老眼鏡はかけっぱなしでも大丈夫!自分に合う老眼鏡選びで不安解消♪

老眼鏡はかけっぱなしにしても大丈夫なのです。ただし、かけっぱなしにして大丈夫な老眼鏡を選ばないといけません。

老眼鏡はそもそも新聞を読むときや、スマホを操作するときなど、手元を見るときにかけるメガネなので、本来は必要なときだけかければ良いのです。

実際にかけ外しは面倒だし、かけ外しの動作や老眼鏡から上目遣いに見る仕草が、老けて見えるのを気にする人も多いですね。

中学のときから近眼でメガネが欠かせなくなり、すっかりメガネが顔の一部になってしまった私。

そんな私が、どんな老眼鏡ならかけっぱなしにして良いのか、どれが良くないのかを解説していきます。

Contents

1 老眼鏡はかけっぱなしでも大丈夫。累進レンズがおすすめ
2 老眼鏡のかけっぱなしが良くないのは、既製老眼鏡の使用
3 老眼鏡のかけっぱなしで頭痛になる理由を解説
- 3.1 老眼鏡のかけっぱなしで頭痛になる理由
- 3.2 かけっぱなしにすると老眼は進む!?
4 まとめ

老眼鏡はかけっぱなしでも大丈夫。累進レンズがおすすめ

老眼は、ある日突然やってくる

子供の頃から手芸や裁縫が好きだった私が、洋服のお直しを仕事にしていたときのことです。

最近、ピントを合わせにくくなったなぁ。なんだか目がすごく疲れる…

それからわずか数日後、突然、ピントが合わなくなりました。昨日まで何とか合っていたピントが、まったく合わない…。

自分の目がおかしくなったのかと思いましたよ。仕事にもかなり影響しましたので、次の休みに慌ててメガネを作りに行きました。

私がメガネ屋さんで初めての老眼鏡としておすすめされたのは、遠近両用レンズでした。

累進レンズ

累進レンズとは複数の度数が入った多焦点レンズの老眼鏡です。累進レンズを使用した老眼鏡がかけっぱなしに向いています。

多焦点レンズにはどのような種類があるのでしょうか。

【遠近両用レンズ】

外出が多め、ときどき手元を見る人向け

遠近両用レンズは遠くを見る部分が広めです。

メガネをかけてまっすぐ見ると中間、目線だけ下げると手元、目線を上側に向けると遠くが見えます。

かけっぱなしにできる老眼鏡ですね。遠近両用レンズには、上下の幅が大きめのフレームを選ぶと見る範囲が広くなっておすすめですよ。

少し前の遠近両用レンズには度数の境目があり、遠近両用とすぐにわかりましたが、最近のものには境目がないので、普通のメガネと見た目に変わりがありません。

【中近レンズ】

室内や事務作業が中心の人向け

遠近両用レンズに比べ、中間と手元を見る部分がやや広めです。

目線を下げると手元、目線だけ上げれば少し遠くを見ることができます。

こちらもかけたまま歩ける老眼鏡に向いていますね。

【近々レンズ】

手元中心の作業用

こちらは手元やパソコンなど近距離が見える度数を広く取っているレンズです。

遠くはぼやけるというデメリットがあるので、一日中かけっぱなしの老眼鏡には向きません。

また、車の運転にも向かないので、安全のため、外して運転するようにしましょう。

メガネ屋さんで老眼鏡を作ってもらうときはまず、「かけっぱなしにしたい」と伝えるのが良いと思います。

累進レンズメガネの注意点

老眼鏡に限ったことではなく、メガネを初めて使う方にも注意していただきたいことをお伝えしますね。

累進レンズは、レンズの端からのぞくと歪んで見えます。

特に、階段を降りるときには目線だけを下げるのではなく、顔を足元に向けて、メガネの中心で見るようにしないと危険です。

慣れない老眼鏡をかけての階段の利用が不安でしたら、手すりを使うなどした方が安全でしょう。

老眼鏡のかけっぱなしが良くないのは、既製老眼鏡の使用

100均の老眼鏡は大丈夫!?

ホームセンターや通販・100均で見かける、度の入ったものが既製老眼鏡です。こちらはかけっぱなしには向きません。

既製老眼鏡は複数の度が入った多焦点レンズと違い、1つの度しか入っていない単焦点レンズになります。あくまで手元を見るためだけの老眼鏡としてお使いください。

ZoffやJINSの安価な老眼鏡は大丈夫!?

老眼鏡に限らず、最近の安く買えるメガネに不安を感じる人も多いかもしれません。

私は先日、視力が落ちた娘とZoffに行き、メガネを作ってもらいました。

お値段は安いですが、お店でもきちんと視力を測ってもらえますし、何よりお会計を済ませて30分程度でメガネを受け取れるのはありがたかったです。

商業施設の中の小さめの店舗でしたが、フレームもそれなりに種類がありましたし、かわいいディズニー柄もあって、娘も初めてのフレーム選びに迷っていました。

私はいつも他のメガネ屋さんで1週間後に受け取りをしていたので、「安いし早いから、今度からZoffにしようかな」と思いましたよ。

それからしばらくして、Zoffへ遠近両用の老眼鏡を作りに行ってみたのです。

受付の段階で「遠近両用の老眼鏡は特殊レンズなので在庫がなく、仕上がりまで10日くらいかかります」と言われました。

たしかに老眼鏡は、視力の検査や調整などが結構細かいので、レンズの在庫がなくても仕方ないなと思いますね。

早く仕上がった場合は、LINEで連絡してもらえます。私も予定より早く受け取れたので嬉しかったです。

Zoffの老眼鏡

実はZoffもJINSも店舗だけでなく、それぞれのオンラインストア・オンラインショップでも老眼鏡を購入することができます。

Zoffはオンラインストアでフレームを選び、レンズは実店舗で選ぶ、という選択方法も提案していますよ。

また、おすすめしたいのがZoffのマグネットで簡単装着できる『2WAYリーディンググラス（老眼鏡）』。

普段はいつものメガネとしてかけ、手元を見たいときにはもう一つのメガネをくっつけるタイプです。新しいですね!

JINSの老眼鏡

JINSのオンラインショップでは度付きのメガネも買えます。

「近くにメガネ屋さんがない」とか、「忙しくてメガネ屋さんに行っている暇がない」という人には、とてもありがたいサービスですね。

ただし、累進レンズでの老眼鏡作成は実店舗でしか受け付けていません。

JINSの公式ホームページでは、スマホやパソコンで3D試着できるサービスもあります。自宅で似合うフレームが選べるのはいいですね。

また、『JINS MEME』という名の「ココロとカラダのセルフケアメガネ」があります。

鼻当て部分のCoreに内蔵されたBluetoothを使い、センサーが取得したココロとカラダの情報をスマホで解析してくれるそうです。

こちらは累進レンズの老眼鏡にも対応しています。「メガネもここまできたか!」という印象を受けますね。

老眼鏡のかけっぱなしで頭痛になる理由を解説

老眼鏡のかけっぱなしで頭痛になる理由

頭痛を起こしやすいのは、眼精疲労が原因の場合があります。

老眼鏡を作ってもらったばかりのとき

目が慣れるまでは目が疲れやすく、頭痛を起こしやすいかもしれません。

鼻当ての高さやレンズから目までの距離、位置が合わない

老眼鏡をぶつけてしまうなど、衝撃によりフレームなどが歪んでしまったまま使用していると、目の疲れや頭痛の原因になりやすいです。

フレームやレンズの重み

今は軽いものが多くなりましたが、重さも頭痛に関係してくることがあります。

老眼が進んでも老眼鏡を作り替えることなく使用

目に合わなくなってきているのに我慢をしてかけ続けているのも、眼精疲労や肩こり、頭痛などの原因になりますよ。

かけっぱなしにすると老眼は進む!?

老眼鏡をかけっぱなしにすると老眼が進むのか、心配になる人も多いかもしれませんが、かけっぱなしにしたからといって老眼が進むことはありません。

見えにくいのに老眼鏡をかけずに文字を読む方が、よほど目に負担をかけてしまいます。

まとめ

老眼鏡は累進レンズの遠近両用や中近レンズならかけっぱなしにしても大丈夫
100均などで売っている既製老眼鏡は、かけっぱなしには向かない
ZoffやJINSなどの安価なメガネ屋さんでも、きちんと視力を測って作ってもらえるので安心
進化した老眼鏡、Zoffの『2WAYリーディンググラス』とJINSの『JINS MEME』をご紹介
かけっぱなしの老眼鏡で頭痛になるのは、眼精疲労によるものが多い

メガネ屋さんで、きちんとした累進レンズの老眼鏡を作ってもらえば、かけっぱなしでも大丈夫なことがわかりましたね。

「近眼の人は老眼にならない」と昔からよく言われていましたが、これは迷信に過ぎません。

老眼鏡との関わりは、40〜50代になれば、ほとんどの人に訪れるといってもいいでしょう。

スマホやパソコンなど、目を酷使する生活をしている現代の私たちですが、時にはそういったものから離れて自然の中で過ごしてみるのもいかがでしょうか。

最後までお読みいただき、ありがとうございました。