ネイルオイルが意味ないなんて、真っ赤な嘘ですよ!
意味ないと思われてしまうのは、使い方が間違っているからです。
マニキュアやジェルネイルをオフしたとき、ボロボロになった爪を見てこのように思ったことはないですか。
「爪のことを思ったら、一旦ネイルはお休みした方が良さそうだけど、大事な予定もあるし、どうしよう…。」
この悩み、ネイルオイルが解決してくれますよ。
ネイルオイルを正しく使えば、爪が強くなるだけでなく、ネイルのもちも良くなるんです!
この記事では、ネイルオイルが意味ないと思われてしまう原因を1つずつ解説し、効果的な使い方や正しい選び方をお伝えしますよ。
最後まで読んで、健康的で美しい爪を手に入れましょうね!

Contents
ネイルオイルは意味ない?塗っても爪が乾燥する原因5つ

ネイルオイルが意味ないと思ってしまう理由は、ネイルオイルを塗っているにも関わらず、爪や爪周りが乾燥してしまうからですよね。
この項目では、ネイルオイルの効果が十分に発揮されない原因を解明していきます!
まず、ネイルオイルの4つの効果をご紹介しますね。
ネイルオイルの効果
爪の乾燥を防ぐ
ネイルオイルにおける1番の効果は、浸透力の高い保湿効果で、爪の乾燥を防ぐことです。
爪が乾燥すると、以下の4つのトラブルが起きますよ。
- 爪が割れる
- 爪が欠ける
- 二枚爪になる
- 縦スジが入る
乾燥や洗剤の使用により、爪の水分や油分が失われると、爪は柔らかくなり、割れやすくなってしまいますよ。
ネイルオイルには、日々の生活で失われがちな水分と油分を補い、爪の乾燥を防ぐ効果があります。
また、ネイルオイルには、爪周りにできてしまうささくれを防止する効果もありますよ。
ささくれの原因も、実は爪の乾燥なんです。
ネイルオイルで、爪に水分と油分を与えると、ささくれができるのを防ぐことができますよ。
ハンドクリームで代用できないの?
ハンドクリームでも保湿はできるように思えますよね。
しかし、ハンドクリームは肌の表面に膜をはり、水分・油分が出て行かないようにするだけなんですよ。
爪を保湿するためには、高い浸透力のあるネイルオイルが必須なのです。
爪をきれいにする
ネイルオイルは甘皮部分に浸透し、水分や油分、そして栄養を補います。
甘皮は、爪の生え際と爪との境目にある薄い皮のことです。この部分から爪が生えてくるんですよ。
そのため、甘皮をケアすると、新たに誕生する爪が、健康な状態で生まれてくるようになります♪
ネイルを長持ちさせる
肌が乾燥すると、表面がカサカサしたり、ボロボロとめくれてしまったりしますよね。
同様に、ネイルをつけている状態で爪が乾燥すると、ネイルごと爪の表面が持ち上げられることになり、その結果ネイルがはがれやすくなってしまいます。
ジェルネイルをした際に、ネイリストさんからネイルオイルをつけることをオススメされるのは、そのためなんですね。
リラックス効果
ネイルオイルを優しくマッサージしながら塗り込むことで、リラックス効果が期待できます。
指先には、たくさんのツボがあるので、マッサージすると血流がよくなり、疲れをとる効果がありますよ。
また、ほとんどのネイルオイルには香りが付いており、アロマ効果も期待できます。
いい香りで癒されると、リラックス効果は倍増ですね。
ネイルオイルの効果が十分に発揮されないのはなぜか
ここでは、ネイルオイルの効果が十分に発揮されず、意味ないと思われてしまう原因を1つずつ解明していきます。
塗っているところが間違っているから
ネイルオイルは、マニキュアやジェルネイルの上から塗っても意味ないんです。
それらの上から塗るのでは、ネイルオイルが浸透していかないんですよ。
ネイルオイルを塗るべきところは、爪の生え際や両サイド、爪の裏側です。
爪と皮膚が触れているところに塗ると、ネイルオイルが爪に浸透していきますよ♪
石鹸や洗剤によって油分が奪われているから
石鹸や洗剤は、汚れを落とすことができますが、それと同時に手の油分も落としてしまいます。
そのため、石鹸を使って手を洗ったあとや、洗剤を使って洗い物をしたあとには、ネイルオイルで爪のケアをしましょう。
洗面台やキッチンに、ネイルオイルを置いておき、こまめに塗り直せるといいですね♪
除光液によって油分が奪われているから
マニキュアを落とす除光液には、「アセトン」が含まれています。
この成分には、油分を落とす働きがあり、使用することで爪が乾燥しやすくなってしまいます。
そのため、除光液を使用したあとには、ネイルオイルで保湿しましょう。
アセトンの含まれない除光液も売られていますので、購入する際にはそちらをオススメします。
加齢や水分不足により、肌の水分量が低下しているから
肌の水分量が低下することで、当然爪の水分量も不足します。
この場合は、爪のケアだけではなく、こまめに水を飲んで、体の内側から潤いを与えることが大切です。
貧血によって爪が乾燥しているから
貧血になると、血流の流れが悪くなり、肌のターンオーバーが正常に行われなくなります。
爪は、体の末端に位置しますので、最も血流がとどこおりやすくなる場所ですね。
ターンオーバーが正常に行われないと、皮膚と同様に爪も乾燥した状態になります。
すると、ささくれになったり、二枚爪になったりする可能性が高くなりますよ。
それに加え、貧血状態だと、爪が薄くなって割れやすくなるんです。
貧血が原因で、爪がボロボロになっている場合は、ネイルオイルを塗っただけでは、状況は改善しません。
貧血を指摘されたことのある方は、食生活を見直してみましょうね。
ネイルオイルが意味ないのは正しい使い方じゃないから

ネイルオイルは、正しい使い方をすれば、意味ないなんてことはありません。
正しい使い方を知るためには、塗り方、塗る箇所、塗るタイミングを知る必要がありますよ。
ここでは、それぞれ1つずつ、詳しくご説明しますね♪
ネイルオイルの塗り方
ネイルオイルは3ステップで塗ることができます。簡単なので、すぐに覚えられますよ♪
- 爪の生え際の、皮膚との境目のところにネイルオイルをのせる
- ネイルオイルを爪のすみずみまで、なじませる
- マッサージをして血行促進する
マッサージするときは、爪の両サイドをクルクルと円を書くようにして圧をかけていきます。
そうすることで、指先の血行が促されますよ!
仕上げは「爪もみ」をするといいです♪爪の生え際あたりを両側からキュッとはさみ、痛気持ちい程度の圧で10秒間プッシュしてみてください。
とても簡単なのに、リラックス&健康効果をプラスできる美容法ですよ♪
ネイルオイルを塗るところ
ネイルオイルをのせるところは、爪の生え際の半月形がある白い部分です。
半月形がない方は、爪の根本付近に塗りましょう♪
この部分は、爪母(そうぼ)と言い、爪を作り出す機能を持っています。
塗るときは、新しくできる爪に栄養を与えるイメージで塗っていくといいですね♪
ネイルオイルは、爪の溝にそって自然に広がっていきます。
そのため、最初にのせた指から順になじませていきましょう。
爪の両サイドをなぞるように指をすべらせたら、爪の裏側にもなじませます。
爪の裏側の、爪と指の間にある皮膚のことをハイポニキウムと呼びますよ。
この部分が育つと、爪の中に雑菌や汚れが入らないように守ってくれたり、爪のピンク色の部分が伸びて、縦長な爪に見せてくれたりと、メリットがたくさんあります♪
正しい使い方をすれば、マニキュアやジェルネイルをしていても、ネイルオイルは爪周りの皮膚から爪へしっかりと浸透していきますよ。
ネイルオイルは意味ないなんて、嘘だということがわかってきたでしょうか。
塗るタイミング
結論から言うと、1日に何度塗ってもOKなんです!自分の好きなタイミングで何回も塗りましょう。
特に塗ると効果的なのは、以下の5つのタイミングです。
- 乾燥が気になったとき
- 手を洗ったあと
- 外出する前
- 寝る前
- ネイルオフしたあと
ネイルオイルは、すぐに効果が現れるわけではないので、継続して塗らないと意味ないのです。
そのため、まずは朝や夜のスキンケアと同時に塗ることから始めてみましょう。
慣れてきたら、持ち歩いて、手洗いのタイミングで塗れるようになるといいですね!
ネイルオイルを塗ることが、生活の一部になるのが理想的ですよ♪
ネイルオイルを塗ってはいけないタイミング
ジェルネイルが浮いてきたときや、一部がはがれてきたときには、ネイルオイルを塗ってはいけません!
理由は、爪が緑色に変色するグリーンネイルになってしまう可能性があるからです。
ジェルネイルと爪との間に、すき間がある状態でネイルオイルを塗ってしまうと、その中に水分や油分がたまり、不衛生な環境になります。
グリーンネイルの原因である、緑膿菌が繁殖しやすい環境になってしまうのです。
ジェルネイルがはがれてきたら、サロンに連絡をして、再施術をしてもらいましょう。
ネイルオイルが意味ないのは選び方の問題かも!?

前述した通り、ネイルオイルはすぐに効果が現れるものではないため、使い続けないと意味ないんです。
そのため、自分が使いやすいと感じるものや、自分が好きな香りのものを選ぶといいですよ。
そうすると、塗ることが楽しくなり、続けられやすくなります。
ネイルオイルの選び方は大きく分けて3つありますので、それぞれ詳しく解説しますね♪
選び方①:保湿成分から選ぶ
ネイルオイルのベースとなるオイルは、以下の3種類があります。
オイルの種類 | 特徴 | |
植物油 | シアバター、オリーブオイルなど | ベタつかない、浸透力が高い |
動物油 | 馬油、スクラワンなど | 肌になじみやすい |
鉱物油 | ワセリンなど | 酸化しにくい、リーズナブル |
ネイルオイルを選ぶとき、「肌なじみのよさ」と「保湿力」の2点がポイントとしてあがりますが、この2点は相反するものですよね。
ベタベタして使いづらいと、あとで塗ろうということになり、結局使わなくなってしまいます。
それでは、いくら保湿力が高くても意味ないですよね。
ネイルオイルを初めて使う方には、さらっとしていて使いやすい、植物性のオイルがおすすめですよ。
植物性のオイルには、様々な種類があります。
指先で気になっている悩みがあれば、それを解決できるような成分がたっぷりと含まれているネイルオイルを選ぶといいですよ。
ぜひ、こちらも参考にして、ご自身に合ったネイルオイルを購入してくださいね♪
- オリーブオイル:肌のハリと弾力を保つ
- ホホバオイル:低刺激で、保湿効果が高い
- アボカドオイル:肌にうるおいを与える
- アーモンドオイル:美白効果
- ユーカリオイル:殺菌効果
選び方②:容器の種類で選ぶ
ネイルオイルの容器には、マニキュアタイプ、ロールオンタイプ、筆(ペン)タイプ、スポイトタイプの4種類があります。
それぞれの容器の特徴を解説しますので、自分の使いやすい容器を選びましょう♪
何度も言いますが、使い続けないと意味ないんです。
毎日のせわしない生活の中で、自分がどのタイミングならほっと一息つきながらネイルオイルを塗れるかを考えると、使いやすい容器のタイプがわかりますよ。
【マニキュアタイプ】
マニキュアと同じように、はけが付いているタイプです。
私もマニキュアタイプのものを使っていますが、オイルの量を調整しやすく、とても使いやすいですよ!
ちなみに私が使用しているのは、冒頭でご紹介した商品です。
先ほどご説明した、爪の裏側のハイポニキウムにも塗りやすいので、ネイルオイルを初めて使う方にもオススメですよ。
【ロールオンタイプ】
ロールオンタイプは、ペン先についたボールを爪の上で転がして使います。
液だれがしにくく、爪の端までしっかりと塗ることができますよ。
容器は小さくて、コンパクトなので、ポーチに入れて持ち運べます。
外出先でも、思い出したときにサッと塗れるのはいいですよね♪
ロールオンタイプでしたら、こちらがオススメですよ。

【筆(ペン)タイプ】
筆タイプは、筆やペンのように先端が細くなっています。
これは、今までにご紹介してきた、マニキュアタイプやロールオンタイプには、なかった特徴ですよね。
塗りたい箇所にピンポイントで塗れるため、特に乾燥が気になっている所に多めに塗るなど、微調整ができますよ。
筆タイプも、かさばらないため、持ち歩きには便利ですね。オススメはこちらの商品です♪

【スポイトタイプ】
スポイトタイプは、スポイト付きの容器に入っていて、1滴ずつオイルを垂らして使いますよ。美容液などで、よくある容器ですね。
このタイプは、爪に直接触れずに使用できるので、とても衛生的です。
雑菌が気になる方には、こちらのスポイトタイプをオススメしますよ。

選び方③:好みの香りで選ぶ
ネイルオイルの香りには、多くの種類があります。
前述した通り、ネイルオイルには心身をリラックスさせてくれる作用があります。
自分好みの香りを選ぶことで、よりその効果が高まりますよ♪
サンプルなどで香りを確認してから購入すると安心ですね。
まとめ

- ネイルオイルには、爪や爪周囲の乾燥を防いで爪をきれいに見せたり、ネイルを長持ちさせたり、リラックス効果があったりと多くのメリットがある
- ネイルオイルが意味ないと言われる理由は、塗る場所や塗るタイミングが間違っているという理由以外に、水分不足や貧血が原因である場合も存在する
- ネイルオイルは、爪の生え際にのせ、爪の両サイドと裏側にマッサージしながらなじませていくとよい
- ネイルオイルは、1日に何度塗ってもよく、塗ることが生活の一部になるのが理想的である
- ジェルネイルが浮いてきたり、その一部がはがれてきたときには、ネイルオイルを塗ってはいけない
- ネイルオイルは、継続して塗らないと意味ないため、自分が使いやすいと感じるものや自分の好みの香りのものを選んで買うのがオススメ
今まで、ネイルオイルは意味ないのではと思われていた方も、この記事を読んで、今日から塗ってみようと思えましたね。
ぜひネイルオイルを正しく使って、きれいな指先で素敵な毎日を送ってください♪