NPO法人 環境みらい下関|循環型社会の形成へ市民活動を活発化させよう 


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環境コラム 

2015年3月号

なぜ私たちは海岸清掃をしなければならないのか


竹の子島

海や川から、ごみが流れてきて、海岸に多くのごみがたまっているのを見たことがあると思います。私の少年時代(昭和40年代)に比べると、漁具・ペットボトル・使い捨てライター・タバコの吸殻・破片ごみなど、プラスチックなどの人工物が確実に増えています。

漂着ごみの量はどのくらいでしょうか? 
日本全体で15万t 、山口県では3350tが堆積していると推定されています。山口県は全国で4番目に漂着ごみの多い県だそうです。種類別では生活系が56%、漁業系が36%、事業系が8%です。 
では、漂着ごみはどこから来るのでしょうか? 中国や韓国からの漂着、海に遊びに来た人のポイ捨て、と他人のせいにしたくなりますが、7割以上が川からやって来ます。「水の流れ」が、山や川や街のごみを集めて海まで運ぶ。つまり、海岸ごみは私たちの社会のごみの集大成と言えそうです。

山口県は、関西・瀬戸内海から。また、対馬海流により韓国・中国・ロシアからも多くのごみが漂着する場所です。

日本も韓国や中国からごみがやってきて迷惑ですが、日本も太平洋にかなりのごみを流しているそうです。ミッドウェー島のコアホウドリの胃の中から日本のライターやプラスチックのごみが出てくるそうです。(写真左)

では、どうすれば漂着ごみはなくなるのでしょうか?
『海岸漂着ごみワークショップ』の中で鹿児島大学の藤枝繁教授はこう述べています。「クリーンアップなどで回収量を増やすと外洋に出る量が減ります。逆に回収をあきらめてしまうと、ごみの現存量は1.4倍になると予想されます。陸域からの流入量を減らせば、全体量が減ります。難しいといわれる発生抑制を知恵を総動員してがんばりつつ、海岸などでの回収促進を毎年毎年続けていくことが肝心です」


NPO法人環境みらい下関 理事
環境カウンセラー 松田忠吉




2015年2月号

環境に配慮した印刷関連の環境マークをご存知ですか?

1445年、ヨーロッパでヨハネス・グーデンベルグが活版印刷機を発明して以来、印刷はコミュニケーションメディアとして社会や文化を支え、文明を発展させる重要な役割を果たしてきました。活字から写植版下というアナログからデジタルへと大きな変革を始めた印刷、今日の私達の生活の中に密着し、欠かせない存在となっています。
18世紀後半からの産業革命以降、経済活動が急速に発展していく中で、印刷産業も飛躍的な発展を遂げ、短時間で、大量の情報を、低コストで印刷する為の技術が開発されてきました。

一方では、今日に至るまで大量生産、大量消費のもと発展してきた現代社会において、天然資源の枯渇や環境破壊といったさまざまな地球環境問題に直面し、地球環境の保全と環境へ負荷の少ない循環型社会の構築に向けて、社会全体が大きく動き始めています。
印刷産業界においても環境問題への対応は大きな経営課題となっており、これら環境問題への対応には積極的に取り組んでいます。

環境に配慮した印刷関連の環境マークを一部ご紹介します。身の回りの印刷物(パンフレット、チラシ、名刺など)には環境マークが印刷されていると思います。



我社においては、以前より再生紙の積極的な利用をクライアント様へ薦めて参りました。環境問題への取り組みを本格的に始めたのが、平成15年3月「ISO14001」を取得してからは、資材購入、生産工程、破棄処分に至るまで一貫して取り組んでいます。現在では、「ISO14001」に代わり平成21年10月より「グリーンプリンティング認定工場」に指定され、再生紙の積極利用を始め、植物油インキの使用、無処理PS版(現像レス)の使用、電気使用量の削減、裏面用紙の使用など全社を挙げて環境問題へ取り組んでいます。


NPO法人環境みらい下関 賛助会員
株式会社アカマ印刷 代表取締役社長 末廣総一郎




2015年1月号

「この200年を私たちはどのように歩んできたのか」と問われたら・・・・・・

2015年の新年を迎えるに当って、大きな節目を意識してみてはどうでしょう。上記のタイトルに「200年なんて途方もない」と少しばかり驚かれるかもしれません。これは実は、このところ誰彼となく話がはずむ度に、余興交じりに呼びかけ続けている、小生が大事に思っているテーマなのです。

小生が下関市立大学を65歳の定年まで15年間勤めて後、山口大学の監事(会社でいう監査役、又は大学執行部へのご意見番)になって既に約5年経過しました。2010年に赴任した時から、山口大学は「創基200周年」に向けて準備を行ってきています。山口大学は、1815(文化12)年、長州藩士の上田鳳陽により、山口の地での学問発展を目的に設立された私塾「山口講堂」を前身とし、1949年の新制「山口大学」発足以降も、その伝統と志を受け継いで山口の高等教育を担ってきており、200年目の本年を一つの節目に、さらに志を受継いで飛躍していこうというのです。

5月には記念式典が計画され、山口市内の発祥の地に記念碑を設置し、200周年の本学の歴史を振り返る記念誌を発刊するなどの外、主要事業としてこれからの学生支援、人材育成のための基金創設に向けて募金活動を行っています。

これらは確かに大事な記念事業です。しかし、小生は監事として、学内で「200年」という節目を迎える意義について考え合うといった機運の盛り上がりを期待し、「この200年を私たちはどのように歩んで来たのか」を多くの人々に問いかけてみてはどうだろう、と提案しています。丁度私たちNPOが、数年前全国の人々に≪温暖化防止策≫やシンボルマークなどを募集したように、インターネットで全国をはじめ全世界の人々に問いかけたら、よい節目になるのに、と。

「この200年」は、人類にとって大変転を遂げているように思えてなりません。きっと様々な視点から考えや思いや発想が寄せられるに違いありません。

みなさんだったら「この200年」をどう捉え、どう表現されますか。


戦艦テメレール号/ターナー (1838年)

*ターナーの絵のコメント
一例として、私だったらイギリスの画家ターナーによって描かれた「戦艦テメレール号」(1839年)を示したい。蒸気機関や蒸気船(黒船)が実用化されたのが1810年頃。現在は、脱化石・自然再生エネルギーのエコショップが船出しようとしている。海戦で活躍した帆船のテメレール号が引退解体のため蒸気船によって曳航されている黄昏のシーンから「この200年」を想う。≪化石燃料に頼り切った200年≫とも≪化石から脱化石への200年≫とも言えるのではないか。と。



*エコシップの写真:タイトル「開発中のエコシップ」
出典:日経エコロジー編『知っておきたい環境の科学と技術』(日経BP社、2013年)


NPO法人環境みらい下関
理事長 坂本紘二




2014年12月号

ミライのエネルギー

燃料電池自動車が、市場に誕生しました。皆さまの多くは、大気汚染、地球の温暖化等環境破壊については何度もお聞きになっていることと思います。これらの未来への影響を和らげるために、どうすれば良いのかが世界中で検討され、対策が進められつつあります。また、より環境に優しいエネルギー利用について研究が重ねられ、様々な分野で科学者や技術者が実用化に向けて努力されています。そのような中で「燃料電池」が商品化されました。

燃料電池は水素と酸素を化学反応させて発電し、発生するのは熱と水だけなので、地球環境にとても優しい発電装置です。燃料電池の原理は19世紀に発見されていましたが、素材や装置が高価な事もあり宇宙開発等でしか使われていませんでした。しかし、近年のエネルギー問題や環境問題の高まりにより開発が加速され、2009年に家庭用燃料電池「エネファーム」が商品化され普及が始まりました。そして今年燃料電池自動車の登場です。名前は「ミライ」という事で、これから時代が変わっていく事を想像してしまいます。

燃料電池のエネルギー源である水素は、燃やしても二酸化炭素を排出しないため、究極のエネルギーと言われています。ただし水素は単独では自然界に殆ど存在しないため、何らかの方法で作らなければなりません。現時点では、天然ガス等から取り出す方法や、化学工場で製品を作る際に発生する副生水素の利用が実用化されていますが、これについても様々な研究開発が行われていますので、水素を輸入する時代も遠くないかもしれません。また、最近普及が始まりつつある再生可能エネルギーによって、水素を作る事も可能です。特に発電出力の変動が大きい太陽光発電や、風力発電の電力で水の電気分解を行い水素を作る事で、エネルギーを貯蔵して利用する事が出来るようになります。燃料電池と組み合わせることで、自然エネルギーによる究極のサイクルが可能となります。ただしコスト等の負担が大きくなっては普及しませんので、やはりバランスが大切になります。電源の多様性とかエネルギーのベストミックスとか良く言われていますが、水素の供給に関しても多様性が大切だと思います。

「ミライ」のエネルギーは水素です。燃料電池自動車の発売で、水素社会に向けた新たな一歩を感じました。

弊社では、未来を担う子供たちに燃料電池の仕組みを知ってもらおうと、市内の小学校を訪問して実験キット等による学習機会を設けております。小さいころからエネルギーについて興味を持って頂くとともに、限りあるエネルギーの使い方や、環境問題についても実習を通して考えて貰えればと思っています。




NPO法人環境みらい下関 賛助会員
山口合同ガス株式会社下関支店 取締役支店長  内田昌宏




2014年11月号

家の作りやうは、夏をむねとすべし



40℃越えや連続猛暑日の記録を続々更新し、連日大騒ぎした昨年の夏。
今年は8月に全国に異常な大雨が降り続き、湿度の高い夏をもたらしました。
総務省消防庁が発表したところでは、昨年の熱中症による搬送人数の累計は5万8729人で、一昨年の同時期までの累計数と比べると2割強もの増加を示したそうです。

かつて、鎌倉時代末期の歌人・随筆家である兼好法師は、その随筆(エッセイ)のなかで、「家の作りやうは、夏をむねとすべし。冬は、いかなる所にも住まる。暑き比(ころ)わろき住居は、堪え難き事なり」(家の間取り・構造は、夏向けを基本とするのが良い。冬はどんな場所にも住むことができる。しかし、猛暑を凌げない悪い住居に住むのは耐えがたいことである。)と記しました。
まことに然り、かつての日本家屋は夏を凌ぐための工夫に満ちていました。

もちろん、今の家を鎌倉時代の和風住宅の構造で建築するわけにはいきませんが、生活する地域の気候風土に合わせて、風の通り抜ける間取り・構造で「夏をむねとす」家づくりを心掛けることは、機械を使わない自然な暮らしをする上でとても大切なことです。

「夏をむねとす」家づくりにもうひとつ大切なことは、湿度を制御することです。
実は、湿度が人間に与える影響は思いのほか大きく、湿度65%~70%が最も快適と感じますが、75%以上になると熱中症のリスクも上昇します。例えば気温が30℃以下でも湿度が75%あれば、汗が蒸発しにくいため体温を下げることができず、熱中症にかかりやすくなります。

現在の、ビニールクロスなどの新建材を多く使った家では、加湿器や除湿器を使った湿度の制御が一般的ですが、昔ながらの、木造在来構造で木をふんだんに使った家では、木そのものの吸湿・放湿性により、ある程度の湿度制御をしてくれます。日本の家屋が戦前まで木造一筋に建築されてきたのも、蒸し暑い日本の夏を乗り切るひとつの知恵だったのかもしれません。

地球温暖化の世紀、私たちは、できるだけ機械に頼らず、昔の知恵と今の技術でこれからの夏も自然に快適に過ごしたいものです。





NPO法人環境みらい下関 賛助会員
株式会社 安成工務店 総合企画室 竹藤 勲




2014年10月号

豊前田・細江地区の美観維持に努める



山口県下関市を代表する繁華街豊前田・細江地区では、地元飲食組合、まちおこしグループや飲食店の若い担い手が一丸となって、長引く経済の地盤沈下からの復活に向けて取り組んでいます。

特に集客を遠ざけた暗い、汚いというイメージを払しょくするために、街路の清掃活動やまちなみ美観維持に努めています。

豊前田・細江地区はJR下関駅、関釜フェリー下関国際ターミナルからほど近いこと、フグや鯨など下関独自の新鮮な海の幸が味わえることが相まって国内外からの観光客が毎日訪れています。

先帝祭、馬関まつり、海峡花火大会、海峡マラソンと一年を通じてたえず内外の観光客のおもてなしの役割を担っています。そのため多くの目に触れる豊前田・細江地区はそれに耐えうるまちなみの美観維持が必要となります。

しかし多くの人が集まる結果この地区では毎日多量のごみが発生します。かつてあった国道沿いの目抜き通りの無人ごみステーションには、飲食店のごみ以外に夕暮れ時から明け方にかけてあらゆる不法投棄ごみが大量に投棄され、ごみの無法地帯となっていました。そこで、昨年夏ごろから地元の飲食組合と豊前田・細江のにぎわいを創出するために活動をされてきたまちおこしグループが中心となり、飲食店店主と私たちごみ収集業者が参加してこのごみ問題解決に向けて全員で取り組みました。



まず不法投棄の温床となっていた無人ごみステーションを撤去して、ごみの管理をグループ化し、ごみの意識改革を徹底的に取り組んだ結果、この一年間で見違えるような美観を手に入れました。豊前田・細江地区の方々がこの一年間であげた成果は、これまでの地道な活動とたゆまぬ努力があってこその良い結果だと思います。今後もこの活動が継続され成熟し、まちの美観が維持されてひいては下関全体の集客を増やしていけるよう、私達下関の一般廃棄物収集運搬業者は微力ながらその協力を惜しみません。


NPO法人環境みらい下関 賛助会員
松田清掃株式会社 松田忠浩




2014年9月号

地域のリフォーム会社が取り組む小さな環境活動

私は今年大学を卒業し、山口県で住宅・建築物のリフォーム・リノベーション業務を行う「ハウスドクター山口」に就職しました。ハウスドクター山口には、業者同士で繋がるハウスドクター山口協力会という組織があります。

ハウスドクター山口協力会では、毎月第1金曜日の朝に地域の清掃活動を行っています。4~5人の当番を決め、40分程かけて道路沿いのゴミを拾いながら歩きます。
きれいに見える道も、よくよく見ると植込みや排水溝のすきまに多くのゴミが落ちているもので、タバコの吸い殻や食べ物の包み紙、中には花壇の陰に空き缶が捨てられていることもありました。清掃活動が終わりゴミ袋に溜まったゴミを見ると、こんなにゴミが落ちていたのか、と思うと同時に、これだけ道がきれいになったんだなとすがすがしい気持ちになります。

朝の清掃活動をしていてもう一つ嬉しいことは、地域の皆様が声をかけてくれることです。横断歩道で交通整理をしている方や登校途中の子供たちからの「おはようございます!」という元気な挨拶に眠たい頭もしゃきっとしてきます。

今年の6月には、毎年恒例になっている下関市主催のしものせき美化美化(ぴかぴか)キャンペーンにも参加しました。ハウスドクター山口協力会からは32名が参加し、総勢242名で最近再開発が進んでいる下関駅周辺のゴミ拾いを行いました。大きなゴミは列の先頭が拾っていくのですが、列後方にいても濡れてばらばらになった紙くずなどの取り切れないゴミが多くあり、こういったゴミは一人ひとりの心がけで減らせるのにと改めて思いました。

私はまだ社会に出て間もないですが、地域に根差したリフォームや住宅メンテナンスを行う事業者の一員として、地域の環境美化に積極的に取り組んでいけることを嬉しく思います。


NPO法人環境みらい下関 賛助会員
株式会社 ハウスドクター山口 山田佳織




2014年8月号

「自然環境」を肌で知る授業を導入

「屋久島」の授業

私たち人間が環境問題と誠実に向き合うことは、当然のことながら他者や社会の為に貢献する精神と深い繋がりを持っています。本学では建学以来、自分の能力を他者や社会のために用いる精神の育成に努めて参りましたが、その精神を養うためにも自然環境を身を以て感じる経験が大変重要であると考え、大学では10年以上前から「自然参入実習」という授業を導入しています。

この授業では、自然や生命に触れることを通して、生命への畏敬の念や自然を守ることへの意識を培っています。「船方総合農場」(山口県徳佐)の授業では、牛小屋の清掃や餌やり、花や果実の収穫や出荷の手伝い、牛の乳しぼりやソーセージづくり等を行います。

学生たちはこの体験を通して自然の中で働き、命の重みを体感することで、生きることの原点を確認します。一方、屋久島の授業では、平地と高地で異なる2つの自然環境に触れ、自然保護の大切さを学びます。また、往復10時間程かかる縄文杉ツアーに挑みます。このような経験を通じて、厳しい自然環境を肌で知ることで、人間としても成長し、環境問題についても“我がこと”と感じる態度が育っていくものと考えています。

船方総合農場(山口県徳佐)


NPO法人環境みらい下関 賛助会員
学校法人 梅光学院 学院長 中野新治




2014年7月号

毎年「エコフェスタ」で干支の落款印を無料配布

「柘」植樹事業

当社は会員として、垢田にミニ展示コーナーを置き印章店としての環境への取り組みの紹介をさせていただいていますが、今回はその一部を紹介させていただきます。
スタンプ台・朱肉ケース・ネーム印等の扱い商品の多くは早い時期より再生樹脂使用率の高いグリーン購入法適用商品等を販売させていただいています。

又今までゴム印の持手部分は従来は樹脂や自然の「木」を使用したものが多かったのですが、樹脂は再生樹脂に又「木」は廃材や間伐材のチップを固めた「スーパーウッド」と言う環境に配慮した材料が使用されるようになりました。今までの自然な「木」と比較し安価(再利用)で変形もない(自然な木はそつたり変形します)扱いやすい商品です。 毎年行われます当会の秋の「エコフェスタ」では来年の年賀状でご使用していただける「干支の落款印」(持手に「スーパーウッド」を使用)を毎年100個無料配布させていただいています。

最近私どもが扱う印材は象牙が輸入禁止・水牛が材料不足で高騰していることもあり、木の材料では国産で昔より使用され信頼の高い「柘」が見直されて来ています。ただ「柘」の育成には30年以上掛かることや、栽培農家の減少による将来の材料確保が危ぶまれていることから、当社が加盟しています業界団体である公益法人全日本印章業協会ではこの「柘」の南九州の産地に対して、自然環境保護・整備等と共に「柘」の計画的な植材と印章の材料安定確保を目的として協力するなどの活動を行っています。

「スーパーウッド」使用の干支の落款印


NPO法人環境みらい下関 賛助会員
特急はんや有限会社  代表取締役  柴田 久


2014年6月号

地産・地消から環境改善へ

断熱材製造工場見学

下関市は、豊富な農水産物を活かした地産・地消を推進しています。下関の元気につながるとともに、輸送時の消費エネルギー削減によって地球温暖化防止にも一役買うことになりそうです。

さて、弊社が製造している人に優しくエコな断熱材「セルロースファイバー断熱材」は新聞古紙を原料としています。多くは市内にある新聞社の印刷損紙や販売店の売れ残り残紙ですが、一般家庭から回収した新聞古紙も原料として利用しています。

工場のある山口県下関市菊川町では、地域と連携して独自の古紙回収システムが運営されています。家庭から出る古紙は、個人の他、自治会や老人会などの自治団体やPTA等が回収します。

これをNPO法人の「e小日本(えこにっぽん)きくがわ」に運び込み、その対価として、町内の店舗や公共施設で利用できる「エコロ」という地域通貨が発行されるというシステムです。

新聞古紙は弊社の菊川工場で住宅用断熱材に生まれ変わり、地元或いは全国で利用頂いています。「e小日本きくがわ」ではチラシや雑誌の回収もしており、これは再生紙に生まれ変わります。このように菊川では、町民と企業が協力して古紙の地産・地消を目指して活動していますが、全国に向けてはトラック輸送に比べて「温室効果ガス」の排出が少ない鉄道輸送を積極的に利用しています。

また、古紙の運び込みの際には製造工場をご案内し、断熱材に変る瞬間を見学いただいています。特に子供たちには好評で、見て、触って、リサイクルを体験することで少しでも環境改善について興味を持って頂けたらと思っています。
地球温暖化問題を背景として低炭素社会の構築が求められている現在に於いて、地産・地消は環境改善にも貢献出来そうです。

杉間伐材で作った地域通貨「エコロ」  新聞紙から出来たセルロースファイバー断熱材


NPO法人環境みらい下関 賛助会員
株式会社デコス 断熱事業部山口工場  岡川智嘉


2014年5月号

下関駅周辺の清掃活動について

当事業所では,全社大で実施しているエネルギアグループ環境月間行事の一環として,毎年6月にJR下関駅周辺の歩道・地下道等に落ちているタバコの吸殻や空き缶などのゴミ収集活動を行っています。
また,このゴミ収集活動は,下関市環境部が主催している「しものせき美化美化(ぴかぴか)大賞参加事業」にも参加登録し,「下関ゴミゼロ運動」のゼッケンを着用して実施しています。
昨年は,6月19日,小雨の降る中,当事業所の社員とグループ会社の社員計18名が参加しました。
ゴミ収集活動に参加して感じたことは,タバコの吸殻の投げ捨てが全体をとおして目立ちましたが,その他のゴミについては場所により状況が違っておりました。
大和町から下関市民会館方面(シーモールパレス南側)の歩道は,タバコの他に車内から投げ捨てられたと思われる空き缶が多く,駅前地下道はペットボトルや食べ物の包装が多く捨てられていました。
豊前田方面の歩道はゴミが少なく,飲食店や商店の皆さまがこまめに掃除をしておられるのではないか・・という印象を受けました。
ご承知のとおり,下関市では平成20年4月に「改正下関市環境美化条例」が施行され,平成20年7月からは路上喫煙等禁止地区として,唐戸町周辺地区と当事業所の所在地である竹崎町周辺地区が指定され,路上喫煙等禁止地区内では,指定喫煙場所(ほっとぴっと)を除き屋外の公共の場所での路上喫煙が禁止されています。
「改正下関市環境美化条例」の有無に関わらず,我々一人ひとりの心がけが,下関の街を美しく住みやすい環境にしていくものだと感じております。

最後に,ゴミ収集活動をしていると,道行く人々から「ご苦労さま」とねぎらいの声を沢山かけていただき,流した汗も心地よく感じられ,とても充実した活動となりました。
今後も地域の皆さまに喜ばれる活動を続けていきたいと思います。

JR下関駅西口周辺ゴミ収集活動の様子  JR下関駅地下道ゴミ収集活動の様子


NPO法人環境みらい下関 賛助会員
中国電力株式会社 下関営業所営業課 藤井和美

2014年4月号

自然を守る 小さな里山活動



森林ボランティア団体「ふくの森の会」は2000年1月30日下関市蒲生野「森の家下関」で設立総会を開催し産声をあげ、今年で15周年を迎えました。

ふくの森の会は荒れた里山を何とかしたいとの思いで下関市内日平原の荒れた山林を借り雑木小笹等を取り除き、クヌギ・コナラ・ヤマザクラ・ケヤキ・コブシ・ヤマボウシ・ナツツバキ・イロハモミジ・マロニエ・ウワミズザクラ・カリン・イチョウ・タムシバ・ナナカマド・コバノミツバツツジ等の植樹、巌流島では平成22年 塩害・害虫に強いスーパー黒松30本を植樹、延植樹本数は3696本に達しました。

中には草刈り途中刈り取られた幼木もありましたが補植を重ね元気に育っています。冬の森の樹木は茶色の落ち葉の中で幹だけになり、まるで森が別世界のような美しい景色に見えます。

昨年11月初めて自前のクヌギで椎茸の原木を45本取り、今年3月ホダ木を作りました。ホダ木に
使えない枝は炭焼き材料として3月ドラム缶で作った炭焼き窯で炭焼きをしました。やっと小さいながら循環型の里山活動ができるようになったようです。出来た炭は参加した市民たちがそれぞれ持ち帰り家庭で利活用するそうです。



「ふくの森の会」は里山を整備もするが、市民との交流で椎茸菌打ち体験・炭焼き体験・バードウオッチング・昆虫観察会等の里山交流もしています。12月は森のお休み行事で、一年間活動した里山に感謝をするため臨時の神職禰宜さん(ふくの森の会長)が山の神・水の神・火の神・虫の神に感謝の気持ちを込め祝詞を捧げます。その日は森で餅つきをして一年間の行事の閉めをします。

活動自体はささやかでも自然環境が少しでも下関市民の皆さんのためになればと思い会員一同里山活動に頑張っています。


NPO法人環境みらい下関
理事 秋本秀雄
(森林ボランティア「ふくの森の会」)



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