赤ちゃんのお昼寝30分の壁はいつまで続くのでしょうか?実は、30分の壁は月齢によるものではないのです。
赤ちゃんなりに何か不安があったり、不快感を感じていたりすると、やっと寝付いたと思ったのにすぐに起きてしまいます。
赤ちゃんは言葉を話せないし、泣いたり、いつまでもぐずったりするばかりで、この時期のお母さんは大変ですよね。
赤ちゃんがぐっすりお昼寝してくれなかったり、いつまでも夜寝てくれなかったりすると、お母さん自身も休めず、体調を崩してしまう人もいます。
そうならないように、原因を1つ1つ取り除き、正しい対処を行うことで、早ければ1~2週間で30分の壁を越えられますよ!
赤ちゃんがぐっすりお昼寝してくれるように、私もお手伝いをさせていただきますね。
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Contents
赤ちゃんのお昼寝30分の壁はいつまで続く?4つの原因と解決法
赤ちゃんのお昼寝30分の壁は「いつまで続くのか?」、または「ある程度の月齢になれば、いつかは終わる」と思われがちです。
30分の壁はいつまでも続くわけではありませんし、実は月齢も関係なく、個人差があることが分かっています。
30分の壁には原因があるのです。その原因さえ解消してしまえばよく眠るようになりますよ。
今は高校生になったうちの娘ですが、赤ちゃんの頃は本当に大変でした。
抱っこで寝たと思って布団に下ろしたら起きてしまったり、夜、寝たと思ったらすぐ起きてしまって、いつまでも寝てくれず朝まで付き合ったり…。
お昼寝や夜の睡眠について、いつも悩んでいました。
こんな状態がいつまで続くの?育児ノイローゼになりそう…
私も育児ノイローゼにならないように、眠ってくれる方法を調べては、1つ1つ試したことを思い出します。
赤ちゃんの睡眠サイクル
ここで赤ちゃんの睡眠サイクルを知っておきましょう。
大人は浅い眠り<レム睡眠>と深い眠り<ノンレム睡眠>が90分周期ですが、赤ちゃんは睡眠サイクルが未発達です。
赤ちゃんのうちはまだ30分程度の周期のため、寝始めから30分後くらいに浅い眠りになりやすいのですね。
赤ちゃんのお昼寝で特に大事にしたいのは、【眠る場所】【時間帯】【環境】【お腹を満たす】の4つです。では、細かく見ていきましょう。
眠る場所
光に敏感な赤ちゃんは、部屋を暗くして静かに眠れる場所が必要です。
昼間だからと明るい部屋で寝かせてしまうと、30分の壁を越えられず、浅い眠りになってしまいます。
いつも同じ場所で寝かせることも重要ですよ。
寝る時間になったら、暗くした部屋の布団やベッドに連れて行き、寝かしつける。
このルーティンを繰り返すことで、徐々に「ここは寝る場所」と覚えてくれるでしょう。
肌触りのよいタオルケットを用意してあげるのもいいですね。
時間帯
お昼寝を始める時間は、毎日同じにしましょう。そうすることで、体内リズムが整い、その時間になると眠くなる、という習慣ができます。
時間がバラバラだと、体内リズムが整いにくくなりますので、30分の壁を越えることが難しくなってしまいます。
月齢が上がるにつれ、お昼寝の回数を減らしたり、時間を減らしたりすることも必要になりますね。
お昼寝の時間を少なくすることで、夜ぐっすり眠ってくれるようになりますよ。
環境1:音
赤ちゃんは光だけでなく、音にも敏感です。できるだけ静かな環境で寝かせてあげることも必要ですよ。
また、眠いのになかなか眠れない、赤ちゃんが無理に起きている状態では、コルチゾールという覚醒作用があるホルモンを分泌させてしまいます。
その状態が続くと、夜泣きや寝ぐずりをしやすくなりますよ。
寝付きが悪い赤ちゃんには、お母さんの胎内の環境に近い音で、環境を整えてあげましょう。
ドライヤーの音や、扇風機・サーキュレーターのファンの音はホワイトノイズと呼ばれる、お母さんの胎内音に似た特定の雑音です。
このホワイトノイズに対応した人気の商品をご紹介します。
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これなら場所が変わっても、いつでも安心して眠ってもらえそうですね。
環境2:温度・湿度・換気
温度や湿度、換気も重要な環境要素になります。暑すぎても、寒すぎてもなかなか眠れません。
赤ちゃんが快適な室温は、夏なら26〜28℃、冬なら20〜22℃ですよ。
赤ちゃんは体こそ小さいですが、汗腺は大人と同じだけあるので汗をかきやすいという特徴があります。
寝るときは、夏は温度を1〜2℃下げ、寝たら26〜28℃に戻すなどの工夫が、心地よい眠りを手伝ってくれますよ。
また、エアコンや扇風機の風が直接当たらないようにすることも大事です。
扇風機やサーキュレーターを上手に活用し、部屋の空気を循環させ、心地よい風で心地よい眠りにつけるよう対策をしましょう。
扇風機やサーキュレーターのファン音は、前述のホワイトノイズとしても有効です。
赤ちゃんが眠る部屋のエアコンを入れる前に換気をして、新鮮な空気に入れ替えるよう心がけてくださいね。
お腹を満たす
お腹がいっぱいになると、大人も眠くなりますよね?赤ちゃんも、同じです。
お腹が満たされていない状態で眠ってしまうと、お腹がすいてすぐに起きてしまいます。
お昼寝の前に、母乳やミルクでお腹を満たし、30分の壁を越えてぐっすり眠ってくれるように意識しましょう。
もちろん、おむつが汚れていないかの確認も忘れずに!
五感に働きかける
赤ちゃんに30分の壁を越えてぐっすり眠ってもらう対策として、五感に働きかけることもしてみましょう。
寝るときにはお気に入りのタオルを握らせたり、タオル生地で作った人形をにぎにぎさせるのもいいですね。
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洗い替えに2〜3個ほしい、お手頃価格のタオル地にぎにぎです。出産祝いのプレゼントとしても喜ばれそうですね。
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- ホルマリンフリーで安全
- 優しい音色の鈴入り
また、お母さんが着ていた服を近くに置いておくのも、お母さんをより身近に感じ、安心できるようです。
うちの高校生の娘はときどき私の背中に鼻をつけ、「あ〜、この匂い、この匂い!」と言って、2〜3回深呼吸していることがあります。
「は〜?何してるのぉ!?(怒)」となりがちですが、子供にとっては安心する匂いなんですよね(笑)
起きそうになったら対策を!
起きそうになったら、先回りして対策をする、というのも1つの手です。
30分の壁の時間を見計らって、お昼寝の様子を見に行きましょう。
しばらく様子を見て、起きそうになったら以下のことを試してみてください。
- 手足を軽く握る
- 頭をなでる
- 体をトントンしながら一緒に寝る
- (子守唄を歌って寝かしつけているなら)子守唄を歌う
お母さんに触れられていることや、声が聞こえることで安心して、また眠ってくれるでしょう。
赤ちゃんのお昼寝30分の壁は夜の過ごし方と朝起きる時間が重要!
では、夜の過ごし方や朝起きる時間が、お昼寝とどう関係しているか、見ていきましょう。
夜:お風呂
お風呂では赤ちゃんがゆったりリラックスできるように、ちょうどいい温度のお湯で温めてあげましょう。
夜のお風呂後が大事です。入浴後、45分頃からが体温が下がり始め、寝付きやすくなる時間と言われています。
肌触りがよく、汗を吸いやすいガーゼのスリーパーを着させるのもいいですね。
夜:部屋の準備
さぁ、お部屋の電気を消すか、薄暗くして寝る準備をしましょう。お部屋の温度や湿度は大丈夫ですか?暑すぎたり、寒すぎたりしていませんか?
お気に入りのぬいぐるみや、タオルケットなども準備します。赤ちゃんがお昼寝で30分の壁を越えて、安心して眠れる環境を整えますよ。
音楽を流したり、ホワイトノイズなどの音を用意する人もいるでしょう。お母さんの子守唄も、赤ちゃんが安心しますね。
授乳の時間から少し時間が経っている場合は、ここでしっかりお腹を満たしてあげます。
赤ちゃんが寝てから20分を過ぎたら、30分の壁を越えても起きないか、様子を見にいきましょう。
朝:起きる時間
生まれたばかりの頃は寝て過ごしていた赤ちゃんも、1ヶ月、2ヶ月と月齢が上がるにつれ、体内リズムが少しずつ変わってきます。
5ヶ月で離乳食も始まると、体内リズムもだんだんに整ってきます。
朝は6〜7時には起きてお散歩で朝日を浴びるなど、外からの刺激を受けて、30分の壁を越えた良質なお昼寝ができる環境を整えましょう。
午前中の活動量を増やそう
月齢に応じて適度なお昼寝を入れながら、午前中の活動量を多くします。公園や地域のふれあい場にでかけていき、豊かな五感を育みましょう。
同じような月齢の赤ちゃんとも触れ合えるような場所に出かけることは、赤ちゃんにとって、いい刺激になります。
また、そういった場で子育ての悩みなどを相談できる友達ができることもありますよ。
赤ちゃんを連れてのお出かけは大変ですが、お母さんにとってもいい機会になるので、積極的に出かけるように心がけましょう。
赤ちゃんのお昼寝30分の壁を突破するにはタイムスケジュール!
午後のお昼寝30分の壁を突破するには、タイムスケジュールを見直し、ルーティン化することが重要です。
月齢が上がるにつれて、午前中のお昼寝の時間を短くすることで、午後のお昼寝でぐっすり寝てくれますよ。
新生児〜2ヶ月
1日の大半を寝て過ごす時期です。3時間毎に起きる赤ちゃんのペースに合わせて、お母さんも一緒に休みながらのんびり過ごしてください。
生後3ヶ月〜4ヶ月
3ヶ月くらいになると筋肉が発達してきて、首がすわり始める子もいますね。
この頃、朝は7時頃に起きるようにし、午前中に1〜2回、合わせて1時間くらいまでのお昼寝をします。
お昼ごろの授乳・ミルクをすませたら、2〜3時間のお昼寝をさせてあげましょう。
この時期、赤ちゃんによって、午後のお昼寝30分の壁を突破するには、少し難しくなるかもしれません。
前述の原因と解決法を参考にしながら、対策をしてみてくださいね。
生後5ヶ月〜9ヶ月
5ヶ月になると離乳食も始まりますね。いっぱい食べて、いっぱい遊んで寝る。生活リズムも整えやすくなる時期です。
この頃には、朝は6〜7頃に起きるようにし、午前中に30分程度の短いお昼寝をさせてあげましょう。
お昼ご飯をすませたら、午後のお昼寝の時間です。
生後10ヶ月以降
午前中が活動的になり、お昼寝の必要がなくなってきたら、午前中のお昼寝をなしにして、午後だけにしましょう。
朝が早くて眠そうであれば、午前中に15分程度のお昼寝をさせるのもいいと思います。
赤ちゃんによってペースはさまざまだと思います。月齢は参考程度にして、赤ちゃんのペースに合わせてあげてください。
午後のお昼寝30分の壁を突破するには、生活のリズムをルーティン化しましょう♪
まとめ
- 赤ちゃんのお昼寝30分の壁がいつまで続くか不安になるが、原因を解消すれば、月齢に関係なく解決できる
- 赤ちゃんは光や音に敏感なので、寝る部屋を暗くする、ホワイトノイズを利用するなどの対策を行う
- お昼寝30分の壁で起きる前に先回りして、赤ちゃんの手足を軽く握る、体をトントンするなどの対策も有効
- 朝早く起き、午前・午後のお昼寝の時間を見直し、ルーティン化することで30分の壁を越えられる
30分の壁はいつまで続くのか?一見、難しそうな問題も、実は原因があることがわかりましたね。
赤ちゃんがいつまでも赤ちゃんでいるわけではありません。すぐに大きくなるし、赤ちゃんでいる時期はとても短いですよね。
お母さんも、限られた時間を楽しみながら過ごしてもらえたら嬉しいです。