あなたは普段休日をどうのように過ごしていますか?
仕事のストレス解消で、休みの前日は飲みに行く!
そしてそのまま夜更かしして目覚ましもかけずに眠り、ひどい時には12時間近く寝てしまっていた。
なんてことが私はよくありました。
あなたもそういう経験ありますよね?
しかしそんな過ごし方では余計に疲れたり、翌日の仕事のやる気も上がらずといった事も多いのではないでしょうか。
結果また休みの日は、ストレス解消と思い込んで寝続ける。
そんな負のループ、病気の可能性もあります。
うつの始まり?過眠症?
考え出すと今度は眠れなくなりそうですね…
でもご安心ください。
あなたが休みの日に寝てしまう原因を突き止めて、それに合った解消法を見つければいいのです。
今回の記事をきっかけに、より良い休日を過ごし普段の生活のパフォーマンスも上げていきましょう。
Contents
休日が寝て終わる原因はストレスと自律神経の乱れ
休日にずっと寝てしまう原因として、以下の理由が考えられます。
平日に溜まったストレスによるもの
強いストレスを感じていると、眠りの質が悪くなってしまいます。
時間としてはたくさん寝たつもりでも、また日中に眠たくなることはありませんか?
ただ長く寝れば疲れがとれるというものではなく、どれだけ深く眠れるかが重要と言うことです。
不規則な生活
休みの前日に夜更かしたり、休みに昼過ぎまで寝てしまう方も注意です。
体内時計が狂ってしまうことで、朝になっても眠かったり、夜に寝付けなくなったりします。
こちらも結果として睡眠の質を下げてしまいます。
食生活
不規則な生活同様ですが、寝る直前に食事をしたりすることも睡眠に影響します。
お腹いっぱいになると眠くなる方もいると思います。
しかし胃腸が働いている状態では、眠りが浅くなってしまいがちです。
寝ているつもりでも、体は完全に休まっておらず朝になっても眠気は完全にとれていない状態なのです。
自律神経の乱れ
自律神経には日中優位に働く交感神経と、夕方から夜にかけて優位となる副交感神経があります。
上記のような、ストレスフルな状態や不規則な生活はそのバランスを崩す原因になってしまいます。
夜になっても交感神経が活発なまま、なかなか寝付けないなどの状態が起こりやすくなるのです。
休日が寝て終わるのは週末うつや過眠症の可能性も
休日が寝て終わるいくつかの要因を見てきましたが、あなたにも思い当たるふしはありましたか?
今度は冒頭でも触れましたが、休日が寝て終わることによって引き起こされるリスクについてみていきましょう。
週末うつ
平日は仕事、休日は疲労とストレスでひたすら寝る。
このような生活が続くと、人生の充実感が上がらなくなってしまいます。
やろうとしたことがあったのに、気づけば外は真っ暗…
休みのたびに後悔しながら過ごすことで、本来嬉しいはずの休みに自己嫌悪に落ちいってしまいます。
自己肯定感も下がってしまい、やがて週末が来ることに恐怖を感じるようになってしまうのです。
仕事が楽しいとかではなく、休みが不安で仕事に戻りたいと感じることがあればそれは週末うつの始まりかも知れません。
過眠症
過眠とは、寝過ぎてしまうということではなく「日中に過度の眠気を感じる」という意味で、睡眠覚醒障害の一つとされています。
夜に十分な睡眠をとっていても、日中に耐え難い眠気を感じることがあり、それが3ヶ月以上続くと過眠症の疑いがあるようです。
普段のストレスによる自律神経の乱れや休日寝過ぎてしまうことによる睡眠の質の低下などが原因として挙げられます。
週末を寝て過ごすことが続いているようでしたら、取り返しのつかないことになる前に一度自分の心身の状態を見つめ直すことも重要かも知れません。
休みの日や土日にずっと寝てしまうことによるリスク
みてきたように、休みの日や週末を寝て過ごすことは慢性的なリスクに繋がります。
ポイント
- 長く寝て過ごすことは、疲れがとれているようでとれていない。
- 寝過ぎで体内時計がずれることにより、夜中の眠りの質が悪くなる。
- 休みを寝て過ごしてしまうと、後悔から自己肯定感が下がる。
- そのような状態が続くと、自律神経の崩れから週末うつになってしまう。
休みの日に一日中寝て過ごす寝だめは効果なし!!睡眠の質を上げる5つのポイント
平日の睡眠不足を補うために、休みに寝溜めするという方もいらっしゃると思います。
ただ結論から言うと、寝溜めにはほとんど効果がありません。
お腹が減った時に、何日分かの食事量を取ればその後数日間食べなくても大丈夫ではないですよね?
また携帯電話のバッテリーがフル充電になってる状態でさらに充電し続けても、それ以上溜めることはできません。
それと同様、睡眠にもたくさん寝たから翌週の睡眠は少なくて大丈夫ということにはならないのです。
ではどのようにすれば睡眠の質をあげ、休みの日に疲労とって充実した1日を過ごすことができるのでしょうか?
以下ポイントをまとめました。
ポイント
- いつもより少し寝たいなら平日との睡眠時間の差は2時間以内にする。
- 日中に、適度に体を動かす趣味を見つける。
- 食事は寝る3時間前には済ませる。
- カフェインやアルコールの過剰接種に気をつける。
- スマホを寝室に持ち込まない。
平日は毎日早起きで、休みの日まで全く同じリズムで過ごせと言われても大変ですよね。
ただ寝溜めに効果があまりないこともそうですし、体内時計が狂わない観点からも起床時間や就寝時間のズレは±2時間以内にしましょう。
また少しでも起きるモチベーションを上げるために趣味を見つけるとより良いでしょう。
可能であれば、友人と一緒にできるとモチベーションも維持しやすく、心身ともに良い影響が期待できます。
また私もよくやってしまうのが、ベットに入ってからずっとスマホを見てしまうことです。
スマホの画面の光が入眠を妨げるのは、あなたも聞いたことはあると思います
SNSやゲームなどで脳が覚醒してしまうと、交感神経が活発になりなかなか寝付けず、結果またそのままダラダラと画面を見続けてしまいます。
スマホを目覚ましにしている方も多いと思いますが、目覚まし時計を買って寝室へスマホを持ち込まないというのはいかがでしょうか。
最初は落ち着かないかも知れませんが、慣れれば不便は感じないはずです。
まとめ
- 不規則な生活やストレスで睡眠の質が下がることで、休みの日の日中も眠気がとれなくってしまう。
- 寝て過ごす日が続くと、過眠症や週末うつなど心身ともに影響が出てしまう。
- 普段の疲れをとるためには、寝溜めをすることではなく、適度な活動をして睡眠の質を上げるとよい。
休日に寝てしまう原因とそれによって引き起こされるリスクと解決策をみてきました。
私も子供ができてからは、昔に比べてかなり朝型になり起床時間は2時間近く早くなりました。
ただそれによって日中に眠たくなることはほとんどありません。
むしろ夜はすぐに寝付けて、朝は平日休日関わらずほとんど同じ時間に起きるようになりました。
まずは、あなたもぜひ次の休みには日中にスケジュールを入れてみましょう!
充実した休みを過ごすことでよく眠ることができ、翌日の活気に繋がりますよ!