NPO法人 環境みらい下関|循環型社会の形成へ市民活動を活発化させよう 


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環境コラム 

2014年3月号

環境にやさしい超小型モビリティ社会実験

環ゼロ・エミッションが叫ばれていましたが、残念ながら原発事故で最近では余り耳にしなくなっています。NPO法人環境みらい下関の設立の精神も「ゼロ・エミッション」への取組でありました。

現在、我々の生活に欠かせない自動車ではありますが、大気汚染の問題や、化石燃料の消費、道路の渋滞、騒音等マイナス面も多く抱えています。
 
そこで、弊協会も出資し事務局を担っている(株)あるかぽーとテラスにおいて環境負荷の低減や観光客の回遊性向上や渋滞の緩和、斜面地における狭隘な道路や駐車場問題、高齢者の生活の足の問題等の改善が期待されている「超小型電気自動車」の運行社会実験を下関市の委託事業として今春4月より運行の開始予定としています。

この超小型電気自動車は、大きさは軽自動車とオートバイの中間にあるツールで、生活の足としてチョイ乗りや、取り回しの良い、小さくて便利な車として開発されていますが、 許可を得た地域(区域)だけで走行でき、未だ全ての公道を自由に走ることはできません。

車両は、電動自動車・最高速度80Km・全長234cm車両重量470kg・乗車定員2名となっています。

今回の社会実験では「あるかぽーと」を拠点とし、レンタカーとして観光客の回遊性と利便性の向上、狭い道路での観光 (長府地区)や、斜面住宅地での高齢者の交通手段、公用での利用などの社会実験を行うこととしております。利用料金は、出来るだけ多くの人に体験していただくことを目的とし、出来るだけ安価にする予定としております。

私も、既にレンタカーの運行業務をしている北九州タウンモービルにて試乗体験をしてまいりました。ウイング式のドアーや車両もかっこ良く(ルノー・日産共同開発)、簡単な説明を受けた後、走りだすと皆さんの注目の的です。思ったより安定性も良くスピードも出て、他車の邪魔にもならず快適で楽しい乗り物でした。唯、サイドの窓がないため冬場は少し寒いかもしれません。特に雨の日の利用は 少し勇気が要りますね。
「あるかぽーと」スターバックスの西側を拠点として運営していきますので、是非一度体験にお越し下さい。お待ちしております。



NPO法人環境みらい下関 賛助会員
一般財団法人下関21世紀協会  専務理事・事務局長 大迫芳彦




2014年2月号

環境についてふと考える

環境ついて深く考えることもなく、ただ漠然と生きてきた私にとって「ふと考えてみる」良い機会を頂いたと感じている。

昭和30年代に生まれた私の幼少期は、戦後からの復興を果たし高度経済成長の中で国民中が豊かになっていった時期でもある。

我が家にも洗濯機が入り、テレビが備わった。家業用ではあるが軽トラックも仲間入り当時は車をお持ちでない家庭も多数あったように思う。

当時を思い出すと、私自身も朝から日が暮れるまで野山や海を駆け回り、家の中で籠っている子は殆どいなかったように思う。大人も方言まじりで高らかに話し、大笑いしていたイメージがある。 
子供であったから気づかなかったのかもしれないが、「ストレス」「うつ」「引き籠り」「癒し」などの言葉は無縁であったような気がする。

しかしながら、僅か30~40年の内に豊かさを求めすぎた結果、世は競争社会に入り人々の心は疲弊していった。

同時に産業活動も利益・拡大志向、利己主義に走りすぎた。「四日市ぜんそく」「イタイタイ病」を例に挙げるまでもなく、工場からは危険な煙や汚染水が垂れ流され、安全確認も不十分な食品が流通し、産業廃棄物・家庭ゴミは所かまわず捨てられた。

各々の環境の中で普通に生活をしていても生命さえ脅かされる危険極まりのない時代が到来した。

私の子供もそうであるが、今の子供達は「喘息」
「アトピー」「アレルギー」で悩んでいる子が非常に多い。この危険な環境の中で育った親から受け継いだ負の遺伝だと考えている。世の中が環境について無頓着であった時代の「被害者」であると感じざるを得ない。

混迷を続けた時代も終止符を打ち、「今はどうであろう」人々の倫理感は変化し、企業理念には「コンブライアンス経営」「安心・安全」「環境負荷低減」などの新しいキーワードが加わった。

もはや、企業・経済・人々の生活すべての活動において「環境」「エコ」「リサイクル」「安全」「健康」「ボランティア」などの切り口を無視した活動は存続・支持されない世の中になってきた。
街でタバコをポイ捨てしたり、所定日でない日に
ゴミ出しする人が、非常にモラルが低いと反面教師になる倫理感の高い世の中になったと感じている。

つい先日、東京の「多摩川」に天然鮎の遡上が見られたと記事があった。
又、過去「死の海」と揶揄された洞海湾に注ぐ「紫川」にも天然サケの遡上が見られ、鮎が生息するまでの水質改善が進んでいるらしい。

以前より「水」「空気」「土壌」について確実に浄化されていると感じている。過去の反省から人々の努力によって自然が少しずつ取り戻せている。

もっと環境問題に興味を持ち、次世代へ住み易い環境を残していくのが我々、大人の役割ではないだろうか。

次世代では「喘息」「アトピー」「アレルギー」など現代病が減少しているかもしれない。後は「心の疲れ」のないゆとりある世の中に変わっていくことを願いたい。



NPO法人環境みらい下関 賛助会員
株式会社下関大丸 総務 福田 哲夫



2014年1月号

イベントのごみ問題を考える

下関市の春夏秋冬を彩る様々な『祭り』。その中で今回は夏の夜の一大イベントである「関門海峡花火大会」を例に挙げ、イベントのごみ問題について考えてみたい。

多くの祭りがそうであるように、そのほとんどが企業や個人の協賛金、募金から成り立っているイベント。その中でも大きな経費負担となるのが、警備とごみ問題である。 

これに関しては多くのボランティアが、警備誘導、ごみの回収、啓発にと大活躍してくれている。

イベント会場に於けるゴミの分別回収、会場清掃の大きな転機になったのは2001年に開催された、『山口きらら博』。実施に際しては通常より経費は掛かったけれど、数多くのボランティアと啓発活動、飲食関係業者との協力により、会場内は常にゴミひとつ無い環境が保たれた。

その後の山口県内の各イベントはこのきらら博メソッドを目指したものの、地域性や会場特性により完璧な実施成功例は無い。

もちろん警備には多くのプロ、同じくゴミの回収に際してもプロでなければどうにもならない部分は多い。しかし、主催者、参加者、業者等が近い目線で開催することができれば、その形は変わっていくに違いない。

現状の海峡花火大会は、分別ごみ回収エリア(スペース)の設置、花火大会終了後に総勢100名を超す学生、市民によるボランティアの皆さんにより会場内、会場外の清掃が行われる。

花火大会終了から清掃、会場撤去作業は深夜まで続き、日付が変わることも度々。そして翌朝7時前には会場から駅にかけての路上清掃である。

早朝の路上清掃は、思いのほか清々しいものではあるけれど、植え込みに放置されたゴミを見つけるたびに参加者の胸は痛むに違いない。

海峡を彩る美しい花火。ひとつ、たったひとつのゴミを捨てない、という僅かな協力で今よりもっともっと美しい花火になる気がしませんか?

『関門海峡花火大会』は今年30周年の節目を迎えます…






NPO法人環境みらい下関 賛助会員
サンデン広告株式会社  小島 顯




2013年12月号

くらしの中の環境活動

コープやまぐちでは次世代の子どもたちに安心して暮らせる地球を残すことをめざし、環境問題を身近なくらしの中から考える活動をすすめています。

◆1 組合員とともにすすめている環境活動として

マイバッグ持参運動
一日エコチェック大作戦・・・家庭から出る二酸化炭素を減らす取り組み
家族でチャレンジする日とチャレンジする項目を決めます。例えば、家族で同じ部屋でだんらんする、使わない機器のプラグを抜く、歯磨きや手洗いの時水をこまめに止めるなど10項目の中から選び、チェックシートに結果を記入します。項目ごとに減らせるCO2の削減量を計算できるようになっています。
電気ダイエットコンクール・・・家庭の中での省エネをめざし、電気代削減にチャレンジし前年同月と比較する取り組み
環境川柳・・・川柳を通してエコについて家族で考え取り組み(大人、子どもの部門あり)


◆2 資源のリサイクル運動に参加する

宅配では牛乳パックや卵のパック、宅配チラシ
お店では牛乳パック、卵のパック、缶、発砲トレーなどを回収しています


◆3 環境に配慮した商品を利用する

水資源を守る石けん
木と森を守る、古紙(牛乳パックやオフィスペーパー)
  100%で作ったコア(芯)ノン(無い)トイレットペーパー、
燃やしても塩素系ガスなどを出さない大気を守る商品
詰め替え包装等、資源を有効利用する商品

店頭で回収運動 6月の環境月間 コープ新下関店


6月の環境月間にはコープ新下関店で、環境に配慮した商品(上記3)に組合員が考えた手書きのポップを添えて設置し、来店者にアピールしました。
限りある資源を大切に使いながらさらに、牛乳パックや古紙など、“出すだけでなく再利用された商品を利用してこそ本当のリサイクル”と言えるんです!

さぁ、11月の環境月間には一日エコチェック大作戦&電気ダイエットコンクールに家族一丸となって取り組みま~す。あなたもご一緒にいかがですか?

NPO法人環境みらい下関 賛助会員
コープやまぐち下関支部 地域組合委員会




2013年11月号

あなたでもできるEM生ゴミ処理

食欲の秋、何を食べても美味しい季節になったのではないでしょうか。 私たちが、日々出しているゴミの量は日本全体で年間約5,000万トンとも言われております。 そのうちの約3分の1が生ゴミだとも言われています。
他、人口増加に伴う食糧問題、環境汚染など、このままだと人間はもとより地球環境の悪化に拍車がかかり、住める場所がなくなるやも知れません。

そこで有機物を醗酵させる働きがのある「有用微生物群」EMを活用することで、短期間で生ゴミを良質の堆肥に変える優れものです。 一般家庭で野菜、花づくり、また農業用堆肥として広く使うことが出来ます。 また、EMを使うことで家庭で簡単に生ゴミ処理が出来ますので是非、チャレンジしてみて下さい。

EM生ゴミ堆肥の基本的な作り方

①毎日出てくる生ゴミは水切りする。 (生ゴミはなるべく小さく砕く)

②密閉できるバケツ等にその日の残渣を入れる。(中かご付で溜まった液は抜ける物)

③出た生ゴミの表面に醗酵促進剤をまんべんなく降る。

④バケツの底に残渣水分が溜まらなくなったら土に混ぜ込み、1ヶ月程度土盛り状態で放置、残渣の原型がなくなったら土ごと葉野菜等の根っこ周りに散布又は土中に埋める。






NPO法人環境みらい下関 賛助会員
興洋産業(株)バイオ事業部担当  大野哲雄




2013年10月号

日常生活の当たり前の節約が支えるエコの原点

「環境」という言葉が日々の生活の中でふんだんに飛びかっているが、残念ながら、はっきりとした定義はないという人もいる。その人は、この言葉を便宜的に定義づけて、環境…とは『人間のいるつながりです』と言う。

それでは、この便宜的な定義をお借りして、変化する環境やエコロジーの世界を少し覗いてみよう。

思えば、バブル絶頂の時期、われわれはエコロジーのエの字も出てこない生活をしていました。

バブル期の大騒ぎが一段落し、世の中の浮ついた景気が下降をたどりはじめ、日常生活に厳しさがじわじわとあらわれ始めた頃“節約”や“リサイクル”と言った言葉が動き出した。それ以後、今日までそれなりに長い間にわたって“環境”や“エコ”といった言葉の氾濫の中で過して来ました。

それで人は無理に『地球や環境にやさしくしよう』と努めていたのではないでしょうか。そのため、日々の生活に“やさしくしよう――疲れ”が出たようにも思える。

“環境”や“エコ”が人にとって特別なものと考えることではなく、われわれの日常の生活そのものだと思えばどうでしょう。つまり、主役は地球上の貴方や私なのです。

エコ生活は大変だ!

さて、水に関してこんな話があります。ヨーロッパの修道院は、進行に基づき質素に最低限必要なものだけで暮らしている中で、1人3分だけのシャワーを使っており、日本人は水を無駄使いしているという。 が、日本人には古くから湯につかる文化があります。それは生活習慣の違いであり文化の違いでもあろう。何と言っても日本の長い歴史と文化、生活の知恵があります。初めに浴槽の水を節水し、最後にはそれを洗濯や掃除更に洗車等に使うので、決して水の無駄使いでなくむしろ水の素晴らしい再利用(Reuse)だと云うべきでしょう。

また、レジ袋について考えてみても、ゴミ袋としてそれなりの使い道があり重宝しました。三角たたみもマスターし、何通りかの細工を楽しみましたが、気が付けば家中の引出は姿を変えたレジ袋で一杯になっていた。そこで方向転換、このエコロジーの時代、レジ袋を貰うことを止めれば(Refuse)ゴミの減量につながる。それが、個人としてエコ戦線への参加となる。そして今は、マイバックにとって代わられ、資源の無駄づかいの役割を降りている。これも日常生活の中から出た節約の知恵でしょう。

結局、生活と密接に係っている部分でどのように無駄を省くかが問題で、何気ない知恵を大切にし、当たり前の節約を当たり前に大事にすることでしょう。

私たちは、日常の生活の中で精一杯エコロジー的に振舞っていますが、個人が一生懸命に取り組んでいることがどれだけエコロジーに貢献し反映しているのだろうか? なかなかその姿が見えないのが残念です。

「大きなことは無理だが、小さなことをコツコツと」の気持ちを持って、エコロジーやリサイクルについて、今後も自分の身の丈のエコロジーと地球を見つめて行きたいと感じる、今日この頃。



NPO法人環境みらい下関
事務局長 堀川清治




2013年9月号

快適空間と環境

今夏、「暑さ」は日本最高記録を更新した。8月12日の四万十市の41℃という気温。

いまや誰もが地球の異常を感じているのではないだろうか。

現状では、円滑で発展的な経済活動や便利で快適な生活環境維持を求めると、環境に優しい取り組みと相反する部分が生まれる。経済も環境も私たちの暮らしもどれも大切で優劣をつけることは難しく、スッキリと解決できるだけの技術がないところから、「環境問題」と共存することが必要だと理解できる。人と環境に優しいことを身近なところから、少しずつ周囲を巻き込みながら、そして楽しみながら継続することが大切なのだろう。

そこで、弊社一押しの「光冷暖システム」をご紹介したい。光冷暖システムは、「健康・快適・清潔・エコ・省エネ」の健康冷暖システムである。遠赤外線という光エネルギーにより体感温度をコントロールして、家全体を一日中快適な空間にキープするシステムで、冷暖房器機の主流であるエアコンのように、送風によって空気を冷やしたり、暖めたりする冷暖房ではない。エアコンがもたらすさまざまな不快感を解決し、かつ環境へ配慮した画期的な特許システムである。その快適さを言葉では表すことは難しいが、まず最初に空気の違いを感じる。夏はやんわりとした冷気に覆われる森林浴を連想できる。寝苦しい夜や冬の冷たい床を忘れさせるくらいの素晴らしい光冷暖システム。

この光冷暖システムを導入したハウスは、下関では現在、長府浜浦の弊社の生活提案雑貨店「アニーのお気に入り下関店」がある。9月にはカワサキホームのモデルハウスが長府松小田にOPENする。是非一度、ご体感いただきたい。





NPO法人環境みらい下関 賛助会員
㈱カワサキコーポレーション 総務部課長 筑紫雅恵




2013年8月号

夏・「環境とエコ」の世界をのぞいてみませんか

物を大切にする意味の日本語「もったいない」と云う言葉に共感し、これを国際語にしたい・・・と生前語って頑張ってくださったケニヤのワンガリ・マータイさんには、やはり感謝・感激です。

日本人でさえ忘れつつある素晴らしい日本語を、外国の人が生き返らせてくれるって嬉しくもあるが、なんか変だなァとも思う。

此処は、四季折おり移ろいゆく美しい日本です。その素晴らしい自然や美しい言葉、はたまた、味わい深く伝統ある文化などが、「環境」の浄化や「エコ」の推進の役割を担って、無言のうちに、我々の日常生活を豊かに導いてくれている。

『NPO法人環境みらい下関』は、「もったいない」を広めよう深めようを基本に「Reduce・ Reuse ・Recycle」の三つのRを促進するため、環境問題をはじめ、ゴミの減量・リサイクル対策等について取り組んで、今年で10年を迎えました。

「ゴミ」や「環境」に係る口当たりのよい言葉が氾濫する中、われわれは、日常生活そのものを無理やり「環境やエコ」にやさしくしようとしているのではないでしょうか?

氾濫する言葉を意識することなく、“主役”である貴方の何気ない日常生活が三つの「R」に、加えて、4つ目の「R」“REFUSE”(要りません)にもつながつてくるでしょう。

2011年に起こった東日本大震災をきっかけに、「もったいない」が常識だった、そんな時代が見直されて来ているように思います。そこで、時間が許す時で結構ですが、「環境みらい館」・啓発棟の中をゆっくりと散策してみませんか。面白い「もったいない」が見えてくるはずです。

我が国で、ゴミ処理が本格的に問題にされるようになったのは、江戸時代の初期、1600年代からだそうです。その後、人口が急激に増加した江戸では、出るゴミの量も多くなり、困った幕府は、川や空地へゴミを捨てることを禁じたり、指定のゴミ埋立地を設けるなどの対策を講じた。

その時の具体的な例を少し挙げてみよう。

(1)埋め立てゴミ運搬船…(江戸の町は掘り割りが縦横に走っていました。)

(2)紙くず買い…(和紙は何回も再生することが出来るため、不要な帳簿などを買い取り古紙問屋へ売った。)

(3)紙くず拾い…(紙が貴重な時代でした。)

(4)ゴミ取り屋…(ゴミの種類によって、それを再生する方法を考え出していた。)

(5)灰買い屋…(台所のかまどの木灰は、燃やされた木の種類によって分別、藍染めや、酒つくりに使われた。それを現金で買う「灰買い」という商売があった。)

そんな風に、貴重な資源を生かすさまざまな工夫(今で言う「リサイクル活動」)が行われました。

そんな知恵と知識が、私たちの『しものせき環境みらい館』の各所にも散在しています。みなさまが、色々な話題と対話しながらこの『館』を散策してみてください。「おや!」とのひらめきがあれば、そこで立ち止まって下さい。そこから、あなたの新しい知恵やアイデアが生まれてくると思います。その知恵やアイデアを「環境みらい館」へ、こっそり教えてください。さまざまな“もったいない”の知恵をもっと一緒にふくらませることが出来たらいいですね。



NPO法人環境みらい下関
事務局長 堀川清治




2013年7月号

森は人を育てる



「何かを学ぶためには自分で体験する以上にいい方法はない」これは山口県教育委員会が推進する体験学習法のAFPY体験研修会に参加し印象に残った言葉である。
( AFPY:Adventure Friendship Program in Yamaguchi )

近年情報のデジタル化が進み、インターネットを利用すれば様々な情報を入手できる。そこには文書や写真だけでなく動画も備わっているものも増えている。とても便利な時代だ。世の中の多くの人々は、これらの情報に触れることによりあたかも体験した気になってはないだろうか。この仮想的な体験を全否定する気はまったくないが、とりわけ子どもたちには実体験を勧めたい。

我々が運営する出会いの森には、年数回子どもたちの団体が訪れる。季節に応じた活動メニューは存在するが、基本は自然とたわむれ五感をフル稼働させ多彩な遊びを展開する。水辺の生き物に興味を示す子、森の昆虫に夢中な子、木登りやロープを使ったアドベンチャーが好きな子と様々だ。森には自然の教材が沢山あり、好奇心旺盛な子どもたちを遊ばせてくれている。この遊びの中で興味を持った事が学びのヒントとなり、森で活動することで自ら学ぶ力を育んでいる。

また、野外教育に関する講演で、野外教育の特長や期待される効果の説明の中に、とても興味深い一文があった。「子どもの頃の体験/経験の数が将来の職業選択の幅を広げ、結果年収に比例する傾向にある」との米国での統計結果があるそうだ。この話を聞いてなるほどと思った。

出会いの森ファンクラブは、子どもたちが自然とたわむれる森の環境維持と、環境みらい下関で年2回のエコフェスタにおける小枝クラフト教室の実施を通じて、出会いと体験と学びのチャンスを届ける団体として活動していきたい。


NPO法人環境みらい下関
理事 大西知己
(出会いの森ファンクラブ)




2013年5月号

鳥獣害対策について



私の住む菊川町において最近の10~20年間で急激に環境変化した問題がある。鳥獣被害の多発である。以前は山間部における猪の被害は聞いていたが、最近の被害急増の獣は鹿である。昭和30年代の植林や雑木伐採等の山林作業を頻繁にしていた頃に鹿を見ることは殆どなかったが、今は山林で見掛けることは勿論、平野部に頻繁に出没している。私の住む地域では毎夜数頭が出没しており、最近は日中でも時々見掛ける状況となった。出没ルートは決まっているためか、通過ルートの田畑には径が出来ている。

直接的な被害は稲、野菜、飼料作物、樹木の新芽、若葉類を食べ踏み荒らし生産量が減少することであるが、被害を受けた生産者の意欲を削ぐことが最大の問題である。車と衝突し修理をすることとなった話も頻繁に聞いている。

鹿、猪の一般的な対策は、「狩猟、わな捕獲等による個体数の減少」と「防護柵等による進入防御」である。進入防御手段では、山際の金網フェンス設置、田畑周囲の電気柵設置等を行っている。

私の所属自治会も、獣害防止柵設置は柵材料費用の行政援助があること、また田畑周囲の柵設置は農作業に邪魔になることから、山際の金網フェンス設置事業を市役所に申請し、認可を頂き設置をした。設置作業は、設置ルートの伐採、及びフェンス設置等を実施したが、相当な日数、稼働を要し、自治会会員の協力を得て完了した。

設置した場所からの出没はなくなった様であるが、設置ルートより外側からの出没は止まっていない。鹿の行動範囲は思ったより広く、防衛したつもりの田畑も廻り込んで再来し効果は薄い。フェンスの更なる延長拡大が必要であるが、単独自治会を超えた連携や町全体としての連携が必要である。

山林の害も重傷である。戦後植林し、長年手入れしてきた杉、檜の優良木が、鹿の「角擦り傷」や「樹皮剥」被害を受け、木材としての商品価値がなくなる事象であるが、搬出が容易な林道沿いの樹木は殆ど被害を受けている。真っ直ぐで良い木が被害を受けている。樹木の成長は時間を要し、世代を越えて育てたものだけに、被害を受けた生産者の落胆は大きい。

一般的な対策は、「木の下部に防護物を巻き付け」及び「防護柵による山林エリアの囲い込み」であるが、経費と稼働を要しなかなか進まないのが現状である。

最近は割合頻繁に掲載される鳥獣害防止の記事に目を通し、優良対策はないかと切抜きをしている。全国の鳥獣被害額は農作物で年間約200億円程度あり、同程度の対策費が使われているが、自然界において何らかのバランスが崩れると大きな問題となり、その対策に膨大な稼働と予算を投ずることとなる。対策が進展し、田舎の過疎化要因にならないように願っている。


NPO法人環境みらい下関
理事 藤島俊博




2013年6月号

山陰の恵まれた自然を大いに満喫



水産大学校に赴任して下関に住み、はや20数年がたちました。それまで住んだ関東地方との大きな違いは何といってもすばらしい自然環境でしょう。4月に東京から赴任された方が「下関の空気はおいしい」といっていました。確かに街のわりに下関の空気はおいしい。私はこのおいしい空気は森の木々が作ってくれていると思っています。大学院生時代に研究の拠点としていた、三浦半島の実験所はうっそうとした森の中に有り、東京とは全く異なるおいしい空気を感じました。美しい山と森が眼前にせまり、そして手の届くような所に海もある。このような恵まれた環境はそうあるものではありません。

この海と山が近くにある環境は空気だけでなく、様々な癒やしを私たちに与えてくれます。怠惰な私ですが、ちょっぴりのエコとして、通勤は山陰線を使用し、ちょっとだけCO2を節約しています。この短い通勤時間、もっぱら海と山が交互に表れる車窓を眺めて過ごします。今からの季節は沿線にキジの夫婦を良く見かけます。さほど珍しくはありませんが、やはり縁起のいい鳥、出会うと朝から幸せな気分になれます。吉見駅手前の西田川には3月にシロウオが遡上し、時折、青い宝石、カワセミも魚を獲っています。この巻がでる頃にはゲンジボタルが舞っていることでしょう。みなさんも下関の自然を見直してみませんか。



NPO法人環境みらい下関
理事 今井千文
(独立行政法人水産大学校教授)




2013年5月号

鳥獣害対策について



私の住む菊川町において最近の10~20年間で急激に環境変化した問題がある。鳥獣被害の多発である。以前は山間部における猪の被害は聞いていたが、最近の被害急増の獣は鹿である。昭和30年代の植林や雑木伐採等の山林作業を頻繁にしていた頃に鹿を見ることは殆どなかったが、今は山林で見掛けることは勿論、平野部に頻繁に出没している。私の住む地域では毎夜数頭が出没しており、最近は日中でも時々見掛ける状況となった。出没ルートは決まっているためか、通過ルートの田畑には径が出来ている。

直接的な被害は稲、野菜、飼料作物、樹木の新芽、若葉類を食べ踏み荒らし生産量が減少することであるが、被害を受けた生産者の意欲を削ぐことが最大の問題である。車と衝突し修理をすることとなった話も頻繁に聞いている。

鹿、猪の一般的な対策は、「狩猟、わな捕獲等による個体数の減少」と「防護柵等による進入防御」である。進入防御手段では、山際の金網フェンス設置、田畑周囲の電気柵設置等を行っている。

私の所属自治会も、獣害防止柵設置は柵材料費用の行政援助があること、また田畑周囲の柵設置は農作業に邪魔になることから、山際の金網フェンス設置事業を市役所に申請し、認可を頂き設置をした。設置作業は、設置ルートの伐採、及びフェンス設置等を実施したが、相当な日数、稼働を要し、自治会会員の協力を得て完了した。

設置した場所からの出没はなくなった様であるが、設置ルートより外側からの出没は止まっていない。鹿の行動範囲は思ったより広く、防衛したつもりの田畑も廻り込んで再来し効果は薄い。フェンスの更なる延長拡大が必要であるが、単独自治会を超えた連携や町全体としての連携が必要である。

山林の害も重傷である。戦後植林し、長年手入れしてきた杉、檜の優良木が、鹿の「角擦り傷」や「樹皮剥」被害を受け、木材としての商品価値がなくなる事象であるが、搬出が容易な林道沿いの樹木は殆ど被害を受けている。真っ直ぐで良い木が被害を受けている。樹木の成長は時間を要し、世代を越えて育てたものだけに、被害を受けた生産者の落胆は大きい。

一般的な対策は、「木の下部に防護物を巻き付け」及び「防護柵による山林エリアの囲い込み」であるが、経費と稼働を要しなかなか進まないのが現状である。

最近は割合頻繁に掲載される鳥獣害防止の記事に目を通し、優良対策はないかと切抜きをしている。全国の鳥獣被害額は農作物で年間約200億円程度あり、同程度の対策費が使われているが、自然界において何らかのバランスが崩れると大きな問題となり、その対策に膨大な稼働と予算を投ずることとなる。対策が進展し、田舎の過疎化要因にならないように願っている。


NPO法人環境みらい下関
理事 藤島俊博




2013年4月号

里山活動に参加して



ここ最近各種メディアの報道等で「環境保全」とか私たちは「自然に生かされている」とか言われています。
しかし自然環境保護等で言われているほど、言うことと実行面で無関心な人が多いように思われます。
私は、森林ボランティア「ふくの森の会」に参加することで、少しでも自然環境活動に寄与できると思い会に参加しました。

「ふくの森の会」目標及び理念
里山の保全活動をとおして「山に活力を!」「自然に活力を!」取り戻して、我々や子供たちが生きてゆく空間を豊かにするものです。

活動場所は下関市内日平原(内日ダム湖畔山林2.15ヘクタール)を活動基地として里山活動しています。設立は2000年1月で13年目に入ります。当初山は竹藪と雑木で人間が入る余地がないほど荒れていました。この荒れた山を会員と・市民等の力を借りて「延本数3,469本」の落葉紅葉樹(クヌギ等)を植樹しました。これらの樹木は鹿・イノシシ等の食害で全て育ったわけではありませんが、今では山は立派な里山風になりました。この変わった里山が山にすむ野鳥・獣・昆虫たちの安心できる生活の場にも提供することができるようになりました。

また山に降った雨水は落ち葉・腐葉土に溜り、徐々に養分の多い水となり川に流れて川に住む魚・微生物を元気にする元になります。

また海に流れた水も海に住む魚介類を元気にするカンフル剤になり自然界の食物連鎖を活発化して、我々生活環境の改善にも役立っているように思います。

私たちの力は小さくとも、生活する人たちが草木1本でもゴミ一つでも一粒でも環境美化に役立つ努力をすれば必ず山は町は見違えるようなり美しい桃源郷が戻ってくると思います。

私は美しい光景を夢見ながら里山活動に努力しています。




NPO法人環境みらい下関
理事 秋本秀雄
(森林ボランティア「ふくの森の会」)




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