人生最大の買い物・・・絶対に失敗したくない!
2階建て3階建てに比べてより自由な設計ができる平屋は、今では若い人たちにも認知が進みすっかり人気ですよね~!
とくに中庭付きの平屋はおしゃれでメリットもたくさんあります。
大きな窓から差し込む日差しが気持ちよく家事も捗ったり♪
でもあれれ?冷房が効かない……気づけば家の中に虫が…なんてことも。
誰もが、「せっかくなら、友人を招待したくなるようなお洒落で快適なマイホームを建てよう♪」と思うはずです。
この記事では、そんな平屋の憧れ「中庭」についてそのメリットとデメリットをご紹介します。
また、50坪の間取り図を一緒に見ながら、価格やおしゃれに建てるポイントについてお伝えしていきますよ~!
Contents
平屋の間取り50坪で中庭を設けるメリットデメリット

憧れの中庭でも、一長一短があります。
いざ生活していく中で、「こんなはずじゃなかった・・・」なんてことが無いよう、まずはメリットから見ていきましょう。
平屋に中庭をつくるメリット
中庭をつくる4つのメリット
- 平屋では問題になりがちな採光・採風が確保できる
- プライベート空間が確保できる
- 伸びやかで開放的な室内になる
- 自然との共生ができる
- 採光・採風の確保
そもそも平屋のデメリットの1つに、日当たりや風通しが悪いことが挙げられます。
立地によっでは、家を横に長く構えなくては十分に光が差し込まない…なんてこともあるでしょう。梅雨の時期には湿気がこもってジメジメしたり。
平屋そのもののデメリットを、中庭は解消してくれるのです。
- プライベート空間の確保
気兼ねなく過ごせる空間は大切ですよね。風にあたりながら読書、友人を呼んでみんなでBBQ。洗濯物を干すときだって、周囲を気にすることはありません。もちろん、ノーメイクでOKです。
- 伸びやかで開放的な室内
大きな窓を採用することで奥行きがでて、実際よりも広々とした印象を感じられます。その分光も差し込み、毎日の家事も捗りそうですね。
- 自然との共生
光、風、花、木。自宅にいながら、自然と触れ合えます。小鳥のさえずりなんかも聞こえてきたら、普段からいい気持ちで過ごせそうですよね。お子さんの発育にもよさそうです。
平屋に中庭をつくるデメリット
中庭をつくる5つのデメリット
- 建築費用が高くなる
- 居室空間が狭くなる
- 生活・家事動線にまわり道が生じる
- 温室・湿度の調整が難しくなる
- 虫が多くなる
続いて、デメリットをご紹介します。
- 建築費用が高くなる
2階建てや3階建てと比べて延べ床面積が少ない反面、中庭を設けることで壁面が増えます。
また、防水仕様にしておいたほうが良い物や中庭用のライト、メンテナンス費用なども定期的に発生するでしょう。
- 居室空間が狭くなる
当たり前ですが、中庭を設ける分居室空間が狭くなります。
中庭の存在意義が明確でなければ、仮に設けた後でなにかイレギュラーが起きた時に後悔するでしょう。ご家族としっかり話し合ったほうが良いですね。
- 生活・家事動線にまわり道が生じる
階段が無い平屋は生活・家事動線が効率的であるメリットがありますが、中庭はそれを阻害します。
こちらもやはり、中庭の存在意義が試されるかもしれません。ご家族と相談を。
- 温室・湿度の調整が難しくなる
平屋は中庭で採光を図るため、窓は中庭を囲むように大き目なものが採用されます。
しかしその窓から、室内の調整された温度や湿度が外へ流れる恐れがあります。外気の影響もあるでしょう。断熱性の高いもの採用するなど、工夫が必要です。
- 虫が多くなる
自然を多分に取り入れる際、夏場と梅雨時期は注意が必要です。居室との距離が近いので、単純に虫を楽しむなんてことは難しいかもしれません。
タイル張りの中庭も人気なので、いろいろな中庭を見てみると良いでしょう。
平屋の間取り50坪の実例と価格、家族構成

50坪もの平屋の間取りであれば、6LDKでもゆったりとしていて、二世帯住宅としても十分に機能するお住まいになります♪
平屋の間取りで50坪の価格は2階建てより高く、平屋の価格は同じ延べ床面積が50坪のおうちでも2階建てよりも高くなります。
50坪の平屋(5LDK)の場合、価格相場は3500万~4000万円です。
一方で、50坪の2階建て住宅の価格相場は、3000万円です。
少し視野を広げて、敷地で考えてみましょう。
国が定める法律では50坪の平屋を建てるにあたり、最低でも60坪、もし自動車が2台あれば更に10坪で、70坪もの広さの敷地が必要になります。
建ペイ率、といいますが各地域でその塩梅は定められているので、事前にインターネットやお電話でご希望の都道府県の窓口に問い合わせておきましょう。
さて、ではいくつかの物件を紹介するので、想像を膨らませてみてください♪
引用:くまもと平屋ナビ
引用:株式会社感動
間取り50坪の平屋をおしゃれに建てるポイント

平屋と聞くだけでおしゃれな雰囲気を想像しますが、実際に街で見かける平屋の中には「あれ?」と思うようなものも。
平屋ならではの特徴を生かして、平屋をおしゃれに建てるポイントを3つに絞ってお伝えします♪
平屋をおしゃれに建てる3つのポイント
- 外壁の素材にこだわる
- 屋根のフォルムにこだわる
- テラス、ウッドデッキにこだわる
- 外壁
住宅を外から眺めた時の印象の大部分をしめるのは、やはり外壁。特に平屋は1層しかありませんので、通行人からは視点が散らばらない分、その素材などに目がいきがちです。例えば、木目調の平屋としっかりと木が貼ってある平屋とでは、2階建ての家と比べるよりもその違いは歴然に出ます。フェイク素材のサイディングを使うよりも、本物を使うことで本来のテカリや味が出てお勧めです♪
- 屋根
屋根も同じで、平屋はやはり外観のフォルムに視線がいきがちです。2階建てだと、近くに寄ったときにどんな屋根のかけ方をしているのかはそんなに気にならないと思いますが、平屋は建物の形によって「片流れ」「切妻」「夜棟」と印象が大きく変わってきます。素材や勾配でも平屋が与える印象はガラッと変わるので意識したほうがいいでしょう♪
- テラス・ウッドデッキ
なんといっても最後はコレですよね♪ただし決して安くはないので、あくまで機能性を重視して、その中に自然の要素を取り入れていきたいものです。
理想の注文住宅を建てるには

註文住宅を建てるのは人生に1度あるかないかなので、ほとんどの人が初めての経験ですよね。
「家は3回建てないと成功しない」なんて言葉があるくらい、家づくりは難しいとされています。
検討に検討を重ねて建てた注文住宅で失敗しないためにも、要点をまとめてお伝えします。
ポイント
- 「理想のカタチ」を明確に描き家族で共有しておく
- 相性の良い設計者や工務店を見つけ、模型などで確認する
- 土地探しの段階から建築家・設計者に協力してもらう
「理想のカタチ」を明確に描き家族で共有
「理想のカタチ」を明確に描き家族で共有しておくのは、失敗しないために最も大事なことです!
実際にそこに住む私たちが理解していないことには、建築家・設計士に要望を伝えきることなど不可能だからです。
何のために家を建てるのか、なぜ注文住宅で建てるのか、といった立ち返る場所が明確になっていれば、自ずと現在地もわかり途中で軌道修正ができたりするでしょう。
コンセプトを基に、デザイン性・実用性・住環境などの優先順位も明確にしておくことで、納得した決断をすることができるのではないでしょうか。
相性の良い設計者や工務店と模型などで確認
モデルハウスがない注文住宅だからこそ、設計者や工務店などパートナーとの相性が大切です。
模型でお互いの認識をすり合わせることで失敗はもちろん、気持ちのよい家づくりを進めることができます♪
土地探しの段階から建築家・設計者に協力してもらう
土地探しの段階から建築家・設計者に協力してもらうことは、注文住宅で家を建てる大きなメリットとなります!
間取りや設備などは後からリフォームで変更できますが、周辺環境や用途地域はどうすることもできません。
土地によっては希望通りに建物を建てられないこともあるでしょう。
せっかくなのだから、土地探しもプロの方と一緒に進めるのがよいのではないでしょうか♪
まとめ

ここまでご覧いただきありがとうございます。
50坪もの間取りの平屋を建てるとなったら、思い切って広めの中庭を作りたくなりますよね~!
こんなご時世なので、おうち時間をより有意義に過ごすため、肝心のお住まいが快適でなければすこし寂しいですよね。
中庭を設けることでのデメリットの対策に、断熱性の高い窓などを採用するなどどうしても費用が嵩張ります。
そもそも50坪の平屋を建てるのに必要な土地代だけでもばかになりません。
よいパートナーを選び、なるべく早い段階から二人三脚で共通のビジョンを追いかけてほしいと思います♪