的糖質が低いお酒であることがわかりますね。
日本の焼酎と比べると、それよりは太りやすいお酒になる、ということが理解していただけたでしょうか。
チャミスルのカロリーは太るほど高くないが、量に注意
チャミスルfreshのカロリーは、100mlあたり104kcalです。
私は思っていたよりも低いと感じましたが、みなさんはどう感じましたか。
ここでは、お酒ごとのカロリーを比較していきますよ♪
お酒のカロリーを比較してみた!
チャミスルfreshを基準にして、焼酎、日本酒、ビール、現在発売されているチャミスルを一気に比較した表がこちらです。
アルコール度数(%) | カロリー(kcal) | |
チャミスルfresh | 16 | 104 |
焼酎 | 25 | 206 |
日本酒(純米) | 15 | 102 |
ビール | 5 | 39 |
(チャミスルフレーバー付き) | ||
グレープフルーツ | 13 | 111.6 |
マスカット | 13 | 113.9 |
すもも | 13 | 113.6 |
ストロベリー | 13 | 113.4 |
ピーチ | 13 | 110.0 |
(チャミスルトクトク) | ||
マスカット | 5 | 75.0 |
すもも | 5 | 74.0 |
糖質ゼロである、焼酎のカロリーが最も高いことに驚きますよね。
甘いお酒より、焼酎の方がカロリーが高いなんて、びっくりだわ!焼酎の方が太るってこと?
この謎は、お酒に含まれる純アルコール量に秘密が隠されています。
アルコールには、1gあたり7.1kcalのエネルギーがあるんです。
つまり、アルコール度数が高いお酒ほど、カロリーが高いのですよ。
焼酎のカロリーが1番高くなっているのは、そのためです。
しかし、ここで問題となるのは、「飲みやすさ」なんですよ。
アルコール度数が高いお酒は、グビグビ飲めないですよね。
焼酎は、水やお湯で割って飲むことが多いのではないでしょうか。
また、ロックやストレートで飲むとしても、チビチビ飲みますよね。
それと比較して、チャミスルは比較的アルコール度数が低く、さらに甘みもあって飲みやすいため、ストレートで飲む方も多いです。
韓国ドラマでも、ショットグラスで一気飲みしているシーンをよく見ますよね。
チャミスルが日本の焼酎よりもカロリーが低いとはいえ、飲みやすいチャミスルをゴクゴク飲んでしまうと、摂取カロリーはその分多くなりますよ!
特にチャミスルトクトクは、注意です。アルコール度数が低いため、カロリーも低いですが、その分飲みやすいのでたくさん飲めてしまうからです。
また、表のカロリーは100mlあたりのカロリーです。チャミスルfreshは1本360mlなので、1本飲み干すと374kcalですよ。
おにぎり1個が180kcalだとすると、約2倍ですね。
カロリーに関するまとめ
カロリーがについてまとめると以下のようになります。
- 日本の焼酎>チャミスルフレーバー付き>チャミスルfresh>日本酒>チャミスルトクトク>ビール
- アルコール度数が低く、飲みやすくなっているお酒ほど摂取量に注意する必要がある
さまざまなお酒と比較してみると、チャミスルfreshのカロリーは真ん中あたりに位置しています。
カロリーは高いとも低いとも言えませんが、飲みすぎることでカロリー超過になり、太る原因になることは間違いないです。
太ることが心配なら、ほどほどの量で楽しみましょうね!
チャミスルは太るがダイエット中でも飲める方法を紹介
アルコールは太る原因であり、ダイエットの敵です。
ダイエット中には飲まない方がいいことはわかっていても、気晴らしにチャミスルが飲みたくなるときだってありますよね。
そんなときは、以下の4つの方法をぜひ試してみてください♪
チャミスルfreshを選ぶ
前述した通り、フレーバー付きのものや、チャミスルトクトクには多くの糖質が含まれています。
ダイエット中に、どうしてもチャミスルが飲みたくなった場合は、チャミスルfreshを選びましょう。
以下のような、アレンジレシピもオススメですよ♪
きゅうりを入れる
オイ(=きゅうり)ソジュ(=焼酎)と呼ばれ、日本ではあまり見られない、韓国特有の焼酎の飲み方です。
斜め薄切りにしたきゅうり、氷、チャミスルを入れて飲むと、まろやかでさっぱりとした味わいになりますよ!
きゅうりが焼酎のクセや、アルコールを緩和してくれるため、とても飲みやすくなります♪
レモンを入れる
焼酎にレモンを入れるのは、日本でも定番ですよね。
レモンの酸味が入ることで、スッキリした味わいになりますし、香りも出ますね。
レモンの香りに含まれるリモネンという成分は、ダイエットに効果を発揮すると言われていますよ♪
摂取量を、125ml以下にする
太るのを心配するなら、飲みすぎないこと!なんといってもこれに尽きます。
厚生労働省が定める、「節度ある適度な飲酒」として、1日の純アルコール摂取量の目安は、平均して1日20gとされています。
チャミスルfreshはアルコール度数16%なので、約125ml程度です。
ダイエット中は、これよりも少なくすることが望ましいですね♪
水やお湯、炭酸水で割ってアルコールの摂取量を減らす
アルコール自体にカロリーがあるため、ストレートで飲むよりも割って飲んだ方が、摂取カロリーを抑えながらお腹を満たすことができますよ。
チャミスルは、水割りやお湯割り、炭酸割りにしてもおいしく飲めます!
割って飲むのは、体にも優しい飲み方なのでオススメです。
おつまみもカロリーや糖質の低いものを選ぼう
アルコールも太る原因ではありますが、おつまみの糖質やカロリーが太る原因になることもあります。
ダイエット中は、おつまみにも注意が必要ですよ。
コンビニで買える、低カロリー・低糖質のおつまみをご紹介しますね。
セブンプレミアム「旨辛おつまみ 穂先メンマ」
こちらの商品は、エネルギー47kcal、糖質2.7gです。
メンマは食感もよく、味付けも濃いため、おつまみには最適ですよね!
ローソン「ガーリック香る 砂肝焼」
こちらの商品は、エネルギー76kcal、糖質1.3gです。
砂肝はダイエット食品として人気ですよね。噛みごたえもあり、満腹感が得られやすいですよ♪
ファミリーマート「とろーりやわらか半熟煮卵」
卵1個あたりのエネルギーは72kcal、糖質は1.2gです。
卵はタンパク質も豊富で栄養も取れますね。ダイエット中にゆで卵ばかり食べて飽きてしまった方、こちらの商品で気分を変えてみませんか。
おつまみとして夜に1個、朝ごはんに1個食べるのもいいですね。
まとめ
- チャミスルは、日本の焼酎と比較した場合において、糖質が高く、太りやすいお酒になる
- チャミスルの糖質が高い理由は、人工甘味料が含まれているためである
- チャミスルは、韓国焼酎と言われているが、日本での分類はリキュールである
- 糖質制限は、糖質で摂取するべき栄養分を、他のタンパク質や脂質と置き換えるものである
- 長期的な視点で見たときに、基礎代謝量を維持することができる糖質制限は、カロリー制限よりもダイエット効果がある
- タンパク質や脂質にもカロリーは存在するため、糖質を制限したからと言って、カロリーを無視することはできない
- 焼酎・日本酒・ビールと比較した場合、チャミスルの糖質は比較的低い方であり、カロリーは真ん中くらいに位置する
- チャミスルフレーバー付きやチャミスルトクトクは、糖質が高い
- チャミスルすもも味が太るという噂はウソで、フレーバー付きの中ではマスカット味が最も太りやすい
- 飲み方を工夫したり、飲酒量やおつまみに気をつけると、飲んでも太ることはなく、ダイエット中のリフレッシュになる
チャミスルが太ると噂される理由が理解できましたね。
アルコールは全般的に太る原因にはなりますが、チャミスルは飲酒量に気をつけさえすれば、ダイエット中でも飲めますよ。
これからも、チャミスルをおいしく楽しく、味わっていきましょうね♪