サーキュレーターのかしこい使い方で2部屋に空気を循環すれば、節電効果があります!
サーキュレーターを使えば、エアコンを使用してる部屋だけでなく隣の部屋やロフトにも空気を行き渡らせることができるのです。
しかし、暖房や冷房ではそれぞれの空気の特性があるため、それに合った置き方、風の向きが必要になります。
サーキュレーターを換気目的に購入したものの、どう使用すれば効果があるのか分からないという方も多いでしょう。
サーキュレーターで、ただ空気を循環させるだけではもったいない!
エアコン効果を高める使い方をすることで電気代を節約することにも繋がりますし、洗濯物を早く乾かしたい時にも活用できますよ。
Contents
サーキュレーターの使い方で2部屋に渡って空気を循環させる方法
冬はエアコンをつけていても足元が寒い。
夏は2階の方が暑い、ロフトなんて暑すぎる。
上記の原因は暖かい空気が上に、冷たい空気が下に溜まる特徴があるからなんです。この特徴を活用したサーキュレーターの正しい置き方を紹介します。
暖房使用時にはサーキュレーターを部屋の隅に置き、真上に向けて風を送る。
ロフトに空気を送りたい時は、サーキュレーターをロフトに向けて置くとよいでしょう。
またサーキュレーターを2台活用する場合は、もう1台をロフトから部屋の下方へ風を送るとより効果的です。
冷房使用時にはエアコンの風を下向きに変え、エアコンを背にするようサーキュレーターを置いて水平方向に向け風を送る。
ロフトに空気を送りたい時は、同じくエアコンに背をむけてロフト方向に風を向ける。2台使う場合は、もう1台をロフトから天井へ向けて置くと空気を循環させる事ができます。
我が家では子どもが2段ベッドを使っていますが、この方法で2段ベッドの上に風を届けることができますね。
扇風機とサーキュレーターは共に空気を送ることを目的に作られていますが、用途が異なるため使い方には注意が必要です。
扇風機は柔らかい風で直接当たって涼むことができますが、サーキュレーターは直進的な強い風を送るため直接風に当たるという使い方には適していません。
サーキュレーターの使い方を効果的にして電気代を節約しよう!
サーキュレーターを使う目的はさまざまですが、使用には短時間ではなく、長時間稼働させていることが多いと思います。その場合は電気代が気になりますね。
こちらの商品を例に挙げて消費電力を見てみましょう。
1時間の消費電力=消費電力(kW)×1kWhあたりの料金単価(円/kWh)
として計算すると、このサーキュレーターの消費電力は22Wなので1時間あたり0.594円です。1日8時間使用すると4.7円、1か月30日換算では約143円となります。
全国家庭電気製品公正取引協議会が定めている平均電気代単価27円で計算しています。
また、消費電力に関して下記のような効果があるのです。
エアコン設定温度を1℃緩和した場合の消費電力量は、冷房時約13%、暖房時約10%削減されると見込まれています。
引用:環境省ホームページ
エアコンとサーキュレーターを併用する事で効率が良い空気の循環ができているため、エアコンの設定温度を変えても快適な温度を保つ事ができるのです。
つまり、節電ができるということになりますね。
サーキュレーターには、DCモーターとACモーターの2種類があります。DCモーターの方が消費電力が低く、風量も細かく設定できるため電気代の節約になりますよ。
ACモーターより本体価格が少し高めにはなりますが、サーキュレーターを選ぶ時にはこれも参考に考えるとよいでしょう。
サーキュレーターの使い方で換気をする方法をご紹介♪
サーキュレーターは、家だけではなく飲食店や病院などでも換気手段として活用されています。
最後に、部屋で換気をする際のサーキュレーターの置き方についてご紹介しましょう。
窓を開け、窓に向けてサーキュレーターの風を送ると、外の新鮮な空気を取り込む事ができます。
その際にはサーキュレーターは回転させずに置き、窓に近づけて置くとより効果的です。2か所の窓がある場合には2か所とも窓を開けておくとよいでしょう。
我が家では換気目的で買ったサーキュレーターですが洗濯物を早く乾かすために活用していますよ。最近では、衣類乾燥モードを搭載したサーキュレーターも登場しています。
洗濯物を乾かす際には換気の時と同様に、窓を開けてサーキュレーターを回せば、水分を含んだ空気が排出され、空気循環によって早く洗濯物を乾かすことができるのです。
サーキュレーターは洗濯物の下に置くようにすればより効果的ですよ。
まとめ
- サーキュレーターで空気を循環させたい時は空気の特徴を理解して暖房、冷房で置き方を変える
- エアコンとサーキュレーターを併用することで節電効果がある
- 換気目的としてサーキュレーターを活用できる
- サーキュレーターを使用して洗濯物を早く乾かす事もできる
サーキュレーターの効率を上げるための正しい置き方がわかりましたね。
2部屋であったり、ロフトがあったりする場合でも空気循環ができ、換気したいときや洗濯物を乾かしたいときにも役に立つので、ぜひ実践してみてください。