毎回夏休みに子供と頭を悩ませるのが自由研究のテーマ。
1年生の頃は、朝顔の観察など簡単にできそうなテーマも思いつくものですが、高学年にもなるとそうはいきませんよね。
私も、大人になってまた小学生の夏休みの宿題と向き合うことになるとは思ってませんでした。
「すでに何回か自由研究をやって子供に教えれるようなネタが尽きてしまった…」
「せっかくなら他の子たちとかぶらないオリジナリティのある自由研究にしたい!」
そんなお悩み中のあなたは必見です!
人とかぶらないテーマを決めるコツと、自由研究のおすすめの具体例をいくつかご紹介させていただきます。
また自由研究といえば一番時間のかかりそうな宿題ですが、なんと一日で完結できるものもあります。
6年生にもなると習い事や塾など忙しいお子さんも多いでしょう。
また自由研究だけなかなか手をつけられずに休みがすでに終盤な方もぜひ見てみてください!
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中学生になると習い事や部活、友達付き合いで忙しく家族旅行が難しくなることも。
親との旅行を楽しんでくれる時間を大切に、今だけの思い出をたくさん作れるといいですね。
旅行を検討されている方はぜひチェックしてください。
Contents
人とかぶらない自由研究の6年生向け5大テーマ
人とかぶらないようにするにはまずは「お子さんの興味があること」を引き出すことから始めます。
6年生にもなると、それぞれいろんなことに興味関心がありますし、一旦自由研究という考えは外してお子さんに聞いてみましょう。
そしてその興味を以下のテーマのどれかに当てはめて決めていくと、オリジナリティのある、つまり人とかぶらないテーマの完成です!
- 実験
- 工作
- 観察
- 調べ学習
- 社会
実験
実験は、細かいことに「どうして?」の気持ちがもてるような好奇心旺盛の子におすすめです。
例えば、お花が好きな子であれば、色水を使って花の色の変化の実験などはいかがでしょうか。
工作
図工の授業など、ものづくりが好きな子も多いですよね。
工作は自由研究でも定番ですが、例えばお洋服がお好きな子でしたら染めものなどがいいかもしれません。
ハンカチやTシャツなど自分の好きな色や柄で染めて作るのも面白いですよ。
観察
細かい作業や、継続してコツコツ何かできる子には観察が向いています。
食べるのが好き!という子は、食べて残った野菜や果物などの種を蒔いて観察してみましょう。
毎日続けることで、長い休みならではの内容が期待できますね。
調べ学習
好奇心もあって、継続力もある熱心な子は調べ学習が適しています。
電車が好きな子は、身近な駅の名前の由来を調べたり、単純に自分の住んでる地域の地名でも面白いでしょう。
身近に思わぬ発見があって、親子で夢中になるかもですね。
社会
社会というと少し堅いテーマに感じるかもしれませんが、後の知識にも役立つおすすめのテーマです。
調べ学習に似ていますが、例えば近所のスーパーや家にある食べ物の原産地を調べてみるなどしてみてください。
地域によっての特徴や、調べる範囲によっては日本だけでなく世界のことまで目を向けることもできます。
後々の知識にも役に立ちますので、中学生になる前にもおすすめです。
人とかぶらない自由研究の6年生向け簡単にできる具体例3選
お子さんの興味からある程度テーマを決めるイメージはできたと思います。
上記で簡単に触れた中で3つ実際に具体例として紹介します。
【実験】色水を使って花の色の変化を見てみよう
用意するもの 茎のしっかりした白い花 食用色素 水を入れる用の透明な入れ物
- 透明な入れ物に水をたっぷり入れる。
- 赤や青などの食用色素を使って、入れた水に色をつける。
- 白い花の茎部分を水の中に入れる。
- 白い花の部分が色味や時間なども含め、どう変化していくか見てみる。
変化の様子などを写真に撮って、実験の結果のシートを作ると見栄えも綺麗になります。
最後は花をお家に飾れる点もおすすめです。
【工作】身近なもので染め物をしてみよう
用意するもの 染める布(綿の白いTシャツやハンカチなど) 染める材料(コーヒー粉や紅茶など) 焼きミョウバン
- 染める布が入る大きめの鍋にお湯を沸かす。
- 染める材料をお湯に入れて溶かし、ガーゼなどでこす。
- 材料を溶かしたお湯が熱いうちに濡らした布を入れて、時々かき混ぜながら、冷めるまで待つ。
- そのままお湯から出して、絞って乾かす。
また焼きミョウバンがあれば、工程3の後に溶かしたぬるま湯に少しつけてから水洗いすると出来上がりの色が綺麗になります。
染める前に布を輪ゴムなどで縛ったりして柄をつけることもできます。
最初はハンカチなど小さい布から使えますし、コーヒー粉など家にあるものでできるのも嬉しいポイントですね。
【観察】食べ物の種を蒔いてみよう
用意するもの リンゴやカボチャなどの種 プラスチックの容器 キッチンペーパー
- 用意した種を丁寧に水で洗う。
- プラスチックの容器の底に合わせて、キッチンペーパーを敷く。
- キッチンペーパーに水が浸るくらい注いで、キッチンペーパーの上に洗った種を置く。
- 容器の蓋を輪ゴムで止めて、暖かいところに置いておく。
- キッチンペーパーが乾く前に水を足しながら、毎日観察する。
料理の時に捨ててしまう小さな種を使った観察です。
種や気候の条件で変わりますが、だいたい1週間ぐらいあれば、芽が出て様子を観察できます。
毎日少しの時間でできますが、いくつか種を用意しておくと、内容は充実したものになるでしょう。
人とかぶらない自由研究は6年生なら一日完結型がおすすめ
先にご紹介した具体例では、道具の準備など少し日にちや手間がかかるものでした。
ただ6年生にもなると、他の用事が忙しかったり、小学校最後の思い出で家族の時間も大事にしたいですよね。
そこで、道具は特に不要で、1日完結型の調べ学習はいかがでしょうか。
【調べ学習】身の回りのモノの原産国について調べよう
- お家の中にある洋服や電子機器などの原産国を見てみる。(MADE IN ○○の表示を確認)
- それぞれ家の中にあるものがどこから来ているのか簡単な地図で分布図をつくる。
- 特徴を自分なりにまとめて、インターネットなどで理由を深掘りする。
家のモノでもいいですし、スーパーなどの食料品などでまとめてもいいと思います。
自分で特徴を考える力や、インターネットを使って自分で調べる力もつきます。
6年生ならではの内容で、中学生になる前最後の自由研究にもピッタリですね!
まとめ
- 人とかぶらないようにするには、まずは何に興味があるかを引き出して、そこから内容を決める。
- 時間に余裕があれば、実験や観察、工作などをベースにするとテーマを決めやすい。
- 調べ学習であれば、1日で完結できるものもあり、社会の勉強にもなるのでおすすめ。
あなたのお子さんはどんなことに関心がありますか?
そこから一緒にテーマを考えてみましょう。
興味があることであれば、あとは自ら進んでやってくれるはずです!
実はどの宿題よりも、成長を感じることができるのが自由研究かもしれません。
私も子供と、休みの思い出の一つにできるような自由研究のテーマ作りから考えてみようと思います!