あなたのまわりには、会話をなんでもかんでもオウム返しする人っていませんか…?
同じ言葉を繰り返されることによって、相手が本当に自分の話を理解しているのか!?とイライラしてうざい気持ちになりますよね。
逆に適当に返事をされているだけなのではないか?と不安になることでモヤモヤした経験もあると思います。
この記事ではオウム返しをうざいと感じる心理やする側の心理、万が一オウム返しをされた場合の対処法を解説していきます。
Contents
オウム返しがうざいと感じる心理とは!する側の心理も一緒に解説
相手との会話の中で、できるだけストレスなくコミュニケーションをとっていきたいのはだれしも思うことです。
ここではオウム返しがうざいと感じる心理やする側の心理を解説していきます。
まずは、オウム返しをされた場合の心理は大きく分けて2つあります。
された側の心理1:無視されていると感じ、自己肯定感が低下する
自分の発言や行動が相手に認められず無視されているような感覚を持つことが原因で、自己肯定感が低下する可能性があります。
相手が自分の言葉や意見をそのまま繰り返すことによって、自分の存在が軽視されていると感じるためです。
このご時世、自己肯定感の低下は学業や仕事などライフスタイルにも影響出てきますよね…。
された側の心理2:会話が止まってしまうことにより、ストレスや不安が増大する
自分の発言や意見が相手に理解されず受け入れられていない!と感じることで、コミュニケーションに対する不安や緊張が高まることがあります。
オウム返しによって会話が止まってしまうため、意見交換や議論ができなくことも考えられますね。
相手が自分の発言をそのまま繰り返すだけで思うように会話が深まらず、ストレスになる要因の一つとなり、その結果コミュニケーションの質が低下することにつながっていきます。
その一方で、オウム返しをする側の心理も調べてみると以下の要因がありましたので、見ていきましょう。
する側の心理1:自己主張の弱さから相手に合わせようとする
自己主張や個性を表現することに自信を持てず、相手の意見や行動に合わせようとする傾向があります。
自分の意見や考えを述べることに抵抗を感じ、相手の関係を優先させることが心理的安全だと考えるためです。
自己主張については、個人の性格によるので難しいところですね…。
する側の心理2:自分の意見を伝えることに不安を感じている
自分の意見や考えを述べることに不安を感じている場合があります。
相手の発言や行動をそのまま繰り返すことで、自分の意見を明確に表現することを避け、コミュニケーションの負担を軽減しようとする心理が働いているようです。
上記の要因が組み合わさった結果、オウム返しをしてしまうそうです。
たしかに、自分の意見を述べるよりも相手に合わせた方が会話がスムーズに進む場合もありますよね。
オウム返しがうざいときの対処法
本来であれば、うざいと感じる前に対処したいのですが、相手の心を読むことができないため、オウム返しを予知することはできませんよね。
事前に対処するのはなかなか難しいため、ここでは起きてしまった後の対処法を紹介していきます。
対処法1:感情的にならずに冷静に対応する
相手のオウム返しにイライラしたり怒ったりするのではなく、冷静に対応しましょう。
感情的にならず、客観的に状況を見極めることが大切です!
相手が自分の発言や意見を理解しようとしている場合もあるため、その場合は適切に対応しましょう。
対処法2:相手にフィードバックをする
オウム返しをされることでコミュニケーションがうまくいっていない場合、その理由や対処方法を明確に相手に伝えることが大事です。
意外と相手は何も考えていない場合もあり、そもそも会話が成立していないと感じてすらいない場合もあります。
何ごとも伝えてみないとわからないことってありますよね!
対処法3:会話の方向性を変える
新しい話題や質問をすることで、これまでの会話の内容や流れがリセットされるため、会話を止めずにコミュニケーションが取れます。
オウム返しの理由が、話している内容が相手によって興味のない分野の場合もあるため、状況に合わせて会話の方向性を変えるのも一つの方法です。
対処法4:距離を置く
もはや最終手段と言ってもいいかもしれませんが、これまでご紹介した対処法を行ってもなお相手ともコミュニケーションが難しい場合は、一時的に距離を置くことも検討してみましょう。
時間をおいて再度会話を試みることで、より良い結果が得られる可能性もあります。
オウム返しはうざいだけじゃないメリットも!
ここまでオウム返しをされる側、する側の心理や対処法をご紹介してきましたが、実はオウム返しはうざいだけじゃないメリットもあるんです!
以下オウム返しするメリットを3つご紹介しますね。
オウム返しするメリット1:相手への共感を得られる
相手の発言や意見に対する共感および理解を示すことができます。
相手が自分の言葉を繰り返すことで、自分の考えや感情が受け入れられていると感じるようです。
否定的な意見より肯定的な意見のほうが誰しも受け入れやすいですよね!
オウム返しするメリット2:共通認識の再確認ができる
相手の発言や意見を再確認し、共通認識にすることができます。
自分と相手との間に共通の認識が生まれ、誤解やすれ違いなどを事前に解消することができます。
意外と誤解やすれ違いは、のちのち問題になりやすいことが多いので、そのまえにお互いに共通認識にできるのはよいことですね。
オウム返しするメリット3:コミュニケーションの円滑化がはかれる
相手の発言を否定するのではなく受け入れることで、相手との間に対等な関係を築こうとする姿勢がみえてきます。
また、相手の発言をそのまま繰り返すことで、会話の流れがスムーズになり、相手とのコミュニケーションがうまくなることで関係が深まるケースもありますよ!
オウム返しがうざいと思われないために工夫できること
まずは、相手の発言に耳を傾け理解しようとする姿勢を持ちましょう。
相手の言葉をただ受け流すのではなく、内容を理解するように心がけて意識します。
自分の考えや感情を率直に述べることで、相手とのコミュニケーションを築くことができ、さらに相手をストレスや不安を与えることはありません。
まとめ
- オウム返しをされる人の心理は、無視されていると感じるために自己肯定感が低下し、会話が止まってしまうことによりストレスや不安が増大してしまう
- オウム返しをする人の心理は、自己主張の弱さから相手に合わせようとする、また自分の意見を伝えることに不安を感じている
- オウム返しをされた場合の対処法は、感情的にならずに会話の方向性をかえたりフィードバックしたり、場合によっては一時的に距離をおく
オウム返しをされる側する側の心理を解説してきました。
たしかに誰かに意見を求められた際に、自分の意見や考えを伝えることに不安を感じ、つい相手の意見や考えをそのままオウム返ししてしまうことってありますよね。
相手に寄り添おうとして無意識のうちにオウム返しをしている場合もあるので、これを機に意識してみるともっとよい関係が築けるかもしれませんね。