日本の暦上で最上の吉日と呼ばれている「天赦日」。
1年のうちで5日または6日程あり、天が全ての罪を許す日とされています。
この日はギャンブルや喧嘩をしてはいけない一方、結婚や車の購入などの新しい行動はした方が良いと言われています。
「天赦日にしたらいけないことはあるんだろうか?」
「天赦日に具体的にした方が良いこと、それは一体何だろう?」
今回この記事の中では、天赦日にしてはいけないこと、するといいことについて、詳しく解説していきます。
記事後半では天赦日と重なると特別運気が上がる、一粒万倍日についても紹介したいと思います。
ぜひ、参考にしてみてください。
Contents
天赦日にしてはいけないことはギャンブルや喧嘩!!

天赦日にしてはいけないことは?
天赦日は新しいことを始める上で最適な日、そして天が万物の罪を赦す日ですが、してはいけない行動もあります。
「ギャンブル」や「喧嘩」などです。
では次に、何故以上の行為を天赦日に行ってはいけないのかを確認していきましょう。
ギャンブルをしてはいけない
前提として、天赦日が賭け事に適している日とは言えないからです。
「吉日ならギャンブルも勝てるかもしれない!」と考える方がいるかもしれませんが、その考えは非常に危険と言えます。
確かに吉日ではありますが、ギャンブルによる危険性やリスクが完全になくなるわけではありません。
天赦日だからと言って気が大きくなり、一か八かで派手なギャンブルに手を出すことで大きな損失を招く可能性も出てしまいます。
伸るか反るかといった行動は控え、自分の為にお金を使うようにしましょう。
喧嘩をしてはいけない
全ての罪が許される日ですが、社会的に認められない行動や法律に触れるような行動はしてはいけないからです。
天赦日に喧嘩をすることは控えたほうが良いと言えます。
暴力や相手のことを傷つける言葉を放つことも控えましょう。
日常生活でも気をつけるべきことではありますが、誰かを傷つける行動や言動は控え、良い行動にエネルギーを使いましょう。
そもそも天赦日とは?
天赦日とは、日本の暦上で最上と言われる吉日のことです。
読み方も難しいですが、(てんしゃび)もしくは(てんしゃにち)と読みます。
この日は「百神が天に昇り、天が万物の罪を赦す日」と言われており、あらゆる障害が取り除かれ新しいことを始めるには最適な日です。
また、大吉日とも言われていますが、この日は1年に5、6日しかありません。
このことからも貴重な開運日だということがわかりますね。
天赦日にするといいことは結婚や家、車の購入♪

暦の上で最上の吉日と言われる天赦日は、あらゆる障害が取り除かれる日とされています。
新しいことを始めるには最適な日ですが、同時に人生の節目の日取りやイベント事にもお勧めの日です。
そんな日だからこそ、結婚や家、車の購入などの大きな買い物をするのに適している日でもあります。
上記で挙げた結婚、家の購入、車の購入についてそれぞれの場合を見ていきましょう。
結婚をすると良い理由
結婚は人生の節目でもあり、これから新しい生活が待っていますよね。
「大安」「母倉日」「一粒万倍日」「天赦日」などが結婚に向いている吉日は複数あります。
しかし、昔から「結婚するなら天赦日」と言われており、結婚式や入籍とも相性が良い日になります。
また、天赦日は1年に5回から6回しかないと言われている貴重な日ですから、特別縁起の良いこの日に行動するのもおすすめです。
家の購入をすると良い理由
夢のマイホーム購入と言えば人生で大きな決断、大きな買い物になりますし、やはり吉日を選びたいですよね。
「大安」「甲子の日」「一粒万倍日」「天赦日」などが家の購入に向いています。
マイホームを購入することは、今後の人生の多くを購入した家で生活するということです。
家族のことを守ってくれる大切な家を建てるのですから、運を味方につけましょう。
車の購入をすると良い理由
車はとても便利な一方、車の故障や交通事故などのトラブルもないとは言い切れませんよね。
また、いくら自分が事故に気をつけていても巻き込まれてしまうこともあり、一概に安心できるとは言えません。
「縁起の良い日に車を購入していたらよかったかもしれないのに」と言った後悔を抱くことがないようにしましょう。
「大安」「甲子の日」「大明日」「寅の日」「一粒万倍日」「天赦日」が車の購入や納車日に向いています。
折角の最上の吉日なので車購入という大きな契約をするのに向いていると言えるでしょう。
一粒万倍日の天赦日にしてはいけないことは借金や争いごと

これまで天赦日がとても縁起の良い日だと紹介してきましたが、実は天赦日と重なると最強の吉日になる日があります。
「一粒万倍日」と呼ばれる吉日です。
では天赦日と一粒万倍日が重なる日はどんなことがあるのか、してはいけないこと、するといいこととはなんなのか。
これらについて紹介していきたいと思います。
そもそも一粒万倍日とは?
この一粒万倍日には「一粒の籾が万倍にも実る稲穂になる」という意味があります。
漢字の読み方は(いちりゅうまんばいび)、もしくは(いちりゅうまんばいにち)です。
この日に始めた事は何倍にも増えるとされているので、新しいことに取り組むと良いでしょう。
天赦日が1年に5日から6日ほどあるのに対し、一粒万倍日は月に4日から6日ほどあります。
そして2022年の中で一粒万倍日と天赦日が重なる日は1月11日、3月26日、6月10日の3日です。
一粒万倍日の天赦日にしてはいけないこと
以下の行為は一粒万倍日にしてはいけないことになります。
借金、人の悪口を言う、争いごと、他人に物を借りるなど
これは一粒万倍日が良いことだけでなく、悪い事も万倍になってしまう効果があると言われているからです。
借金をしてしまうと返済に苦労する、人の悪口や争い事は大事になってしまいます。
天赦日にしてはいけない行為も考えつつ、苦労の種を倍増させないためにも気をつけましょう。
一粒万倍日の天赦日にするといいことは開業や宝くじの購入

天赦日には結婚や車の購入、家の購入をすることが適している日ですから、同じく新しく物事を始めることが良いと思われます。
一粒万倍日の天赦日にするといいこと
もともと一粒万倍日は小さな手元の出来事が大きく膨らんでいく、新たなスタートには適している日なのです。
結婚や入籍、開業や開店、仕事始め、宝くじの購入、お財布の新調、種まきなど
以上の行為は一粒万倍日に行うにはもってこいの日です。
まとめ

- 天赦日はすべて許される日だが、犯罪行為や喧嘩、ギャンブルはしてはいけない。
- 新しいことをするのに適している為、結婚や車の購入、家の購入に向いている。
- 一粒万倍日は天赦日と相性の良い日で、重なる日は最強開運日。
- 一粒万倍日と天赦日が重なる日は、財布の新調や開業に向いている日。
- 一粒万倍日と天赦日が重なる日は、借金や争い事、悪口を言うなどの行動はしてはいけない。
- 2022年の中で一粒万倍日と天赦日が重なる日は1月11日、3月26日、6月10日の3日。
今回は天赦日にしてはいけないこと、するといいことを紹介しました。
また、一粒万倍日と重なる日は3日あるので、ポジティブな気持ちで一歩を踏み出しましょう。
こちらの記事では縁起が良い日とされる寅の日についてまとめています。ぜひ読んでみていただけると嬉しいです。