「無関心の魔法をかけられるかどうかは、あなた次第です!」
少し大げさな表現かもしれませんが、一見、実現が難しいと思われる、嫌いな人が無関心になる方法。考え方や見方を工夫して現実を変えることは可能なのです。
嫌いな人が同じ職場にいると、たとえ好きな仕事でもつらいですね。
そんな毎日を変えるべく、嫌いな人が無関心になる方法を多方面からご紹介します。
私は飲食店やスーパーの店員、電話オペレーターなど、さまざまな職種や職場で働いた経験があり、嫌いな人はあまりいませんが、苦手な人は多かったように思います。
嫌いな人がいることで、職場に行きたくなくなる毎日…。そんな日々を変えるために無関心になる方法を試し、自分にちょっとした魔法をかけてみましょう!
嫌いな人が無関心になる方法や職場で自然に遠ざけるコツを紹介
なぜその相手が嫌いなのか?
相手がなぜ嫌いなのか、理由を考えたことがありますか?
人間の脳は、会った瞬間や話を始めてすぐ、一瞬のうちに相手を好きか嫌いか判断するそうです。
見た目や話し方、仕草などに嫌いな要素があるとさらに嫌な部分を見つけてしまい、どんどん嫌いになる悪循環にハマってしまうことがあります。
きづけば自分にとって大嫌いな人になっていることもあるようです。
逆に、なぜその相手を嫌いになったのか、原因さえわかれば、無関心になる以外にも解決方法が見つかるかもしれません。
嫌いになった原因がある
- 嫌なことやイヤミを言われた
- 怒鳴りつけられた
- 攻撃的や威圧的な態度を取られた
- 自分の気にしていることを言われた
- 自分の意図しないことを言われた
- 普段の仕事ぶりはテキトーなのに、いざとなると自分の仕事を押し付けてくる
その人の性格、職場での行動、仕事上の問題など、嫌いになる要素はどこにでもありそうです。
何らかのきっかけがあり、相手に対して心を閉ざし、さらに嫌悪感を持ってしまったのかもしれません。
また、下記のような理由が原因のこともあります。
- 嫌いなあの人に似ている
- 相手に対して嫉妬する気持ちが少なからずある
「理由がわからないけど、なんか嫌い」そんなときは自分の感情にフタをしているのかもしれません。少し掘り下げてみませんか?
ねたみや嫉妬は、相手というより自分自身に原因があることがあります。「相手が私より優秀だから」とか「私の好きな人と仲良く話していたから」などですね。
嫌いな理由を深掘りするのは自分と向き合うことですし、自分自身を知るきっかけにもなるのです。自分を知ることは成長するチャンスなのですよ!
嫌いな人が無関心になる方法【初級編】
まず知っておいていただきたいのは、嫌いな人に対して無関心になるには、ある程度の時間が必要だということです。
今までずっと嫌いだった人に対して、突然、無関心になれるような、そんな魔法はありません。どうしても、時間は少しかかるでしょう。
その上で無関心になる方法は、実際にどのようにしたらいいのか、ご紹介しますね。まずは初級編ですよ。
ある程度の距離感を保つ
嫌いな人との距離感を保つようにすれば、相手に対しての関心も薄れるものです。
そういう人だと思ってあきらめる
何を言っても何をしてもダメな人は、いっそ、あきらめてしまいましょう。あきらめがつけば、自然と無関心になっていきます。
仕事に関する必要最低限の会話のみ、と割り切る
割り切ることができればラクですが、簡単に割り切れるくらいなら最初から悩まないかもしれませんね。
自分から挨拶をする
あえて関わりを持つことで、無意識の関心を減らします。
挨拶をしたら「今日の関わりはおしまい」と自分の中で区切りをつけてしまうと、ゆううつな一日も前向きに乗り切れますよ。
嫌いな人が無関心になる方法【中級編】&自然に遠ざけるコツ
嫌だと思うところを毅然とした態度で指摘する
あくまで毅然とした態度で「あなたのこういう態度は不快だし、職場のみんなにもよい影響を与えない」など、きっぱりと伝えましょう。
ただし、皆の前で見せしめのように言うのではなく、個人的に指摘するのがよいと思います。
指摘されたことで、あなたから離れたいと思い、自然に遠ざけることができるかもしれませんね。
価値観を受け入れる
「あの人はそういう考えなのね。(私とは違うけど…)」
人の価値観は、育ってきた環境などによって形成されていくものです。
自分と違う価値観にいちいちジャッジせず、相手の価値観をそのまま受け入れてしまいましょう。気持ちがスーッとラクになりますよ♪
その人の存在を気にしない/関心を持たない
関心があるから無関心になれないのです。別の言い方をすれば、その人が嫌いなのは関心がある証拠です。関心があるうちは無関心にはなれません。
気にすること自体が自分の時間を使っていることであり、もったいないことだということを理解するとラクになるのではないでしょうか。
あくまで気にしないだけであって、無視をするのはやめましょう。
無視したところで、無意識の関心がなくなるわけではありません。逆にいつまでも関心がある状態になりますよ。
起きていることをコントにしてしまう
お笑い芸人の「コント イカる部長」みたいに、自分に起きている現実を頭の中でコント仕立てにしてしまうと、目の前の出来事を客観的に見ることができます。
そして頭の中でコントを楽しみ、相手に意識を向けないことで、自然に遠ざける効果があるそうです。
コントは頭の中だけにして、怒られているときは申し訳なさそうにしないと、さらに怒りを買うことになるので、くれぐれもご注意下さいね。
課題を分ける
嫌いな理由が、自分の問題なのか、相手の問題なのかを考えてみましょう。
これは、アドラー心理学の『課題の分離』という考え方です。私自身、娘との関係にずいぶん長く悩んできました。
一時期所属していた心理学のコミュニティで最初の頃に学んだのがアドラー心理学でした。
例えば職場に、見た目がいかにも不潔でだらしなく、嫌いな同僚がいるとしましょう。本当にそんな同僚がいたら、周りも不快ですよね。
ですが、あなたが直接的に困ることはありますか?不潔でだらしないのは同僚であり、あなた自身には何も関係のないことなのです。
自分の問題なのか、相手の問題なのか。課題の分離を行い問題を正しく整理できれば、日常の悩みは格段に減りますよ。
嫌いな人が無関心になる方法【上級編】&むしろ仲良くなるチャンス
さて、いよいよ上級編です。ここからは少しレベルアップしていきますよ♪
嫌いな人のいいところを見つける
嫌いな人のいいところを見つけるなんて、できるわけない
そんな声も聞こえてきそうですが、上級編は逆転の発想です。「いいところ見つけちゃおう作戦」にトライしてみましょう。
あの人、こんなところもあるんだぁ…意外だなぁ
意外ないいところを見つけられたら、嫌いな人に対する見方も変わります。
嫌いな人を好きになる必要もないですが、ちょっと嫌いではなくなれば、そこまでの関心もなくなりますよ。
さらに自分にはない、ちょっと尊敬できるようないいところを見つけてしまったら、もうこっちのもの!
一気に嫌いではなくなり、いい意味で気になってしまうかもしれませんね♪
自分から話しかける
これは私がよくやる手法です。冒頭でも申し上げたように、私自身は嫌いな人はほとんどいませんでしたが、苦手な人は多かった…。
苦手な人には、挨拶にひとことプラスするなどして、あえてこちらから明るく話しかけてみます。
そうすると、相手の反応もよくなったり、何でもないときでも気にかけてもらえたりして、ちょっとラッキーなことが起きてしまうわけです。
そんな私は今もなお『苦手な人克服キャンペーン』継続中♪
嫌いな人対策にオススメの、コミュニケーション能力をアップできる本
佐久間 宣行 氏著【ずるい仕事術】
ポジティブに、賢くずるく仕事するためのコミュニケーション術やメンタル術を紹介
樺沢 紫苑 氏著 【ストレスフリー超大全】
健康・人間関係・ストレスなどなど、精神科医の樺沢先生が幅広いテーマをまとめた1冊
岸見 一郎 氏著,古賀 史健 氏著 【嫌われる勇気】
アドラー心理学を勉強するならコレ!哲学者と青年の会話形式が読みやすい
嫌いな人や無関心になりたい人が家族にいるときの対策3選
距離が近いからこそ言いたいことを遠慮なく言え、関係が悪化することもありますね。
ましてや一緒に住んでいたら、顔を合わせないことは難しいでしょう。
またトイレや洗面台の使い方など、他人では気にならないような小さなことが気になり、さらに嫌悪感が増幅して許せなくなることもあります。
育ってきた環境や親の育て方、両親の関係、経済状況など、家族が嫌いになった理由も人によってさまざまでしょう。
嫌いな人が家族や身内にいる場合、どう対応するのがいいのでしょうか。
極力顔を合わせずに済むように、他の家族にも協力してもらう
一人の時間を増やすことで、気が休まることもあります。他の家族にも協力してもらい、嫌いな人とはできるだけ顔を合わせないようにすることも必要です。
自分の時間は、読書をしたり部屋で映画を見たり、できるだけ嫌いな人に対して無関心でいられるような過ごし方をしましょう。
何か集中できるものに取り組むのがいいですね。夢中になっているときは、嫌いな人のことを思い出しませんから。
将来のために、資格を取るなどの勉強も、長期で取り組めるのでいいかもしれませんね。
家族なのだからわかるだろう、は間違いだときづく
家族にありがちなのが「言わなくてもわかるだろう」と思っていて、いつの間にかすれ違ってしまうケースです。
親だから、夫(妻)だから、子供だから、わかって当然という考えではなく、不満に思っていることや、してほしいことはきちんと伝えるべきです。
嫌いだからと無関心になる方法を探すよりも、時間が取れるときにお互いの言い分をしっかり話し合うのが、大きな解決方法になり得るのではないでしょうか。
何が気に入らないのか、嫌なのか、どうしてほしいのか…。
どちらか一方ではなく、双方が納得いくまで話し合うことができるのも、家族や身内という距離の近さだからこそではないでしょうか。
他の家族も無関心にならず、なるべく口を出さずに見守ってもらえるといいですね。
家を出る
家族といえど、どうしても合わないとか、相性が悪いこともあるでしょう。何をしてもダメなら、そしてあなたが子供なら、早く自立をすることです。
「嫌い」や単なる「相性」では片付けられない問題もあります。
最近は毒親・親ガチャなどという言葉もあるように、子供にとって害になる親もいるのです。
経済力のない、弱い立場の子供は、どんなことにも耐えるしかありません。もし近くに相談できたり、逃げられたりする場所があるなら、思い切って頼りましょう。
そんな親子や家族であっても、何十年もたってから分かり合えるケースもあります。そのタイミングが来るまで、距離を取るのも一つでしょう。
嫌いな人が無関心になるスピリチュアルな方法6選
嫌いな人が無関心になるようなスピリチュアルな方法をお教えします。
スピリチュアルは怪しい…
最近の世の中は、スピリチュアルを受け入れる人が多くなってきたと感じていますが、まだまだ目に見えないものは信じがたいと思う人は多いでしょう。
現実がうまくいかないのであれば、スピリチュアルな考え方を試してみることを提案します。人生がスムーズにいく人は、スピリチュアルをうまく取り入れていますよ。
自己肯定感を下げない
いつも私に厳しいあの人、きっと私のことが嫌いに決まっている。私なんてトロいし、仕事できないし、みんなに迷惑ばかりかけて…。あぁ、ゆううつだなぁ…
そんなダダ下がりの自己肯定感。こんなときこそ、スピリチュアルな思考を取り入れましょう。
実は、自己肯定感を上げることで現実が変わります。私が大好きな、ロジカル×スピリチュアルYouTuberのKIKOさんがお話しされていたことです。
興味があったらKIKOさんの過去動画を見てみてくださいね。
私の経験をお話しします。いつも感じよく挨拶したり話しかけたりしてくれる職場の男性がいました。ある日、いつも通り挨拶するとスルー。
「ん?」と思ったけれど、仕事のことで話しかけてみたら目も合わせない。「これはおかしい…。私、何か気に触ることでも言ったかなぁ…」
前回会ったときのことを思い出してみましたが、特に変わったこともなく、帰り際はいつも通りに「お疲れ様でしたぁ」と言ってくれていました。
「私のことが気に入らないのかなぁ。仕事できないやつって思ってバカにしてるのかなぁ?何も悪いこと言ってないよなぁ…」
そんなことが頭の中をぐるぐるしていました。帰りの挨拶もやはりスルーです。
その日は家に帰っても気になって仕方ありませんでした。自己肯定感なんてどんどん下がっていきます。こうなったら無関心になるなんて無理です。
そんなとき、以前見たKIKOさんの動画を思い出し、見てみました。
見終わって「今度会うときは、とにかく自己肯定感を上げていこう!」と心に誓い、翌日、思い切って「おはようございます!」と声をかけてみたのです。
するといつもの「おはようございます!」が返ってきました。それからはまったくいつもと変わらない雰囲気です。
「あの日はなんだったのだろう?」と未だに理解できずにいるのですが、私が自己肯定感をあげることの大切さにきづいた日。
あれから、嫌なことがあると自己肯定感を下げないように、と心がけるようになりました。
本当に不思議なことですが、自己肯定感を上げることで現実が変わるのです。あなたも試したくなりませんか?
瞑想をする
瞑想に集中し、思考を止める練習をしましょう。
瞑想法にもいろいろありますが、目をつぶって何も考えず、ただ深呼吸を繰り返し、ボーっとする時間を作るだけでもいいのですよ。
ボーっとしようとしても何か考え始めてしまうのが人間の脳なのです。
考え始めていることに気づいたら、また深呼吸をし、ボーっとするという時間を、最初は1分でもいいのでやってみましょう。
ボーっとできる時間が増えてくると、ふとインスピレーションが降りてくることがあります。そのインスピレーションに従って行動してみてください。
宇宙や流れに身をまかせる
嫌いな人が多く、なかなか無関心になることもできず、つらい。
一所懸命頑張っているのに、人生が思うようにいかないのは、流れに逆らって必死に泳いでいるからかもしれません。
あなたが必要とするものは全て宇宙が用意してくれているので、何の心配もいらないし、自分で必死になんとかしなくても大丈夫!という考え方があります。
宇宙や流れに身をまかせた方が人生がスムーズに運びますよ、ということです。
ここで間違わないでいただきたいのが、例えば、宇宙に身をまかせたら、働かなくてもお金が入ってくる、ということではありません。
「棚からぼた餅」という言葉があります。この「棚からぼた餅」も、棚の上にぼた餅がないと落ちてこないことを理解しましょう。
いつも上機嫌でいる
嫌いな人がいるとか、無関心になりたい人がいる心の状態は、決していい気分ではありませんね。
いつも上機嫌でいるのは、決してたやすいことではありません。ですが、それを心がけることで現実が変わっていくのです。
いつもポジティブに上機嫌でいる人は、そういうエネルギー(波動)を放っており、共鳴して同じような人を引き寄せます。
共鳴は音叉などに例えられますよ。2つの音叉を離れた位置に置き、片方を鳴らすと、もう一方の音叉も共鳴により音を放つ。
人も同様で、自分と同じような波動の人を引き寄せることを頭においておきましょう。
自らが変わることで、自然と周りが変わっていく
嫌いな人がもう少し優しい言い方してくれたらいいのに…
そんなふうに思うことってありますよね。あの人がこうしてくれたら、こうなってくれたら、という願望。
私も子育てでは娘を何とか変えようと、いろいろなことを言ったり教えたりしてきました。
でも言い方を変えて何度も話したところで、まったく思う通りにはいきません。
自分の娘ですら変えることはできないのです、他人ならなおのこと。
スピリチュアルにも「他人を変える一番早い方法は、まず自分を変えること」という考え方があります。
相手を力ずくで変えようとせず、自分が考え方を変えた方がずっと早く現実が変わりますよ。
感謝して手放す
私たちは多くの経験をし、成長するためにこの世に生まれてきました。成長のための課題を克服しなければ、何度となく同じ試練が降りかかるのです。
こんな経験をしたことがある人もいるかもしれません。
どこに行っても(転職しても)いつも同じような嫌いな人が現れる。
それは、そこにあなたがクリアするべき課題があるからです。何を経験させようとしているのか、何が課題なのかを考えてみましょう。
あぁ、そういうことだったのかぁ〜!
その答えがわかったとき、課題クリアです。
気づかせてくれた嫌な現実に感謝し、さっさと手放してしまいましょう。もう同じような現実はやってきません。
まとめ
- 嫌いな人が無関心になる方法や職場で自然に遠ざけるコツはいくつもあるので、自分に合うものをやってみる
- なぜ嫌いになったかの理由や原因がわかれば、自分と向き合うことができ、成長できるチャンス
- 嫌いな人が無関心になる方法や職場で自然に遠ざけるコツの初級は、一定の距離を保つ、そういう人だとあきらめるなど
- 嫌いな人が無関心になる方法や職場で自然に遠ざけるコツの中級は、アドラー心理学の課題の分離をするなど
嫌いな人が無関心になる方法や職場で自然に遠ざけるコツの上級は、自分からあえてコンタクトを取るなど
- 嫌いな人や無関心になりたい人が家族だった場合は顔を合わせないようにする、よく話し合うなど
- 嫌いな人や無関心になりたい人のスピリチュアルな方法は、瞑想をする、感謝して手放すなど
いかがでしたか?一見難しく思える、嫌いな人が無関心になる方法もいろいろありますね。1つでも、「試しにやってみようかな」と思えることがあったでしょうか。
嫌いな人が無関心になることに力を注ぐより、スピリチュアルも取り入れつつ、人生の課題を見つけ、早く手放してしまった方がラクに生きていけます。
人との関わりは決していいことばかりではありませんが、コミュニケーションを積極的にとっていった方が、人生は充実するでしょう。
幸せな日常を送るには、小さな成功体験を積み重ね、日々、身の周りの人や物に感謝し、豊かな心を育むことです。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました。